最終更新日:2023年09月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:112,588

有馬記念 (12月・GⅠ) (2018有馬記念コラボ企画は「有馬戦士ガンダム」) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2018有馬記念のスペシャルコラボ企画は「有馬戦士ガンダム」

  2. 今週はいよいよグランプリ有馬記念だ。

    1年最後の祭典として、今年は「有馬記念」について数週間にわたり競馬コラムを書いてきた。
    はじめに書いたのは「2018有馬記念の注目馬」、その次は「2018有馬記念、オジュウチョウサンの勝算は?」、そして先週はファン投票1位の「レイデオロ」について「2018有馬記念、レイデオロの勝算は?」というタイトルで競馬コラムを書いた。


    そして最後に締めくくりとして、毎年有馬記念の数日前から公開される、近年恒例ともなってて、私も毎年JRAにアクセスして日々後悔を楽しみに待っていた「有馬記念スペシャルコラボ企画」について書こうと思う。
    因みに昨年は「2017年の有馬記念コラボ企画」は「モンスターハンター」とのコラボだった。


    今年は「機動戦士ガンダム」とコラボした有馬戦士ガンダム」だ。
    まだ見ていない人は1週間も無い超短期間の「有馬記念スペシャルコラボ企画」←だから、サイトが無くなる前に早く見た方が良い


    公開期間は、2018年12月13日〜2019年1月31日


    2018年有馬記念のスペシャルコラボ企画は「有馬戦士ガンダム」 
    ↑2018年有馬記念スペシャルコラボ企画「有馬戦士ガンダム


    今回の2018有馬記念とのコラボは「Zガンダム」や「ガンダムユニコーン」とかではなく、日本のメカアニメの代表とも言える「元祖・機動戦士ガンダム」。
    初期のシリーズをリアルタイムで体験しているのは現在40歳~50歳くらいの世代だから、競馬の「コア・ファン」が多い世代でもあるだろう。だからその世代の親が子供達にガンダムを通して競馬の魅力について伝えるには絶好のアニメとして、有馬記念のコラボに「機動戦士ガンダム」を起用したのかもしれない。



  3. 2018有馬記念コラボ「有馬戦士ガンダム」のコンテンツ

  4. はじめに2018有馬記念コラボ「有馬戦士ガンダム」のURLをたたくと、アンケートで、競馬歴を聞かれる。
    1度アンケートに答えると、どうやらクッキーが付けられたようで、次からは同じアンケートで質問されることはない。

    アンケートに答えると「創通・サンライズ」監修のもと描かれた、「有馬戦士ガンダム」のビジュアルページになり、その下には「NEW TYPE MOVIE」「育成のシャア」「ハロガチャ」などといった、面白そうなコンテンツが並んでいる。



    【NEW TYPE MOVIE】
    ガンダムの見覚えのある場面と、有馬記念の名シーンをクロスオーバーさせた動画コンテンツ

    有馬戦士ガンダムMOVIEではレースの臨場感を上手く醸し出しており、ムービーでは「2016年 第61回 有馬記念」と「2017年 第62回 有馬記念」バージョンに「アムロ・レイ」がキタサンブラックに騎乗しているという設定で、

    地球連邦軍=キタサンブラック(アムロ騎乗)

    となっている。キタサンブラックは長く競馬界を牽引してきたヒーローホースだから、地球連邦軍のアムロを騎手に模しキャラクターを被せ、敵役の馬にはジオン軍のシャアが騎乗してそれに迫るという設定は絶妙だ。

    2016年 第61回 有馬記念」バージョンでは、比較的逃げの手に出ることの多かったキタサンブラックがスタートから行く気を見せて先行集団に取り付く際に、鞍上のアムロが「アリマ行きまーす」叫ぶシーンは競馬ファンの視点から見れば「アムロ逃げまーす」と言っているようで、楽しく鑑賞出来る。
    2018年有馬記念コラボ企画の「有馬戦士ガンダム」で名台詞「アムロ行きまーす」が「アリマ行きまーす」に 
    「アリマ行きまーす!」って、声優の古谷徹がちゃんと言ってる!


    この年は先行して抜け出したキタサンブラックをサトノダイヤモンドがゴール前で捉え、サトノダイヤモンド、つまりはジオン軍のシャアに凱歌が上がったのだが、レース中に挿入されるアムロのセリフに「これでもつのか?」という焦りの色を感じさせるシーンも、うまく出来ている。クオリティがスゴい!!

    しかも、今回のコラボ企画のために「アムロ・レイ」の声優を演じる本物の古谷徹と、「シャア・アズナブル」の声優を演じる池田秀一もちゃんとアフレコをやっているから、競馬を知らない人でもテンションが上がるのは間違いない。他の声優陣もこの為に録り直したんじゃないだろうか。


    2017年 第62回 有馬記念」バージョンでは前年の雪辱戦とばかりに、再び「アリマ行きまーす」のセリフと同時にゲートから飛び出したキタサンブラックとアムロ・レイは果敢に逃げの手を打った。
    前年の敗戦を糧に「今年こそは」という乗り方をしている様子は、ムービー中に挿入されている地球連邦軍の仲間からの叱咤激励の声と連動するかのように、キタサンブラックは後続に影をも踏ませぬ逃げを展開にw
    前年とは打って変わってジオン軍側のセリフに焦りの色を感じさせていたのも、見事な脚色と言える

    結果的に2016年はジオン軍の勝利、2017年は地球連邦軍の雪辱という、2本立てのムービーという構成にになっている。
    この2本のムービーを見ることで競馬(有馬記念)における「レース展開」という側面を意識できるという点においても、競馬ビギナーでも今回のかなり面白い演出を加えることで、最後まで楽しむことができるだろう。アニメと実写のミスマッチが逆にクールだ

    今回の「有馬戦士ガンダムMOVIE」のような企画は、ジャパンCや 有馬記念など、大レースでしかできないだろうが、このような競馬チャンネルが定期的にあれば、コラボ企画を通して新しい層の競馬ファンが増えるかもしれない。


    有馬戦士ガンダム STORY」では、「あのシーン」が「数秒」の小ネタでセリフだけ「有馬戦士ガンダム」バージョンに変えられているパロディだ。かなり短いから、是非全部見て欲しいw
    個人的にはコレがかなり好きなコンテンツだった。



    【育成のシャア ジオン競馬場で学べ】
    「育成のシャア ジオン競馬場で学べ」は、競馬初心者に向けた有馬ネタをゲーム感覚で学ばせていく企画で、「シャアの指示を復唱せよ!」では有馬記念の歴代の勝ち馬をガンダムのアニメ中で流れていた臨場感溢れるBGMをバックに「瞬間記憶ゲーム」で覚えさせたり、「サラブレッドを見極めよ!」では、ジオン軍や連邦軍のモビルスーツに紛れて馬の顔が流れて来るので、モビルスーツだけを撃つシューティングゲーム(というか太鼓の達人)だ。

    あと「素早いマークでMSを撃破せよ!」も同じようにスピード勝負でゲームしながらマークカードを記入しての馬券の購入の仕方を学べるもので、このゲームを体験するとマークカードを記入して馬券を購入したくなりそうだ。
    他にも有馬記念の存在や、立ち位置について説明していたり、パドックの見方の説明など丁寧に説明されていて楽しめるものだ。
    2018有馬記念のコラボ企画有馬戦士ガンダムの「育成のシャア」 
    ↑2018年有馬記念コラボ「有馬戦士ガンダム」の「育成のシャア」



    【ハロガチャ】
    「ハロガチャ」は1日1回とかではなく、何度でもガチャができる。
    「ハロガチャ」にトライしてオリジナル「ガンダム馬券」をゲットし、twiiterにてシェアした後、その馬券が的中していたら「AIハロ」や「10万円分の電子マネーギフト」が抽選で当たるという企画。拡散を目的としたものだな。抽選に使用されるオリジナル「ガンダム馬券」が枠連というのも万人が参加しやすい形としては良い選択だねw
    2018有馬記念のコラボ企画有馬戦士ガンダムの「ハロガチャ」 
    ↑2018年有馬記念コラボ「有馬戦士ガンダム」の「ハロガチャ」



  5. 2019有馬記念コラボはどうなるか?

  6. 今回、2018年のコラボ企画「有馬戦士 ガンダム」では、親から子へ「ガンダム」というキャラクターが受け継がれたように「ガンダム」を介して競馬の魅力が同じように受け継がれるのであれば、意味のある面白い企画だった。
    そして、その役割を果たすキャラクターに「ガンダム」を起用したのはJRAの慧眼とも言えるだろう。

    2013年の 第58回有馬記念コラボ企画」は「進撃の有馬記念
    2014年の 第59回有馬記念コラボ企画」は「3分間のウルトラレース有馬記念
    2015年の 第60回有馬記念コラボ企画」は…なんだっただろう。
    2016年の 第61回有馬記念コラボ企画」は「シン・アリマ
    2017年の 第62回有馬記念コラボ企画」は「モンスターハンター
    2018年の 第63回有馬記念コラボ企画」は「有馬戦士 ガンダム」ときて来年は…なんだろう。
    あまり面白くなさそうだが、年代的に「宇宙戦艦ヤマト」とかもそのうちコラボするかもな。

    今から「来年」企画が楽しみだ。どんどんハードルが上がって行く(笑)


    最後にもう一度、見ておこう!

      ↓ ↓

    「有馬戦士 ガンダム」



無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/09/24

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

このサイトはかなり特殊で、ウマッシュ無料予想(無料情報)「前日にしか」申し込みができない

公開されるのはレース当日なのだが、レース前日(土曜の買い目なら金曜の夜)にしか申し込みを受け付けておらず、前日申し込みをせずにレース当日の10:00に確認すると、すでに「完売」となっていて当日だと朝でも申し込みは受け付けていないのだ。

その為、1ヶ月経った今もなかなか慣れずにいて、未だに土曜の参加ができていない。
ちなみにここ1ヶ月の「日曜だけ」の予想精度で見ると、9/29/109/179/24と、全滅だ
(この4日だけでもマイナスー78,900円だ)

これまで土曜で当たった日があるのか分からないが、こんなレベルだからこの奇妙な前日申し込みシステムにして、極力無料予想の参加者を減らしたいのではないだろうか。

…とりあえず1回目の無料予想の「抜き打ち検証」は9/24の買い目だが、全体の表示が全くもって雑
これは内容はともかく、サイトに掲載するに値しないと断言できよう。

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ウマッシュの無料予想(2023/09/24)

そもそも中山11Rオールカマーはメインレースなのだから
(17:50発走予定)
という表記はあり得ない。

メインレースであれば、「15:45発走予定と書くのが正解だ

馬連の下に番号が3つ表記されているが、合計点数が3点とあるのでBOXであることと推察されるが、わからない人が見るとわからないだろう

もしこれがお金を取っての提供なのであれば噴飯ものである。

買い目の出来、不出来を論ずる以前の問題
最低評価とする。

ウマッシュが提供したレース



2023/09/24

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

メザマシケイバ無料予想(無料情報)だが、メザマシケイバに集客している解体新書による検証だと、6戦6勝とのことだが、競馬検証.comが検証を開始すると不思議と6戦6敗となった(笑)

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ メザマシケイバの無料予想(2023/09/24)

さて今回検証する無料予想買い目は、メザマシケイバの重賞プレゼントの神戸新聞杯であるが、ダービー3着馬のハーツコンチェルト、現在3連勝中のナイトインロンドンを3連単フォーメーションの1着2頭に入れるのは悪くないアプローチであったが、結果的に勝ち馬サトノグランツは重賞勝ち馬。

勝ち馬の実績と比較すると、前出2頭の実績はといえばハーツコンチェルトはダービー3着だが、とは言え1勝馬。
つまりは詰めが甘い。さらには大外枠。割引材料は多かった。

そこを考えると勝ち馬候補に据えるのは、可能性に賭ける気持ちはわからないではないが、若干希望的観測という要素が強かったのではないか?

ナイトインロンドンは3連勝の内容が秀逸で、勢いを考えればこちらの抜擢も悪くはないとは思うが、その3連勝の相手は全て条件馬。
今回は相手が一気に強化しているなら、こちらもハーツコンチェルトと同様に希望的観測に頼ったものに見える。

勝ったサトノグランツはダービーこそ大きく負けているが、フルゲートの大外枠で隣の馬が落馬しリズムを崩し位置取りを悪くし良さを出せなかったのであれば、敗因がはっきりしており度外視できる一戦。
実際ダービーでは7番人気に推されていたなら、評価を上げてもよかっただろう。

実際に、その前の3連勝は着差こそ少ないものの、最後は必ず抜け出しているなら気持ちの強さを表していた。
それでいてイレ込む馬ではないなら、勝負根性とセンスを認めてよかったはず。

中締めとして、ここまでの組み立ては決して悪くはなかったと評価はする。
前出3頭は仕上がりも良かっただけに「引き」が悪かったともいえよう。

ただサヴォーナ抜けは残念。
春には勝ち馬のサトノグランツとゆきやなぎ賞で対戦し0.1秒差の競馬。その後勝ち馬のサトノグランツは重賞勝ち。サヴォーナも次走であっさり自己条件を突破しているなら、春の時点で同等といっても過言でない力を示していたのだ。

さらには、その後、自己条件とはいえ1勝を積み上げているなら評価できてもよかった。

3着候補にマイネルラウレアが入っているが、この馬も京都新聞杯でサトノグランツの0.1秒差5着の実績があれば馬券候補に入れる資格はある馬で、横の比較ではサヴォーナと同じくらいの評価ができておかしくない馬だ。

メザマシケイバが提供したレース

ここまで検証してみたが、以前の予想と比べると全体のアプローチは決して悪くはないというのが率直な感想

どこかが決定的に足りていないという事もないが、結果的に的中に至らなかったのであれば足りないところはやはりあったのだ。

その「足りない部分」を補う要素は、レースの立ち位置を俯瞰できる経験か?もう少し言えば、今回のメンバーは現世代のOP馬でどの辺りのレベルの馬が集まっているかを前提とできなかったことが今回の敗因と言えるであろう。