競馬の楽しみ方~女性騎手編 (2021年、全国の女性ジョッキーの近況は?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
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2021年、全国の女性ジョッキーの近況は?
地方競馬所属の女性ジョッキーが続々と記録達成
中央競馬ではかなり「菜々子フィーバー」が少し落ち着き始めているが、地方競馬に目をやると各地で女性ジョッキーが様々な記録を達成している。宮下瞳 騎手
まずは愛知競馬から。
「全国の女性騎手まとめ」でも紹介した宮下瞳騎手が、日本の女性ジョッキーとして初となる通算1000勝を達成した。
2011年、出産を機に一度は引退を決めたものの、家族の後押しもあり2016年に復帰した宮下瞳ジョッキー。
約5年の空白がありながらも、デビュー26年目で大記録達成となった。佐々木世麗 騎手
そしてもう1人は新人ジョッキーで、今年、兵庫競馬でデビューした佐々木世麗騎手(セレイ)が、新人女性騎手の年間最多勝記録を更新中だ。
従来の記録は元愛知競馬所属の山本茜騎手の66勝だったのだが、佐々木世麗騎手は2021年11月21日時点で71勝、デビューから7ヶ月少々でこの記録だから、3月までにどこまで記録を伸ばすのか注目が集まっている。
このままいけば100勝という数字も見えてくるだけに、そうなればより全国区になることは間違いない。
兵庫競馬としても『アイドルジョッキー』の誕生は非常に喜ばしいところだろう。
そんな地方競馬で活躍する女性ジョッキーだが、今年2021年は10年ぶりに「LJSレディスジョッキーズシリーズ」の開催をしており、11月23日の盛岡競馬、11月27日の高知競馬、2月18日の名古屋競馬の3競馬場で、女性ジョッキーだけの企画レースが実施されている。
上記紹介した2名のジョッキー以外にも、各地で活躍している女性ジョッキーがいるので注目だ。JRA所属の女性ジョッキーの近況
地方競馬については前章で書いた通りだが、では2021年11月JRA中央競馬の女性ジョッキーはどうだろう。
ジョッキー全体の母数の違い、かつそれに対して勝ち負けできる馬への騎乗数が圧倒的に異なるということを考えると、JRAで勝ち星を積み重ねるのは、地方競馬に比べて大変なことであるのは確か。(注意したいのは地方競馬が楽に勝てる、という意味ではない)
そんな中でコチラでは3人の女性ジョッキーはそれぞれ今も頑張っている。藤田菜々子 騎手
元祖アイドルジョッキーの藤田菜々子騎手は、一昨年43勝、昨年35勝という好成績を挙げているが、今年はと言うと、年始は順調だったのが最近では月1〜2勝ペースしか無くて、ここまででで14勝止まり。
さらに現在は10月17日に落馬して鎖骨を骨折して休養中だ。(昨年も落馬した)
なんとか年内に復帰できそうとのことで、しっかり治して元気な姿を見せて欲しい。
藤田菜々子騎手の勝ち星がこうも挙げられなくなったのは以前の競馬コラムにも書いたように通算100勝を超え減量の恩恵も少なくなった(女性ジョッキーとしての2キロ減のみ)ことで、極端に勝てなくなったのだ。
男性ジョッキー同様に減量がなくなってからが本当の勝負どころなのだが、これでは「減量の恩恵」の多い他の若手ジョッキーに騎乗依頼が行ってしまうのも少なくない。
今後はより一層技術を磨き、「名前だけ」に頼らないようにしなければならないだろう。
ただ一方で、業界としては客引きパンダとして「アイドルジョッキー」の存在は常に居て欲しいもので、藤田菜々子ジョッキーにはこれからも頑張って欲しいのは明らかだ。
とはいえ、技術の上がらないジョッキーを「客寄せ」だけで乗せ続ける優しい馬主もそういない(笑)。
今年は仕方ないとしても、来年あたりは本当の意味での勝負どころがやってくると思われる。
トレセンからそういった声も少なくはないようだ。古川奈穂 騎手
古川奈穂騎手も4月に落馬して骨折していた。
約5ヶ月の休養を経て10月から復帰したのだが、それからなかなか勝ち星を挙げられなかったのだが、11月21日に復帰後初勝利となる7勝目をマーク。
そんな休養期間もあったのだが、名門・矢作厩舎に所属し、比較的質の良い騎乗馬を揃えてもらっている状況であるのに、ここまでで7勝というのはやや期待を下回っているといえるだろう。
関係者まわりの評価も「まだまだだね…」という厳しい声が出てるそう。
…まぁ新人ジョッキーに過度な期待をかけること自体が間違っている気もするが、昨今のメディアはどうしてもこういった部分を過剰に取り上げる傾向があるので、当人としても余計に辛いところはあるだろう。
名門厩舎で勉強しているだけにまだ伸びるし、伸ばせる余地は十分に残していると思う。永島まなみ 騎手
永島まなみ騎手は3人の女性ジョッキーの仲では一番地味な立ち位置かもしれない。
ただ、ここまで大きなトラブルなくコンスタントに騎乗し続けて7勝をマーク。
とくに秋に入ってからは6番人気、11番人気で勝利。12番人気で3着など、高配当馬券を演出するシーンが注目される。
前2名に比べて騎乗馬の質にに恵まれていない中でこの成績は、ある種一番評価してもいいのではないだろうか。
ここまでの騎乗数241回は同期の男性ジョッキーともそん色ない数字だし、穴党のファンに「永島まなみ騎手」はおススメだ(笑)
永島まなみ騎手の父は兵庫競馬の元ジョッキー・永島太郎(現調教師)でもあるだけに、血筋はしっかりしている。
彼女もレベルアップとキッカケひとつで、より良い騎乗馬が集まってくるし、長く現役を続けていけるだけのポテンシャルはあると思われる。
「競馬の騎手」は決してタレント業ではないので、いくらメディアやマスコミが持ち上げても、最後に必要とされるのは実力のある者だけだ。
決して楽な世界ではないことは私が言うまでもないが、一方でビッグレースでトップジョッキーに混ざって勝ち負けするシーンもイチ競馬ファンとして見たいもの。
3人で切磋琢磨していって欲しい。
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10/13に提供された「アディショナルタイム」というコースでは、京都12Rで469.5倍の高配当を的中させた。今回も18点という少ない点数で狙い、推奨単価はリスクを抑えた600円となっていたので、28万 1700円の払い戻しとなった。
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