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競馬の楽しみ方~番外編★ (いたたまれない、当て馬) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

さて、今回の競馬コラムは、「男」ならいたたまれなくなる「当て馬」のハナシをしよーと思う。

…って、その「当て馬」の話の前に「種馬」について書こう。
桜花賞と皐月賞が終わり「クラシック」が始まったな〜って感じがしだしたところで、新種牡馬がいきなりクラクック初戦を勝ったから、改めて「種馬」についても調べ直してみた。


「種馬」の正式名称は「種牡馬」という。
現在日本 での人気No.1の種牡馬は、誰もが知る「ディープインパクト」だ。
1回の種付け料が3,000万円もする。(2017年の調べ)
今年はさらに1,000万上積みされて4,000万になるという噂。


そんなディープインパクトは、2010年から種牡馬入りをした。
この年は900万円から始まりで、大体これくらいの相場から種牡馬生活が始まる。

「来年4,000万円の種付け料を取るという馬が最初は900万円?」と思うだろーけど、何故ならスーパーサラブレッドでも人間と同じで、種付けしたからといって必ず受胎するとは限らないから、共用開始から数年は不受胎時全額返還という「保険」がつくそうだ。


この「保険」というのは生殖能力があるかないか、あるいは受胎率のバラツキなども考慮され、大体どの馬にも適用される「保険」なんだとか。
そして種付けをして確実に受胎し、そしてその馬が活躍すれば「種付け料」はガンガン上がって行くのだ。

ディープの場合、安定した種付け能力が証明されたため、右肩上がりに種付け料が上がり続けている。
2018年、ちょうど今頃(4~5月)が馬の繁殖時期なんだけど、

 一発4,000万円の大砲を、年間200~250頭の牝馬とヤリ続けているのだ。


…自分の馬がヤリ続けてくれるとガバガバと金が入る。…って仕組みは、なんだか「人間」が嫌になりそうだけど、しかし上には上がいるもので、2014年の記録によると欧州の種牡馬ガリレオは、なんと一発 5,300万円という、とてつもない大砲だったそう。

現在は「Private」となり非公開となってるが、私の調べたところだと、おそらく世界No.1の種牡馬が「ガリレオ」で、No.2が「ディープインパクト」のようだ。

…因みになんでこんなに「ガリレオ」が高いかって言うと、「ガリレオ」が2006年まで現役種牡馬であったことは確認できており、それまで欧州の至宝と呼ばれるくらいの価値の高い「サドラーズウェルズ」という馬がいて、その産駒の中でも最も良血で種牡馬となった後の評価も高いからなんじゃないかと思う。

つまり「サドラーズウェルズ」がディープの父「サンデーサイレンス」だとすれば、最高傑作の「ガリレオ」が「ディープインパクト」みたいなもんだ。



…さて、ここでやっと今回の本題「当て馬」の悲しい事情に話がつながるのだが、一応馬の「発情期(稼ぎ時)」としては4~5月となっているのだが、この時期にヤッてほしくても都合よくいくわけじゃない。

人間みたいに、スッポンとか朝鮮人参で、食べ物で精子が増えるとか、精力倍増とか、そういう調整ができるのか、今回調べてみたけど、そんな情報は流石に見つからなかった。
ただ、体調を整えるという意味ではサプリメントとかは食べさせてるんだとか。

オーナーとしては美尻の「かわいい牝馬」でもあてがって、兎に角 ヤリまくってもらいたいわけだが「当て馬」というのは「かわいい牝馬」のことではなく、「オスの馬」のことだ。

毎日毎日女をあてがわれたら、女に飽きて男色になる。…ってコトじゃない。
ヤル気の無いオスの前に、別のオスを出し、「あ、ヤベー、俺の女が寝取られる!」って思わせて「ヤル気」を出させる為の馬が「当て馬」だ。

当然、「当て馬」もそこらのポンコツ馬ではなくて(人間でもそれじゃ「寝取られる」って危機感感じないからな)人間で言うとこのイケメンで、たまに「当て馬」がヤっちゃって、できた子供の能力が高かったりもするそうだしな。


…ただ、悲しいのは基本的に「当て馬」のお役目は、スーパースターの種牡馬の「ヤル気」を出させるのが仕事。
なので、ギンギンにヤル気になっちゃっても、見るだけで「おあずけ」なのだ。
「ハイ、ハイ、お疲れさん」って言われて「おこぼれ」などにはありつけない。


どうだろう。男として、いたたまれなくならないだろーか。


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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。