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G1高松宮記念の開催される中京競馬場の豆知識〜JRA運営じゃない?

▼ 高松宮記念が開催される中京競馬場は、JRA運営じゃない?

  1. 中京競馬場は、JRA運営じゃない?

    高松宮記念の開催される中京競馬場の豆知識

    毎年3月末は中京競馬場GⅠ第2弾高松宮記念が行われる。

    そしてここで中京競馬場の豆知識を1つ。

    中京競馬場」は、他のJRA競馬場では起こり得ない「なぜだろう?」という不思議が色々存在する。



    中京競馬場はJRAの運営じゃない?

    例えば2019年の中京開催は3週間。他の競馬場では考えにくい日程だ。
    では何故こんな事がまかり通ってしまうのか?

    理由は至ってシンプルで、JRAが開催する「中京競馬場以外の9つの競馬場」はJRAの所有物なのだが、中京競馬場は「名古屋競馬株式会社」という法人の所有物だから。

    高松宮記念の開催される中京競馬場



  2. 中京競馬場の運営社「名古屋競馬株式会社」とは?

    中京競馬場の名鉄パノラマカーの展示のナゾ

    名古屋競馬株式会社」は東海地方に国営競馬(現在のJRAの前身)の開催場をという声に応えるため、1952年に愛知県、名古屋市、名古屋鉄道が出資して設立され、翌年に競馬場が完成し開催が始まった。

    そのため、中京競馬場内には赤い名鉄パノラマカーの車両(下画像参照)の展示があり、名古屋鉄道が出資していることがアピールされている。

    中京競馬場の名鉄パノラマカーの車両
    ▲ 名鉄パノラマカーの車両



    名古屋競馬株式会社とは?

    「名古屋競馬株式会社」について国税庁サイトで調べてみると、情報が載っていた。

    名古屋競馬株式会社の運営会社情報
    ▲ 名古屋競馬株式会社の運営会社情報



    名古屋競馬株式会社の住所が「愛知県名古屋市緑区大将ケ根1丁目2818番地」ということも分かったので、調べてみると、民家の並ぶ住宅地の奥(下画像参照)に1階建ての名古屋競馬株式会社(下画像参照)があった。

    名古屋競馬株式会社の運営会社情報の場所
    ▲ 民家の並ぶ住宅地の奥に進むと…


    名古屋競馬株式会社の運営会社の建物
    ▲ 名古屋競馬株式会社の建物



    看板画像を拡大してみると「名古屋競馬株式会社」と言う文字が確認できる



    JRAと名古屋競馬株式会社との関係

    一見ややこしそうに見える「JRA」と「名古屋競馬株式会社」との関係だが、簡単に言えば「名古屋競馬株式会社」が「箱」を用意し管理はするから「中身」を「JRA」に貸してくれと言ってるような関係と考えればわかりやすいだろう。


    一応、JRAとの共存共栄という形を取っているのだが、「名古屋競馬株式会社」は運営方針にも口を出してくる。

    どのような事情で中京開催が3週間という形態を取っているのかは定かではないが「名古屋競馬株式会社」の意向が強く働いていて「口を出している」のは間違いのないようだ。

    また2019年は雨に祟られる事が多かった中京競馬場だったが、内がかなり荒れていたので高松宮記念週はどうなることやらと思ってたら、なんとラスト1週のみBコース使用(仮柵で内の荒れた部分を覆い馬場の内外を均一化するという措置)という荒技が準備されていた。

    3週間開催の内、1週間だけコース変わりとは…

    普通の開催なら考えられない事象なのだが、JRA運営じゃない中京競馬場ならではの裏技と言うわけだ。

    良い場馬場で競馬できるのならこう言う臨機応変に対応できるのもいいと思う。
    何事も杓子定規に収まりきらないのもまた「競馬」というで、「競馬」も「競艇」も柔軟な考えの方が今の時代に合っているだろう。


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2023/12/03

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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?