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競馬の楽しみ方~女性騎手編 (「旬」の今村聖奈騎手vs「旧」アイドルジョッキー対決?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 「旬」の今村聖奈vs「旧」アイドルジョッキー藤田菜七子が対決?

    今村聖奈騎手が引く手あまたの大人気

    2022年3月のデビューからここまで21勝を挙げ、同期でのトップをひた走る今村聖奈騎手

    以前にも「崖っぷち藤田菜七子騎手と新人・今村聖奈騎手」で今村聖奈騎手のことは取り上げ、「2022年5月・JRA女性騎手の近況」では今村聖奈騎手の5月時の状況をお伝えしたが、過去にデビューした女性騎手デビューイヤーに2ケタ勝利を挙げたのは今村聖奈騎手が初めてだ。

    今村聖奈騎手
    ▲ 今村聖奈騎手


    それだけに10勝という数字だけでも凄いのだが、半年でその倍の勝ち星を挙げていること。さらにはその中には重賞初騎乗初勝利(CBC賞・テイエムスパーダ)が含まれているから、またさらに凄味が増すというものだ。
     
    今村聖奈騎手は今や引く手あまたの人気ぶりで、新人ジョッキーで斤量負担が軽いというメリットはもちろんだが、今村聖奈騎手は性別云々に関係なく、新人としては騎乗技術の評価が高く、勿論さらにこの上を目指そうとするとまだまだ途上なのだから期待されるのは当然だ。 
     
    先行してナンボ…というレースが多くある夏競馬のローカル場であれば、この手のジョッキーの需要は非常に高く、本人としてもこの時期が絶好のアピールの舞台となる。 
     
    後半戦でも引き続きチャンスをつかむためにも、この夏はより一層力が入るところだろう。 
      
     
     

    新旧アイドルジョッキー対決が実現

    その夏競馬、今週いっぱいで福島&小倉開催が終了し(ひと足早く先週で函館開催を終えて札幌が始まるが)、来週からは新潟で開催が行われるのだが、今村聖奈騎手も新潟に参戦予定とのこと(8月まで小倉開催が空くため)で、今から続々と騎乗馬が集まっているそうだ。 
      
    また、この新潟開催でちょっとしたイベントが見られる可能性がある。 
     
    新潟開幕週にGⅢ・アイビスサマーダッシュが行われるのだが、そこで今村聖奈騎手藤田菜七子騎手がそれぞれ騎乗予定で、JRAでは史上初となるグレードレースでの女性騎手の共演が実現するかもしれないのだ。 
     
    今村聖奈騎手オヌシナニモノ(栗東・高橋忠厩舎) 
    藤田菜七子騎手スティクス(栗東・武幸厩舎) 
    に騎乗予定とのこと。 
     
    女性騎手が複数名重賞に騎乗するのは、1999年の新潟3歳S(現新潟2歳S)で、元JRA騎手の細江純子氏と、地方から参戦した山本泉騎手(新潟県競馬所属)が競演したことが1度あるものの、JRA騎手同士というのは過去に例がない。 
    今回実現すれば史上初ということになる。
    (JRAが積極的に女性ジョッキーを増やそうとしているので実現するのも時間の問題だが) 
     
    2人でレースをするわけではないが、なかなかお目にかかれない組み合わせとタイミングだけに、盛り上がることは間違いないだろう。
     


    藤田菜七子の修行の成果に期待できないかも?

    そんな中、最近はすっかり古川奈穂騎手今村聖奈騎手にお株を奪われてしまった感じの藤田菜七子騎手

    彼女のことを「旧」アイドルジョッキーと言ってしまうとやや角が立つかもしれないが、近況の勢いと人気(騎手としての需要)を見ると、明らかに今村聖奈騎手が「旬」でかつ中心的存在であることは間違いない。

    藤田菜七子騎手は5月28日に勝って以降、勝ち星はなく今年ここまで4勝止まりの藤田菜七子騎手は、この成績だけにスポーツ紙などはなかなか取り上げるネタに困る状況で、下火になってしまうのは仕方なし。

    藤田菜七子が停滞ムードの中、先日、週刊文春栗東トレセン関係者との熱愛をスクープされ、思わぬところで世間を賑わすことになったが、「栗東へ修行に行った、というのはそっちの修行かよw」というツッコミは多くの競馬ファンがしたかったはずだ。
     
    週刊文春の藤田菜七子騎手熱愛スクープ
    ▲ 週刊文春の藤田菜七子騎手熱愛スクープ


    このネタもあり、競馬の低評価なので、藤田菜七子騎手大幅下落

    競馬ファンが観たいのは藤田菜七子騎手も含め「女性アスリートが華やかな舞台で活躍する姿だ」と言ってくれるファンの期待を裏切らず、意識を本業に戻し、しっかりと腕を磨き、まだまだやれるところを見せて欲しいものだ。

    女性ジョッキーの成績を見ると、
    今村聖奈騎手が、21勝
    古川奈穂騎手が、8勝
    永島まなみ騎手が、6勝
    藤田菜七子騎手が、4勝

    という今年ここまでの成績。
    藤田菜七子騎手は先輩ジョッキーとしても、最低この古川奈穂騎手と永島まなみ騎手よりも好成績を挙げておきたいものだ。

    藤田菜七子騎手は来週からは新潟を主戦場として騎乗を続ける予定だが、新潟は関西のトップジョッキーも頻繁に騎乗することが増え、なかなか福島のように騎乗馬を集めることが難しくなることも想定される。

    藤田菜七子騎手にとって、この夏はキビシイ勝負どころとなるだろう。


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2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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▲ アシストの無料予想(2024/04/20)


【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。