最終更新日:2024年04月30日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,594

G1高松宮記念の開催される中京競馬場の豆知識〜JRA運営じゃない?

▼ 高松宮記念が開催される中京競馬場は、JRA運営じゃない?

  1. 中京競馬場は、JRA運営じゃない?

    高松宮記念の開催される中京競馬場の豆知識

    毎年3月末は中京競馬場GⅠ第2弾高松宮記念が行われる。

    そしてここで中京競馬場の豆知識を1つ。

    中京競馬場」は、他のJRA競馬場では起こり得ない「なぜだろう?」という不思議が色々存在する。



    中京競馬場はJRAの運営じゃない?

    例えば2019年の中京開催は3週間。他の競馬場では考えにくい日程だ。
    では何故こんな事がまかり通ってしまうのか?

    理由は至ってシンプルで、JRAが開催する「中京競馬場以外の9つの競馬場」はJRAの所有物なのだが、中京競馬場は「名古屋競馬株式会社」という法人の所有物だから。

    高松宮記念の開催される中京競馬場



  2. 中京競馬場の運営社「名古屋競馬株式会社」とは?

    中京競馬場の名鉄パノラマカーの展示のナゾ

    名古屋競馬株式会社」は東海地方に国営競馬(現在のJRAの前身)の開催場をという声に応えるため、1952年に愛知県、名古屋市、名古屋鉄道が出資して設立され、翌年に競馬場が完成し開催が始まった。

    そのため、中京競馬場内には赤い名鉄パノラマカーの車両(下画像参照)の展示があり、名古屋鉄道が出資していることがアピールされている。

    中京競馬場の名鉄パノラマカーの車両
    ▲ 名鉄パノラマカーの車両



    名古屋競馬株式会社とは?

    「名古屋競馬株式会社」について国税庁サイトで調べてみると、情報が載っていた。

    名古屋競馬株式会社の運営会社情報
    ▲ 名古屋競馬株式会社の運営会社情報



    名古屋競馬株式会社の住所が「愛知県名古屋市緑区大将ケ根1丁目2818番地」ということも分かったので、調べてみると、民家の並ぶ住宅地の奥(下画像参照)に1階建ての名古屋競馬株式会社(下画像参照)があった。

    名古屋競馬株式会社の運営会社情報の場所
    ▲ 民家の並ぶ住宅地の奥に進むと…


    名古屋競馬株式会社の運営会社の建物
    ▲ 名古屋競馬株式会社の建物



    看板画像を拡大してみると「名古屋競馬株式会社」と言う文字が確認できる



    JRAと名古屋競馬株式会社との関係

    一見ややこしそうに見える「JRA」と「名古屋競馬株式会社」との関係だが、簡単に言えば「名古屋競馬株式会社」が「箱」を用意し管理はするから「中身」を「JRA」に貸してくれと言ってるような関係と考えればわかりやすいだろう。


    一応、JRAとの共存共栄という形を取っているのだが、「名古屋競馬株式会社」は運営方針にも口を出してくる。

    どのような事情で中京開催が3週間という形態を取っているのかは定かではないが「名古屋競馬株式会社」の意向が強く働いていて「口を出している」のは間違いのないようだ。

    また2019年は雨に祟られる事が多かった中京競馬場だったが、内がかなり荒れていたので高松宮記念週はどうなることやらと思ってたら、なんとラスト1週のみBコース使用(仮柵で内の荒れた部分を覆い馬場の内外を均一化するという措置)という荒技が準備されていた。

    3週間開催の内、1週間だけコース変わりとは…

    普通の開催なら考えられない事象なのだが、JRA運営じゃない中京競馬場ならではの裏技と言うわけだ。

    良い場馬場で競馬できるのならこう言う臨機応変に対応できるのもいいと思う。
    何事も杓子定規に収まりきらないのもまた「競馬」というで、「競馬」も「競艇」も柔軟な考えの方が今の時代に合っているだろう。


無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/28

トクスルという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するトクスルの無料予想(無料情報)は、2024/04/28の京都11Rで提供された買い目である。

トクスルという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ トクスルの無料予想(2024/04/28)

結果:5-6-14

トクスル無料予想(無料情報)だが、馬券になった馬は、全て阪神大賞典経由の馬であった。
1番人気のテーオーロイヤルを推奨するのは誰にでもできる

ここから紐解いていけば、なんとかなっていい馬券ではなかったか?

トクスルが提供したレース


実際2着ブローザホーンは、勝ち馬テーオーロイヤルに離されていたとはいえ3着。
3着ディープボンドは3年連続で阪神大賞典をステップレースにして本番で2着していた。

これは結果論になってしまうかもしれないが、阪神大賞典組上位とみていれば組み立ても変わってよかったと思える。

では、何故ここまで崩れてしまったかといえば、ドゥレッツァを本命にしたことで組み立ての方向性が崩れたと見受けられる。

確かに前年の菊花賞馬で前走も金鯱賞で59kgを背負い2着。
一見瑕疵はないように見えるが、菊花賞は前を行くドゥレッツァをかわいがり過ぎてルメールマジックが嵌ってのもの。
タスティエーラも前走の大阪杯で、あの弱メンに見せ場なく完敗ならダービー馬の称号も霞み始めていた。
そもそもこの世代のクラシック勝ち馬レベルが低いとは散々言われていた。
実際に馬券になった馬で4歳馬は一頭もいない。

前年の菊花賞組重視は天皇賞(春)攻略においてセオリーではあるが、その菊花賞組は昨年末の有馬記念や年明けの始動戦で悉く古馬勢に敗れていたのであれば、この点に気付けてもよかったのではないか?

この時期世代間比較が出来るというのは、なかなか難しいことであるのは承知しているが、もう少しこの要素を予想に盛り込んでいればという結果であった。