最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,521

競馬の楽しみ方~番外編★ (JRAの制裁は30日の騎乗停止処分だけか?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. JRAの制裁は30日の騎乗停止処分だけか?

    騎乗停止処分になったZ世代ジョッキー達

    Z世代ジョッキー角田大河今村聖奈永島まなみ古川奈穂河原田菜々小林美駒の6名のジョッキーが、開催中にジョッキールームでスマートフォンを使用したとして、騎乗停止処分になったと発表があった。
     
    Z世代ジョッキーが騎乗停止処分になった
    ▲ 騎乗停止処分になったZ世代ジョッキー達


    先週5月6-7日の開催までは騎乗したが、5月13、14日から30日間JRA開催にして開催10日間の騎乗停止となる。…それだけだ。
     
    公正確保のため、競馬開催中は騎手と外部との接触が禁止なのは周知のこと。 
    前日からジョッキーが宿泊している調整ルームにおいても通信機器の使用や、外部との連絡は禁止されているため、違反認定となったというわけだ。 
    (日本中央競馬会競馬施行規程第147条19号「競馬の公正確保について業務上の注意義務に違反した者」) 
      
    公営競技、公営ギャンブルにおいて、通信機器の持ち込み・使用はもってのほか。 
    騎手だけでなく、その他の公営競技選手も選手になる前から、いや、選手でなくても知っている「常識」だ。 
    そんな基本中の基本を、デビューしたばかりのジョッキー達が一緒になってルールを破ってしまったのだ。 

    これって「若い」という言葉では片づけられない大事件だろう。 

    昔から調整ルームに入る前に通信機器を預けるルールではあったが、2011年からはオフラインのデバイスについては、事前の届出があれば持ち込みが可能になっていた

    ただ、今回のケースは開催中のジョッキールームでの使用だ。
    使用することはおろか、持ち込みすら禁止されているハズの状態での行為だから、JRAのチェックの甘さに大注目が集まった。
    騎手同士で通話をしていたというのだから、何とも理解し難い。



    JRAの公式発表がこんなのでいいのか?

    そんな異常事態に対し、JRAの公式発表疑問が残るものだった
     
    公正確保上、重大なものはなかった
     
    ルールをしっかり把握しておらず、誤った解釈をしていたので、30日間の騎乗停止と判断した
     
    …という、どうにもこうにも『仕方がない感』を強調した説明だけ。
    公営競技の根幹である「公正安全」が揺らぐルール違反に対してこの制裁は、非常に甘いのではないか?という指摘が様々なところから聞こえてくる。 

    他の公営競技と比べると、こういった類の違反行為をすると半年から1年の出場停止が普通だ。 
    今回に限らず、過去のJRA騎手の通信機器使用による裁定結果についての緩さが改めて浮き彫りになった格好だ。 

    あまり公営競技を知らない人からしてみたら、「八百長しても1ヶ月で職場復帰できる」という風に思われかねないだろうし、むしろ「八百長してる騎手も多そうだ」くらいに思う人もいそうである。

    改めて規律を正し、馬券を買う人たちの信頼を損ねないよう、競馬界全体で気を引き締め直してもらいたい。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/12/03

競馬キャンプという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

競馬キャンプという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競馬キャンプの無料予想(2023/12/03)

競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?