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競馬の楽しみ方~調教師・厩舎編 (ノーザンファームの高度な施設と影響力) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. ノーザンファームの高度な施設と影響力

    ノーザンファームの高度な調教施設

    先週の安田記念にはノーザンファーム産の馬が7頭出走した。

    そのうちノーザンファーム天栄もしくはノーザンファーム信楽で調整されてレースに送り込まれた以下の馬は6頭だ。

    ダノンキングリー(天栄)
    シュネルマイスター(天栄)
    インディチャンプ(信楽)
    ラウダシオン(信楽)
    サリオス(信楽)
    ケイデンスコール(天栄)
    カテドラル(信楽)


    基本的にはノーザンファーム産の馬はある程度レース間隔が空けば外厩牧場であるノーザンファーム天栄(関東馬)ノーザンファーム信楽(関西馬)で調整される。

    天栄(福島県)、信楽(滋賀県)は、ともに東西トレセンよりも高度な調教施設を擁しておりノーザンファーム産馬の活躍はこの両施設によってもたらされいる。



    ノーザンファーム産馬じゃないのになぜ?

    しかし先週の安田記念を勝ったダノンキングリーはノーザンファーム産馬ではないのに、調整はノーザンファーム天栄で行われていた。

    その理由とはなんだろうか?

    ダノンキングリーの生産牧場は浦河の三島牧場生産馬で、セレクトセールに出され、オービック会長である野田順弘が落札した。

    馬主野田順弘は、冠号「ダノン」と付く馬の所有者で、妻の野田みづき冠号「ミッキー」と付く馬の所有者で、社台グループが主催するセレクトセールの上顧客のトップ5に名を連ねる富豪夫婦である。

    本来ならノーザンファーム産馬専用と言っていいノーザンファーム天栄はノーザンファーム産馬でなければ当然「お断り」の施設なのだが、そこは金持ち夫婦セレクトセールの上顧客ならば無碍に断れないのも事実で、ノーザンファーム側も断る理由がなく預かったようである。

    昨年の天皇賞(秋)12着後、ノーザンファーム天栄に放牧に出され立て直されたダノンキングリーは見事に復活を遂げた。
    しかもグランアレグリアを下してのものならその価値はより一層高い。

    今回の復活劇で、改めてノーザンファーム競馬界にもたらす影響力を誇示したと言えるだろう。


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2023/12/03

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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

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ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?