競馬コラム~騎手編 (武豊騎手、函館リーディング獲得ならずも見事なパフォーマンスを披露) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
-
武豊騎手、函館リーディング獲得ならずも見事なパフォーマンスを披露
函館競馬の熱戦が終了
先週、6週間に渡って行われた函館開催が終了した。
以前は7月いっぱいまで開催していたが、近年のローカル競馬場開催の規模縮小により、最近はやや物足りない感があるまま札幌開催に突入している。そんな函館開催だが、今年の函館開催は、レジェンド・武豊騎手のリーディング争いで一際注目を集めた。
▲ 武豊騎手 ここ最近、夏競馬は北海道を拠点にしている武豊騎手だが、従来は関西や小倉を中心にスポットで北海道や新潟に参戦するのが基本的なスタイルだった。そのため、北海道シリーズでのリーディング争いはこれまで縁遠いものだった。
しかし、今年は開幕週から勝ち星を重ね、最終日まで首位を走る横山武史騎手と接戦を繰り広げた。
もし今年、武豊騎手が函館リーディングを獲得していたらデビュー以来初の記録達成ではあったのだが、残念ながら横山武史騎手も最後まで譲らず戴冠とはならなかった。
この域に達すると「初」の記録が少なくなる武豊騎手だけに、この函館リーディング獲得のチャンスはファンや関係者から大きな注目を浴びていた。2024年 函館競馬リーディング
1位 横山武史騎手(13-14-14-50 (91))
2位 佐々木大輔騎手(12-11-17-77 (117))
3位 武豊騎手(12-9-8-36 (65))
-
武豊騎手の戦略と今後の展望
敗れはしたものの、その内容は非常に濃い。
1日に10鞍以上を次々と乗りこなす若手ジョッキーに対し、武豊騎手は自身のペースを守りつつ少数精鋭でしっかり結果を出した。勝率18%、連対率32%、3連対率44%という数字が示す通り、この夏の武豊騎手は馬券的にも信頼度と期待度が非常に高かった。
武豊騎手は今後も札幌を中心に騎乗を続ける予定で、函館での1位、2位のジョッキーは変わらず騎乗数でしてくるだろう。
夏休み明けのルメール騎手も定期的に札幌へ参戦する予定があり、競争はさらに厳しくなるかもしれない。それでもこの調子をキープし、札幌でのリーディング獲得を目指してほしい。
昨年、騎手になって初めて札幌開催にフル参戦し、リーディング2位(1位は横山武史騎手)だっただけに、今年の函館での雪辱も含めて奮起してくれるに違いない。
関連コラム
- 相次ぐジョッキーの不祥事と、問われるモラル (2024/08/15)
- 武豊騎手、函館リーディング獲得ならずも見事なパフォーマンスを披露 (2024/07/17)
- 戸崎圭太騎手、悲願のダービージョッキーへ10度目の挑戦 (2024/05/23)
- 落馬は死と隣り合わせ。ジョッキーという職業の過酷さを改めて知る (2024/04/18)
- 藤岡佑介ジョッキーが今年はひと味違う? (2024/03/28)
- 出稼ぎ外人ジョッキー達の続報 (2024/02/22)
- 情けない来日ジョッキーたちの戦績? (2024/01/11)
- 川田VSルメール、リーディングジョッキー争いに終止符か? (2023/12/07)
- 失速の2人(佐々木大輔騎手・藤岡佑介騎手) (2023/08/24)
- 川田騎手とルメール騎手のリーディング争いの動向 (2023/08/09)
- デビュー2年の佐々木大輔騎手が開催リーディング獲得 (2023/07/21)
- 6名が騎乗停止になった今、チャンスを掴めそうな2人に注目? (2023/05/18)
- スランプなジョッキー達 (2023/02/08)
- 川田将雅騎手とマイネル軍団のコンビ結成? (2023/01/25)
- 2023年注目すべきジョッキーは誰か? (2023/01/12)
- 福永祐一、JRA調教師試験で合格 (2022/12/14)
- 川田将雅騎手、陽性診断でよもやの試練 (2022/12/08)
- 非情なジョッキー事情 (2022/11/10)
- 新人ヤングジョッキーズシリーズの戦いが面白い。 (2022/09/08)
- ルメール、休み明けの代償? (2022/08/25)
- 「ワールドオールスタージョッキーズ」と外国人騎手 (2022/08/11)
- ルメール不在で、今年の夏は名を売る絶好の機会 (2022/07/07)
- C・ルメール騎手も実はスランプ? (2022/04/21)
- 春GI、波乱の立役者〜横山武史騎手 (2022/04/14)
- 岩田康誠騎手、勝負師だからこその、発言。 (2022/03/23)
- 次世代ジョッキーの活躍 (2022/03/17)
- 強烈なデビューを果たした、角田大河騎手 (2022/03/10)
- 3桁目前の岩田望来騎手。名門厩舎の宿命 (2022/02/03)
- 冬競馬の楽しみ方?(ルメールが目覚めるまでに…) (2022/01/13)
- 2021年、話題をさらった横山武史騎手、2022年も「タケシ」の年になるか。 (2022/01/06)
- 松岡正海騎手、落馬からの待望の復帰 (2021/11/04)
- 木村調教師vs大塚海渡騎手のパワハラ裁判の行方 (2021/10/28)
- 2021年秋競馬に向け、夏競馬のおさらい (2021/09/09)
- 三浦皇成騎手、JRA史上最速記録達成。 (2021/08/26)
- 中央・地方のベテラン騎手〜若手騎手を見てみよう (2021/08/12)
- 武豊騎手の今後の動向は? (2021/07/07)
- 勝利同然のダービー2着、横山武史騎手に注目 (2021/06/02)
- 新人3人の妙味期間は、あと少し。 (2021/05/19)
- M.デムーロ、男児出産?復活の兆し (2021/05/12)
- 吉田隼人騎手の完全ブレイクの大きな予感? (2021/04/21)
- 新人騎手の勢いに、影が薄くなってく藤田菜七子 (2021/03/17)
- 新人騎手大攻勢に藤田菜七子危うし。 (2021/03/10)
- 今度こそデムーロ救済となるか? (2020/11/12)
- 今だからこそ未来に備え、するべき若手の育成 (2020/09/16)
- 夏競馬が終わり、社台勢はどう狙う? (2020/09/11)
- 武豊、スポーツ功労者賞受賞と、親子3代ダービー制覇の夢 (2020/07/29)
- 逆輸入ジョッキー、藤井勘一郎が本領発揮? (2020/07/23)
- 息子覚醒、横山武史騎手が初重賞制覇 (2020/04/29)
- M.デムーロいよいよ本格的にピンチ (2019/08/23)
- デムーロ、負のスパイラルにハマる (2019/06/19)
- D.レーン騎手、25歳の台風の目 (2019/05/15)
- 岩田「令和」初の天皇賞制覇なるか? (2019/04/23)
- 今年の新人騎手はチョット… (2019/03/05)
- ビュイック騎手の判断力 (2018/11/27)
- 何処まで続く?ルメール・ファースト (2018/10/30)
- 祝・武豊4000勝! (2018/10/03)
- モレイラ騎手JRA騎手試験 (2018/07/31)
- 騎手の体重ネタ (2018/05/02)
- 日本人ジョッキーに足りないもの (2018/02/13)
- ジャパンカップ展望と、外人騎手との違い (2017/11/21)
- 藤田伸二の「不合格」 (2017/09/26)
- 船橋に現れた、天才(?)中野省吾 (2017/08/28)
- 乱れ飛んだ、ご祝儀馬 (2017/08/15)
- 初重賞制覇 木幡巧也の知られざる性格 (2017/08/08)
- 三浦皇成騎手が復帰 (2017/07/18)
- 2017、岩田の馬券買えます。 (2017/05/09)
- 2017 3月の事件山盛り〜③ (2017/03/27)
- 悩める岩田の運命を変える超新星、ファンディーナ。 (2017/03/16)
- 藤田七菜子の最近は? (2016/08/12)
- どうした岩田康誠騎手!? 元NMB48の島田玲奈カフェ? (2016/04/23)
11/3には、午後情報メールのリンクから誰でも参加が可能な、わずか20pt予想(2000円)で参加できる低額コースで福島10Rにて、1426.2倍、422.1倍、48.0倍の、全3券種的中をした。
仮に500円で全券種を買ってたら、今回は2000円予想で、合計94万 8150円の配当となった。(誰でも参加可能な2,000円コースなので、参加者は多かっただろう!)
数年前には1000円予想の3237.5倍他全2券種的中といい、すごい。…因みに過去最強は、1000円予想で当てた6479.2倍だ(コレ)。