最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,520

競馬の楽しみ方~騎手編 (福永祐一、JRA調教師試験で合格) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 福永祐一、JRA調教師試験で合格

    華麗なる転身、福永祐一

    先日、JRA調教師試験合格発表があった。
    その合格者の名前に『福永祐一』の文字があった。

    そう、ここまで通算2500勝以上を挙げている文字通りの名ジョッキー、福永祐一である。

    福永祐一
    ▲ 福永祐一騎手


    福永祐一騎手は今年46歳武豊騎手が53歳の今もなお一戦で活躍していることを考えると、まだまだやれる年齢ではあるのだが、このタイミングでのJRA調教師試験の受験を決意した。
     
    福永祐一騎手の父は『天才ジョッキー』と呼ばれた福永洋一だが、その父は落馬によるケガでジョッキーを引退そし、ホースマンとして志半ばで退かなければならなかったその父の意志を継ぐ、という想いは強いのだろう。

    まだ2月まで騎手としての生活は残っているが、無事に鞭を置くことは、何より幸せなことだ。
     


    定年調教師の後釜

    また偶然ではあるが、ここ数年で栗東の名トレーナー達が相次いで定年を迎えるということも背景にある

    年明けの2023年2月には橋田満調教師。その翌年は安田隆行調教師、翌々年は音無秀孝調教師と、福永騎手自身とも所縁のある厩舎が解散となるだけに、その後釜は当然ながら必要になってくる
     
    社台・ノーザングループはもちろん、クラシック3冠を達成したコントレイルを持つノースヒルズや、『アドマイヤ』の近藤利一(現在は妻・近藤英子)など、若い頃から福永騎手も騎乗している大手グループや大物馬主らとのコネクションある厩舎などここからの引継ぎが大いに想定できるだけに、まだ始まってもいない段階ではあるが、オーナーまわりはそれなりにすでに期待がかかっているところは多分にある。



    福永騎手のラストレースはどこになる?

    そんな福永騎手だが、ジョッキーとしてのラストレースが日本…ではなく、海外で終える可能性が高くなった

    12月11日のカペラSで騎乗し勝利したリメイクが、2月25日のサウジアラビアで行われるリヤドダートスプリント(GⅡ)への参戦を表明した。リメイクを所有するのは、先ほども挙げたノースヒルズの代表・前田幸治氏だ。
    父ラニ、母サリエルという生粋のノースヒルズ血統馬で、最後の花道を海外で飾ろうという計画だ。

    過去にジョッキーの引退を海外で迎える日本人ジョッキーはいない
    古くからの風習?としては、日本のファンに暖かく見送られて…というのが普通だけに、実現すれば異例の出来事となるだろう。
     
    このレース、昨年も日本馬のダンシングプリンス(後にJpnⅠ・JBCスプリントを制覇)が優勝したゲンの良い大会ではある。
    正直なところリメイクとしてもステップアップの一戦となるだけに、福永騎手のため…というよりも、馬自身の結果を求めた海外遠征となることは間違いない。
     
    そんな一戦で結果を残し、自身のラストキャリアに花を添えることができるのか。非常に楽しみである。


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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?