最終更新日:2023年09月26日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:112,584

競馬の楽しみ方~番外編★ (競馬界での「レコード」と競馬の魅力) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 競馬界での「レコード」と競馬の魅力

    スポーツ観戦でのレコード更新

    コロナ禍の中で行われている東京五輪もいよいよ終盤戦となった。
    日本のコロナ感染者数は増える一方だが、大会としてはひとまず無事に終えて欲しいところ。

    そんなオリンピックでも100m競走の9秒台、マラソンの2時間切りなどといった、今まで破られなかった記録を塗り替えるレコード更新」の瞬間を観戦できると、私もイチ視聴者としてスポーツ観戦の醍醐味を感じる。

    「競馬」でのレコードは、各競馬場、それぞれのコースにレコードタイムが記録されており、それが塗り替えられる度に場内にレコード更新が伝えられ、その瞬間、場内が歓声に沸いたり、どよめいたりする。
    昨今、競馬(JRA)でもそんなレコードが次々と更新されているのだが、一体なぜそのようなことが起きているのか今回書いてみようと思う。



    今年の夏競馬はレコードラッシュ

    レコード(記録)はなかなか破られるものではないのだが、ここ最近の競馬(中央競馬)ではさも当たり前かのようにレコードタイムが様々な競馬場から飛び出している。

    とくにこの夏の札幌と小倉が顕著で、札幌ではポメランチェが藤岡佑介騎手騎乗で芝1200mの新馬戦で1分7秒9という驚異的な2歳レコードをマーク。従来のレコードを1秒も上回った。
    今まで一般的な新馬戦は1分10秒台で、速くて9秒台というもの。
    1分7秒というと古馬オープンと走ってもそん色ないレベルのタイムだから、その速さは相当である。

    また、同じくして小倉でも好タイムが連発だ。
    先月から行われた夏開催で、なんと3つのJRAレコード(全競馬場の同距離コースのレコード)が出た。
    先の芝1200mの話で言うと、7月4日に行われたCBC賞(G3)で8番人気ファストフォースが鮫島克駿騎手騎乗で1分6秒0という衝撃的なタイムを記録した。

    高速馬場化が今年の夏は非常に目立っている。



    高速馬場のリスク

    速い時計が出る要因は何か?…それは走りやすい馬場であること。

    人間が砂浜を走るのと、アスファルト上を走るのとは走りやすさが変わるように、芝の性質、馬場の硬さ次第で競走馬の走りやすさ=時計の出やすさが変わってくる

    一般的に、芝の丈を短くする(踏み込みやすくする)コースの下地を固くする(脚が取られづらくなる)ことで時計が出やすくなるのだが、一方でこのような馬場状態になると、競走馬の脚への負担が高まってしまう。

    70キロのスピードで、400〜500キロある体重を細い4本の脚だけで支えるのだから、そういった時計の出やすい硬い馬場状態での故障リスクがあるのは言わずもがなだ。



    作為的な「速さ」の噂?

    冒頭にも書いたように、スポーツにおける「レコード」の盛り上がりから、一時、競馬界でも「JRAが盛り上げるために、わざと時計の出やすい馬場にしているんじゃないか?」という噂があった。

    だが各競馬場の馬場は、JRAの馬場造園課(芝の生育管理をする部署)がしっかりと管理し、常に競走馬にとって安全な状態を保ち、毎週末のレースに臨んでいる。

    聞くところによると昨今の温暖化の影響もあり、最近は非常に芝の生育、根付きが良く、安全性を保った中でもより走りやすい馬場状態になっており、これが時計の出やすい原因だとか。

    もちろん、年々日本の競走馬のレベルが上がっていることも要因のひとつでもある。
    色々とベストな条件の中で行われたうえでのレコード決着ということだ。

    さてコロナで不景気になっている2021年、レコードが飛び出しているのは偶然なのだろうか。



    「速い」だけが全てではないのが競馬

    最後にこんなことを言うのも何だが「時計が速い=競走馬として強い」ということは一概に言えないところもある。

    競馬初心者の頃は「速さ」で良し悪しを判断するのは当然だと思うし、それで魅力を感じてもらえれば十分だとも思うが、長年続けると、競走馬やレースのそれぞれの個性・特徴や展開、そのレースひとつひとつで関係者の思惑や駆け引きなど、さまざまな要素が絡み、そこの事前情報など知ることでまた違った魅力を感じ、惹かれていくのが競馬の面白さだ。

    しばらくコロナでご無沙汰になってしまったが、大歓声に包まれた競馬場でレース観戦して、盛り上がれる日が早く戻ることを切に願うばかりだ。


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無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/09/24

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

メザマシケイバ無料予想(無料情報)だが、メザマシケイバに集客している解体新書による検証だと、6戦6勝とのことだが、競馬検証.comが検証を開始すると不思議と6戦6敗となった(笑)

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ メザマシケイバの無料予想(2023/09/24)

さて今回検証する無料予想買い目は、メザマシケイバの重賞プレゼントの神戸新聞杯であるが、ダービー3着馬のハーツコンチェルト、現在3連勝中のナイトインロンドンを3連単フォーメーションの1着2頭に入れるのは悪くないアプローチであったが、結果的に勝ち馬サトノグランツは重賞勝ち馬。

勝ち馬の実績と比較すると、前出2頭の実績はといえばハーツコンチェルトはダービー3着だが、とは言え1勝馬。
つまりは詰めが甘い。さらには大外枠。割引材料は多かった。

そこを考えると勝ち馬候補に据えるのは、可能性に賭ける気持ちはわからないではないが、若干希望的観測という要素が強かったのではないか?

ナイトインロンドンは3連勝の内容が秀逸で、勢いを考えればこちらの抜擢も悪くはないとは思うが、その3連勝の相手は全て条件馬。
今回は相手が一気に強化しているなら、こちらもハーツコンチェルトと同様に希望的観測に頼ったものに見える。

勝ったサトノグランツはダービーこそ大きく負けているが、フルゲートの大外枠で隣の馬が落馬しリズムを崩し位置取りを悪くし良さを出せなかったのであれば、敗因がはっきりしており度外視できる一戦。
実際ダービーでは7番人気に推されていたなら、評価を上げてもよかっただろう。

実際に、その前の3連勝は着差こそ少ないものの、最後は必ず抜け出しているなら気持ちの強さを表していた。
それでいてイレ込む馬ではないなら、勝負根性とセンスを認めてよかったはず。

中締めとして、ここまでの組み立ては決して悪くはなかったと評価はする。
前出3頭は仕上がりも良かっただけに「引き」が悪かったともいえよう。

ただサヴォーナ抜けは残念。
春には勝ち馬のサトノグランツとゆきやなぎ賞で対戦し0.1秒差の競馬。その後勝ち馬のサトノグランツは重賞勝ち。サヴォーナも次走であっさり自己条件を突破しているなら、春の時点で同等といっても過言でない力を示していたのだ。

さらには、その後、自己条件とはいえ1勝を積み上げているなら評価できてもよかった。

3着候補にマイネルラウレアが入っているが、この馬も京都新聞杯でサトノグランツの0.1秒差5着の実績があれば馬券候補に入れる資格はある馬で、横の比較ではサヴォーナと同じくらいの評価ができておかしくない馬だ。

メザマシケイバが提供したレース

ここまで検証してみたが、以前の予想と比べると全体のアプローチは決して悪くはないというのが率直な感想

どこかが決定的に足りていないという事もないが、結果的に的中に至らなかったのであれば足りないところはやはりあったのだ。

その「足りない部分」を補う要素は、レースの立ち位置を俯瞰できる経験か?もう少し言えば、今回のメンバーは現世代のOP馬でどの辺りのレベルの馬が集まっているかを前提とできなかったことが今回の敗因と言えるであろう。



2023/09/24

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

このサイトはかなり特殊で、ウマッシュ無料予想(無料情報)「前日にしか」申し込みができない

公開されるのはレース当日なのだが、レース前日(土曜の買い目なら金曜の夜)にしか申し込みを受け付けておらず、前日申し込みをせずにレース当日の10:00に確認すると、すでに「完売」となっていて当日だと朝でも申し込みは受け付けていないのだ。

その為、1ヶ月経った今もなかなか慣れずにいて、未だに土曜の参加ができていない。
ちなみにここ1ヶ月の「日曜だけ」の予想精度で見ると、9/29/109/179/24と、全滅だ
(この4日だけでもマイナスー78,900円だ)

これまで土曜で当たった日があるのか分からないが、こんなレベルだからこの奇妙な前日申し込みシステムにして、極力無料予想の参加者を減らしたいのではないだろうか。

…とりあえず1回目の無料予想の「抜き打ち検証」は9/24の買い目だが、全体の表示が全くもって雑
これは内容はともかく、サイトに掲載するに値しないと断言できよう。

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ウマッシュの無料予想(2023/09/24)

そもそも中山11Rオールカマーはメインレースなのだから
(17:50発走予定)
という表記はあり得ない。

メインレースであれば、「15:45発走予定と書くのが正解だ

馬連の下に番号が3つ表記されているが、合計点数が3点とあるのでBOXであることと推察されるが、わからない人が見るとわからないだろう

もしこれがお金を取っての提供なのであれば噴飯ものである。

買い目の出来、不出来を論ずる以前の問題
最低評価とする。

ウマッシュが提供したレース