最終更新日:2024年04月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,559

競馬コラム~騎手編 (船橋に現れた、天才(?)中野省吾) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

みなさん、コンチワw

先週は札幌WAJS (ワールドオールスタージョッキーズ2017)が行われた。

このシリーズの開催にあたり様々なトピックがあったが、やはり注目のトピックは地方枠から参戦した船橋所属中野省吾騎手ではないだろーか。
画像をクリックするとポップアップで表示 


まず驚かされたのが、
このシリーズの選考レース4戦1、2、1、1着という異次元の成績を残して地方代表に選ばれたこと。

過去に大井の鉄人的場文雄騎手が、予選の1、2戦目を二桁着順で終え、3、4戦目をピンピン(両方1着の意)で決めて出場権を獲得した時もかなり驚いたが、今回の中野騎手の予選成績は前代未聞とも言える。

そして、予選の結果についての感想をインタビューで聞かれた際の中野騎手の返答がまたとんでもなくって、僕の覚醒している時は誰にも負けないと思うんです」と答えたそうw


更に、WAJS(ワールドオールスタージョッキーズ2017)が行われる札幌競馬場の印象について聞かれた際には「むしろ、教えてください」と答えたんだとか。
実際、中野騎手は実戦で芝コースで騎乗したのはたったの3回しかない。

「モレイラ、デムーロ、ルメールを、むこうに回して戦うことについては?」という質問に対しては、
負ける気はしません。自信はあります。」とのこと。
若干25歳の若武者で、このビッグマウスっぷりはいーねぇーw
結果だしてるからな。自分を自分の言動で追い込んで、自分を底上げするタイプか。


今回のシリーズ参戦にあたり、様々なメディアで彼の言動が取り上げられており、個人的には笑いが止まらないほど楽しく読んでいるんだが、1つ、気づいた人いるかな?…「もしかしたら?」と思わせる受け答えがあったw

その内容とは、
僕はメディアでは絶対に感謝の言葉を口にしないです。
それこそ、『関係者の皆様ありがとうございます』みたいなことは言いません。
そこは日本人なので、わざわざ言葉にして伝えなくても日本は察する文化ですから。
日本人らしく生きてきたからですかね。
あえてメディアでは言わないのですが、本当に周りのおかげだというのはわかっています。
もちろん、日々感謝の思いは思ったままそのままに伝えていますよ
」という内容。
注)「競馬ラボ」より抜粋引用


これを読んで、あるスーパースターの記者会見を思い出した。
その会見というのは「野球」のイチローがマーリンズに移籍した際、

「これからも皆さん応援よろしくお願いします・・・・とは僕は言いません。皆さんが応援したくなるような選手であることを目指していますので」
と語っていたのを超鮮明に覚えている。

なんとなく、ニュアンスが似ているような気がするが、気のせいか?

諸々、これから騎手生活の中で中野騎手の評価は付いてくると思うが、既に天才(?)の萌芽をこの時点で今回の出来事を覚えておくと、今後が楽しい。
楽しみだ。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/20)


【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。