競馬の楽しみ方~注目馬編 (2024秋のGⅠシリーズ開幕) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
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2024秋のGⅠシリーズ開幕
有力馬が不在の菊花賞
今週からいよいよ秋のGⅠシリーズがスタートする。
先週までは各GⅠレースに向けた様々なトライアル(ステップ)レースが行われ、その中でも特に注目すべきは、クラシック三冠の最終戦である菊花賞を見据えた戦いである。
日本ダービーを制したダノンデサイルは、早くから菊花賞への直行を表明した。
一方で、同ダービー2着のジャスティンミラノ(皐月賞馬)は菊花賞には向かわず、距離適性を考慮し、9月14日の愛チャンピオンSでは3着という結果を残した。春の二冠を制したジャンタルマンタルはマイル路線に転向し、春に上位争いをした馬の多くが不在の中で菊花賞が行われる。
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春の実績馬たちが上位を独占
まず、中山で行われたセントライト記念では、テン乗りのルメール初重賞制覇をもたらしたアーバンシックが勝利。2着には皐月賞2着、日本ダービー6着と善戦してきたコスモキュランダ、3着には朝日杯2着のエコロヴァルツが入り、春の実績馬が上位を独占した。
さらに、神戸新聞杯でもメイショウタバル(毎日杯勝ち)とジューンテイク(京都新聞杯勝ち)の実績馬がワンツーフィニッシュを飾り、いわゆる「夏の上がり馬」が勝ち名乗りを挙げることはなかった。
トライアルを使わず、自己条件から菊花賞に挑む馬もいるが、昨年のドゥレッツァのような大物評価は今年は見当たらない様子だ。
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ダノンデサイル、真価を問われる一戦へ
こうなると本番はダノンデサイルを中心に人気を形成されることになるだろう。ただ、ダノンデサイル自身としても、この菊花賞は適性を確認する重要な一戦であり、真の実力を証明する場でもある。日本ダービーでは、他の有力馬が本来の力を出し切れていなかった印象が強く、ダノンデサイルにとってはその実力を改めて示す絶好の機会となるだろう。
ダービー馬による菊花賞制覇は、2020年のコントレイル以来であり、その前は2011年のオルフェーヴルまで遡る。
この2頭、どちらも3冠馬だけに、ダービー馬とはいえ決して楽ではない舞台設定。
ダノンデサイルは真のダービー馬としてしっかりと結果を残すことができるのか、本番までその動向に注目が集まる。
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ジャスティンミラノ、秋で実力馬に挑む
一方で、皐月賞馬ジャスティンミラノが挑む天皇賞・秋は、ハイレベルな一戦になることが予想される。
ドウデュース、リバティアイランド、ジャスティンパレス、ベラジオオペラ、ソールオリエンスと、昨秋から今春にかけてGⅠを制した実力馬が集結する中で、ジャスティンミラノがどこまで通用するか、また3歳世代がどれだけ活躍できるかも見どころとなるだろう。
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10/13に提供された「アディショナルタイム」というコースでは、京都12Rで469.5倍の高配当を的中させた。今回も18点という少ない点数で狙い、推奨単価はリスクを抑えた600円となっていたので、28万 1700円の払い戻しとなった。
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