最終更新日:2023年09月26日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:112,584

有馬記念 (12月・GⅠ) (2018有馬記念の注目馬) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2018有馬記念で話題の注目馬、オジュウチョウサン

  2. 2018年の有馬記念は、現時点では今年の天皇賞(秋)を勝ち、且つ昨年のダービー馬でもある1番人気のレイデオロ有力視されているが、レイデオロ以外にも注目を集めている、ある「特異な馬」が出走を予定してる。


    その馬とは「絶対障害王者」の異名を取るオジュウチョウサンのコトだ。

    障害レースでは 史上最多のJ・GⅠ 5勝、JRA障害重賞9連勝中の障害レースのレジェンドであるオジュウチョウサンは、有馬記念の前日に行われる中山大障害に出走すれば 勝利間違いなしと言われるほどの「絶対障害王者」であるのだから「もう障害界に敵はいない。ならばファンの多い馬なだけに、もう一度平地に戻して年末の有馬記念を目指します」と、名物オーナー長山尚義氏が宣言し、夏の福島から平地競走に戻して、宣言どおり2連勝した。

    現在は1600万条件に在籍する、所謂「条件馬」で、有馬記念出走となると格上挑戦という形になるが、そもそも有馬記念はファン投票で出走馬が決まるレース、
    現時点でオジュウチョウサンは堂々の3位に位置している(ファン投票10位以内の馬が優先的に出走可能)。

    平地に戻した際にオーナー直々の使命を受けた武豊騎手は、その後オジュウチョウサンを2連勝させ「是非有馬記念でも」とずっとラブコールを送られていたのだが、この度正式に騎乗依頼を「受諾」した。

    このことでファン投票の方もさらに票を伸ばすことになるなら、まず出走権利は得たと言えよう。


    では実際に勝負になるかという点なのですが、普通に考えれば「厳しい」だろうな。

    平地で特別戦2鞍に騎乗し、2勝させた武豊騎手曰く、1戦目の500万特別である開成山特別で騎乗した際には楽勝だったものの「イメージほど走らなかった」とコメントしている。
    その後昇級し1000万条件の南部特別に騎乗し勝利した際には「普通の1000万クラスなら勝てて驚けない。ただGⅠレベルになってくると時計面で1つ(1秒前後)違うかなと正直感じます」とコメントしており、ある意味、武豊騎手らしい模範解答とも言えるのだが、武豊騎手は最後にこうもコメントしていた。

    もっと走ると思いますよ、この馬」と。


    JRAのコラボ企画」の時にも少し書いたが、オジュウチョウサンは、血統的にもステイゴールドシンボリクリスエスの肌馬で中山向きなのは好材料だし、ここにきて有力馬が次々に回避しているのもこの馬にとって朗報だ。
    年末を盛り上げる2018有馬記念の「名脇役」となるのは間違いのないだろう。



  3. 2018有馬記念で話題の注目馬たち

  4. このレースで1番人気が予想されるレイデオロは3歳時に散見されたいた「スタートの危うさ」が、今秋は影を潜め安定感が出てきたのは歓迎材料だ。

    本来スタートがあまり良くなくて、中山よりは東京という馬だったのだが、今年は秋の復帰戦で中山コースで行われた産経オールカマーを制しているように、ここにきての精神面の充実は顕著で、今の状態ならここでも主役扱いとされる資格は十分と言える。

    また、天皇賞(秋)からさらに距離が伸びるのもこの馬には追い風となるだろうし、鞍上にルメールを確保しているのは、これ以上ない心強い要素だ。


    天皇賞(秋)3着、ジャパンC2着のキセキは昨年の菊花賞を勝って以来調子を落としていたが、夏を全休し立て直し、この秋の走りが本来のものとなってきているのであれば完全に復調したと見ていいだろう。
    ジャパンCではアーモンドアイに切れ負けした形の2着と映りがちだが、この馬もコースレコードで走っているなら「相手が悪かった」としか言いようがないレース。
    3歳当時のこの馬は、脚を溜め瞬発力を活かす競馬で実績を積み上げてきたが、古馬になって体質が強化され先行できるようになった。
    またそれを上手く引き出せている川田騎手とのコンビも安定感抜群と言えるので、ここでも信頼に足る走りが期待できる。


    逆にコース替わりが不安なのはジャパンC3着のスワーヴリチャードだろうか。

    1番人気に推された天皇賞(秋)がまさかの出遅れ
    その原因を入れ込みと捉えた陣営は、その対策として敢えて馬を追い込むような調教をせずに前走のジャパンCでイチかパチかの「ソフト調教」を施した。
    結果的に3着となったのであれば一応は吉と出たようにも見えるが、ここにきてゲートや気性面の不安が上ってきたのは、いい材料とは言えない。

    春の大阪杯こそM.デムーロの神騎乗で早めに捲る競馬でGⅠ勝利に導かれたが、当時の騎乗は「同じことをもう一度やれ」と言われても出来ないであろうと推測される神騎乗でした。前出2騎にプラス材料が多いのに対してスワーヴリチャードは不安材料の方が多いのは気になるところ。

    今年のジャパンC4着のシュヴァルグランは昨年のジャパンCを勝ち有馬記念は3着。ただ今年は京都記念を4着し連覇を狙ったジャパンCも4着。
    さらには年内引退と宣言されていたにも関わらず、今年の成績がさえないためか引退を撤回し来年も現役続行と公式にアナウンスしてた。

    この一連の流れだけを見ると強調材料にかけるように見えるが、今回は昨年この馬に初GⅠ勝ちをもたらした最強助っ人ジョッキーH.ボウマン騎手が満を侍してここで騎乗する。
    …だが、昨年はシュヴァルグランでジャパンCを勝ちワールドベストジョッキーの座に輝いた世界の名手H.ボウマン騎手だが、今年は長期の騎乗停止などがあり今ひとつの成績。

    ただ、ここ一番の手綱捌きはまさに世界レベルなので、この秋の成績で人気に陰りが出るようなら却って妙味となる一頭となりうるだろう。
    この「2018有馬記念」で引退が決まっているサトノダイヤモンドは、アブドゥラ騎手を呼び戻して起爆剤にしたいという思惑が見えますが、そもそも起爆剤が必要な状態での出走には疑問符がつく。

    一昨年のダービー馬マカヒキも出走予定だが、武豊に袖にされた時点で状態面が本物ではないことが見受けられるなら出走さえも危ぶまれることが懸念される。

    以上が現時点で「2018有馬記念」に出走が見込まれる馬の評価。

    長きにわたり数々のドラマを演出してきた「有馬記念」だが、昨年、2017有馬記念の覇者となったキタサンブラックのレース後のセレモニーは、私も大いに感動させられた。

    さて、今年のドラマはいかに?



無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/09/24

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

このサイトはかなり特殊で、ウマッシュ無料予想(無料情報)「前日にしか」申し込みができない

公開されるのはレース当日なのだが、レース前日(土曜の買い目なら金曜の夜)にしか申し込みを受け付けておらず、前日申し込みをせずにレース当日の10:00に確認すると、すでに「完売」となっていて当日だと朝でも申し込みは受け付けていないのだ。

その為、1ヶ月経った今もなかなか慣れずにいて、未だに土曜の参加ができていない。
ちなみにここ1ヶ月の「日曜だけ」の予想精度で見ると、9/29/109/179/24と、全滅だ
(この4日だけでもマイナスー78,900円だ)

これまで土曜で当たった日があるのか分からないが、こんなレベルだからこの奇妙な前日申し込みシステムにして、極力無料予想の参加者を減らしたいのではないだろうか。

…とりあえず1回目の無料予想の「抜き打ち検証」は9/24の買い目だが、全体の表示が全くもって雑
これは内容はともかく、サイトに掲載するに値しないと断言できよう。

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ウマッシュの無料予想(2023/09/24)

そもそも中山11Rオールカマーはメインレースなのだから
(17:50発走予定)
という表記はあり得ない。

メインレースであれば、「15:45発走予定と書くのが正解だ

馬連の下に番号が3つ表記されているが、合計点数が3点とあるのでBOXであることと推察されるが、わからない人が見るとわからないだろう

もしこれがお金を取っての提供なのであれば噴飯ものである。

買い目の出来、不出来を論ずる以前の問題
最低評価とする。

ウマッシュが提供したレース



2023/09/24

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

メザマシケイバ無料予想(無料情報)だが、メザマシケイバに集客している解体新書による検証だと、6戦6勝とのことだが、競馬検証.comが検証を開始すると不思議と6戦6敗となった(笑)

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ メザマシケイバの無料予想(2023/09/24)

さて今回検証する無料予想買い目は、メザマシケイバの重賞プレゼントの神戸新聞杯であるが、ダービー3着馬のハーツコンチェルト、現在3連勝中のナイトインロンドンを3連単フォーメーションの1着2頭に入れるのは悪くないアプローチであったが、結果的に勝ち馬サトノグランツは重賞勝ち馬。

勝ち馬の実績と比較すると、前出2頭の実績はといえばハーツコンチェルトはダービー3着だが、とは言え1勝馬。
つまりは詰めが甘い。さらには大外枠。割引材料は多かった。

そこを考えると勝ち馬候補に据えるのは、可能性に賭ける気持ちはわからないではないが、若干希望的観測という要素が強かったのではないか?

ナイトインロンドンは3連勝の内容が秀逸で、勢いを考えればこちらの抜擢も悪くはないとは思うが、その3連勝の相手は全て条件馬。
今回は相手が一気に強化しているなら、こちらもハーツコンチェルトと同様に希望的観測に頼ったものに見える。

勝ったサトノグランツはダービーこそ大きく負けているが、フルゲートの大外枠で隣の馬が落馬しリズムを崩し位置取りを悪くし良さを出せなかったのであれば、敗因がはっきりしており度外視できる一戦。
実際ダービーでは7番人気に推されていたなら、評価を上げてもよかっただろう。

実際に、その前の3連勝は着差こそ少ないものの、最後は必ず抜け出しているなら気持ちの強さを表していた。
それでいてイレ込む馬ではないなら、勝負根性とセンスを認めてよかったはず。

中締めとして、ここまでの組み立ては決して悪くはなかったと評価はする。
前出3頭は仕上がりも良かっただけに「引き」が悪かったともいえよう。

ただサヴォーナ抜けは残念。
春には勝ち馬のサトノグランツとゆきやなぎ賞で対戦し0.1秒差の競馬。その後勝ち馬のサトノグランツは重賞勝ち。サヴォーナも次走であっさり自己条件を突破しているなら、春の時点で同等といっても過言でない力を示していたのだ。

さらには、その後、自己条件とはいえ1勝を積み上げているなら評価できてもよかった。

3着候補にマイネルラウレアが入っているが、この馬も京都新聞杯でサトノグランツの0.1秒差5着の実績があれば馬券候補に入れる資格はある馬で、横の比較ではサヴォーナと同じくらいの評価ができておかしくない馬だ。

メザマシケイバが提供したレース

ここまで検証してみたが、以前の予想と比べると全体のアプローチは決して悪くはないというのが率直な感想

どこかが決定的に足りていないという事もないが、結果的に的中に至らなかったのであれば足りないところはやはりあったのだ。

その「足りない部分」を補う要素は、レースの立ち位置を俯瞰できる経験か?もう少し言えば、今回のメンバーは現世代のOP馬でどの辺りのレベルの馬が集まっているかを前提とできなかったことが今回の敗因と言えるであろう。