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競馬の楽しみ方~注目馬編 (アーモンドアイ、JRA・G1新記録の8勝なるか?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. アーモンドアイ、JRA・G1新記録の8勝となるか?

    中央競馬もついに無観客競馬が解除。

    ついに競馬も「指定席のみの限定」とはいえ無観客競馬が解除され、徐々に活気を戻している中央競馬。
    この秋はそれに相応しいレースが目白押しだ。



    JRAのG1で過去に7勝を挙げた馬

    まずは牡馬、牝馬とも無敗の二冠馬が挑戦する秋華賞(10/18)と菊花賞(10/25)が注目のレースだ。

    個人的な期待も兼ね天皇賞(秋)にてJRA・G1新記録の8勝に挑むアーモンドアイにフォーカスしてみたい。

    アーモンドアイの競走馬情報20201014
     

    JRAのG1で過去に7勝を挙げたのはアーモンドアイ以外に「皇帝」シンボリルドルフディープインパクト2頭のみだ。

    今年の春の安田記念では、勝てば8勝で史上単独1位がかかっていたのだが、グランアレグリアの前に涙を飲むこととなった。
    (アーモンドアイはドバイターフを勝っているため実質G1・8小馬ではあるが、この1勝はJRAのG1ではないためカウントされない)



    14年を経た今年、8冠に挑む

    改めてシンボリルドルフとディープインパクトの7冠達成を振り返ると、
    シンボリルドルフ1985年
    ディープインパクト2006年20年に一度の快挙

    ならば凱旋門賞クソつまらない結末となり、コロナ禍で競馬界も日本も明るい話題に飢えてる今、アーモンドアイには日本中の競馬ファンの期待がかかっている。

    14年を経た今年、8冠に挑むアーモンドアイが達成すれば歴史に大きな記録を加えることとなる。



    社台グループのバックアップはズル?

    8冠に挑むアーモンドアイを強力にバックアップするのが社台グループだ。

    どうバックアップするかと言えば、社台グループの息のかかった馬で天皇賞(秋)で有力なライバルとなりそうな馬を、尽く他のレースに振り分けたのだ。

    このやり方は大胆この上なく、安田記念でアーモンドアイに土を付けたグランアレグリアや毎日王冠を圧勝したサリオス、古馬の大将格であるサートゥルナーリアまでも回避させた(グランアレグリア、サリオスはともにマイルCS回り)



    万全の準備が整っているが…問題はアーモンドアイ。

    アーモンドアイも万が一ここでダメでもマイルCSで雪辱という手がないわけではないのだが、実はそうは言えない現実がアーモンドアイにはあるのだ。

    春のヴィクトリアマイルG1を楽勝し、安田記念をもと思われていたがグランアレグリアにまさかの完敗。
    その理由はアーモンドアイという馬が競馬用語でいう「2番が利かない」…つまり「短期間で連勝できない」タイプの馬だからだ。

    アーモンドアイという馬は、一見、楽勝したかに見えているレースでも、実は1レースに全力を使い果たしてしまう気性の持ち主

    さらには馬体のポテンシャルも相当な馬だけに、一度使うと相当に負担を負う馬で、3歳時のころからジョッキーや関係者の間でも心配されるくらい、レース後のアーモンドアイは毎回疲弊してしまっていたのだ。

    この点を踏まえると、中2週のマイルCSはおろか中3週のJCさえもとても楽観視できない。
    つまりはここは背水の陣。



    社台グループはなんとしても勝たせたいハズ

    自身にとっても、このレースを回避したグループの僚馬に対しても負けてはいけないレースなのだ。

    そして社台グループは前述の3頭を回避させたように、他にもありとあらゆる手段を講じてくるだろう。
    それくらい是が非でも勝たせたい

    なぜならと言うまでもないが、ここでアーモンドアイを勝てせることは歴史に名を刻むと同時に、「夏競馬が終わり、社台勢はどう狙う?」でも少し書いたように今年は低迷な社台グループにとってアーモンドアイの勝敗は至上命題と言っても過言ではないからなのだ。

    さて、勝負の行方やいかに?


    最後に。
    冒頭に書いた「指定席のみ限定の競馬観戦」だが、金払えば見れるものではなく、全国の競馬ファンとの争奪戦だ。

    指定席もかなりの倍率での抽選とのことだから、まだしばらく観戦はできそうもないね。


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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。