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競馬コラム~騎手編 (吉田隼人騎手の完全ブレイクの大きな予感?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 吉田隼人騎手の完全ブレイクの大きな予感?

    吉田隼人騎手とソダシの名コンビ

    桜花賞ではソダシ吉田隼人騎手騎乗で勝利した。
    このまま無事にいけば無敗の三冠も夢ではなさそうコンビである。

    …ただ、一頭の馬に巡り合ったからと言って「大ブレイクの予感」と言うには安易な感じもするので、今回の競馬コラムでは私がここ数年「吉田隼人」を見てて、ようやく彼の努力が身を結びつつあるのを感じる「理由」について書いてみよう。
    吉田隼人騎手とソダシ
     


    田辺裕信騎手に印象が被る吉田隼人騎手

    吉田隼人騎手のブレイクを予感するその「理由」としては、吉田隼人騎手は現在関東リーディング3位なのだが、毎年関東ベスト5をキープし、重賞もG1もコンスタントに騎乗して勝っているいる田辺裕信騎手と印象が被るのだ(コパノリッキー、ロゴタイプなど)

    田辺裕信騎手もここまで来るには泣かず飛ばずの時代が長かったがブレイクのきっかけとなったのは小倉だった。

    当時、これといった実績もなかった田辺騎手は3場開催で小倉開催が含まれれば意識的に小倉に回り精力的に攻め馬も手伝ったりして前向きに挑んでいた。

    小倉といえば関西馬だ。
    西高東低」と言われ続けて何年も経ち、少しは改善された部分もあったが、それでも数字を見ればいまだに関西馬の方が毎年勝ち星が多いのは明らかだ。

    それと地の利だ。
    関西馬は直接輸送ができるが関東馬は基本的には滞在しか選択肢がないため、これでは関西馬が有利となるのは自明の理であるのだ。


    …「馬」はそうなるが、しかし騎手は違う。
    積極的にローカルを回り、関西馬の調教を手伝ったりして顔を売ればその技術も認められる。
    これを実際に実行したのが田辺裕信騎手だった。

    田辺騎手の努力は元調教師でベガやアドマイヤドンなどのG1馬(11頭)を送り出した元調教師の松田博資の目に止まったのだ。

    その後、松田氏は田辺裕信騎手を積極的に自厩舎の馬に乗せ始め、その技術を見た他の調教師からも田辺騎手のもとに質の良い関西馬が集まり出し、その努力が報われて今の地位に至ったというわけだ。



    吉田隼人騎手のブレイクを予感する理由

    前章で書いた田辺裕信騎手の道のりを踏襲したのが吉田隼人騎手。

    昨年あたりから積極的にローカルを回り関西の調教師の信頼を得て昨年ソダシと出会い、無敗の三冠馬へと導いた。
    元々腕はある騎手だったのだがいい馬が回ってこなかっただけの話で、質の良い馬が回り始めたら格段に勝利数も上がってきたのだ。

    今年の一回小倉もダントツのリーディング。そしてソダシで5連勝で桜花賞制覇。先週の皐月賞でも人気薄のステラヴェローチェを3着に持ってくる好騎乗。

    そもそも昨年までは皐月賞当日に中山にいることさえ無かった吉田隼人騎手の戦略は、ここにきて実を結びつつあるようだ。
    ソダシに加えてステラヴェローチェ、管理するのは同じ須貝調教師であるが他の関西の調教師もこれを見て間違いなく便乗してくるのは田辺騎手の例を見ても明らかだろう。

    ならばこれからどんどん質の良い関西馬が吉田隼人騎手に集まってくるのではないだろうか。



    関東の中堅騎手にとってのステップ

    他に横山和生騎手なども今年の小倉開催に備えて栗東に滞在し、関西馬の調教を手伝い、そのまま小倉に一緒に行って信頼を得つつあるようだ。

    関東の騎手にとって中堅騎手から脱皮するには関西の調教師からの信頼を得ることがいかに効果的なのかは先人の田辺騎手が証明しており、今後、同様なステップを踏む騎手が増えてくるのではないかと思う。


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▲ 万馬券マスターズの無料予想(2024/10/12)

結果:2-6-5

このレースでは頭数が少なかったため、点数を絞らざるを得ないレースではあったが、結果的に軸馬が飛び相手馬3頭で決まるという頭の痛い決着となった。そもそも、なぜ3マテンロウサンを本命に選んだのかが疑問である


メンバー中未勝利、もしくは新馬を勝ったばかりの馬が6頭中3頭もおり、未勝利馬2頭は当然除外すべき存在だったが、残りは1勝馬のみ。特に、OP競走を経験したのは3マテンロウサンと5ワンモアスマイルの2頭だけだったことから、本命馬はこの二択に絞られた。しかし結果的には、選択が間違ってしまった
では何故5ワンモアスマイルを本命に出来なかったのか?

ワンモアスマイルの前走3着は5頭立てという少頭数のレースで、そこまで評価できる内容ではなかったものの、4着馬とは5馬身差があり、そこまで酷いものではない。また、今回は叩き2戦目で、OP競走を経験してからの変わり身を期待できる状況だった。


一方で、本命3マテンロウサンは、札幌2歳ステークス6着以来の競馬で、内容も先行してずるずると下がり勝ち馬から1秒以上離されている。中央開催や休み明けという厳しい条件下では、ガラリと変わることを期待するのは無理があったと言えるだろう。

万馬券マスターズが提供したレース


さらに、今回の買い目は一頭軸流しの3点だったが、仮にボックスと購入したとしても4点。4点でも結果的にはプラスになっていたレース。

前述したように、6頭中2頭が未勝利馬なら4頭を熟考すればよかったのだが、、能力比較のむずかしい4頭と考えれば、BOX購入を考慮してもよかったと感じさせられた組み立てであった。