競馬の楽しみ方~番外編★ (時計とスポンサー事情) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
今日はそんな雑学を話そうと思う。
…というのも、以前に『競馬のネタは、馬の知識が無いとわからない。』ってメッセージが「口コミ」で来たので、私としてはレース前の見解を述べてたのですが、もしかするとそーゆうネタって退屈なのかな?と、思い、今回のような個人的に話したい「ネタ」がある時は、自分も少し調べることで勉強にもなるので、「小ネタ」を書こうと思う。
なので、たまにこういうネタを挟むことにしたよ、どう( ・?・ )w
…さて、改めて。「時計」を利用する競技が沢山あるね、…ってトコから。
世界的に最も注目が集まるスポーツの祭典といえば、サッカーのW杯と夏季五輪か。
このようなイベントには必ず、時計メーカーのスポンサーが存在している。
「昔からのなじみ」で言うと、甲子園の時計は長年日本のSEIKO(セイコー)がスポンサーだったけど、2001年頃から金の切れ目が縁の切れ目で、気づけばCITIZEN(シチズン)になっていた。
サッカーW杯だと、近年はHublot(ウブロ)がスポンサーになり、残り時間やロスタイムの表示、はたまた審判の腕時計などに自社の時計をこれでもか!って言うくらいに使ってる。まぁ、あれだけ見れば、スゴイ宣伝効果になるよな。
同様に2020年の東京オリンピックは既にOMEGA(オメガ)と決まっており、ゴルフの全米ツアーはROLEX(ロレックス)だ。
では競馬をスポンサードしているメーカーはどの会社かというと、流石、時計と言えばスイス。
スイスのLONGINES(ロンジン)なのだ。
ロンジンは、ワールドベストジョッキーシリーズをスポンサーしており、昨年はシリーズ最終戦のジャパンCでオーストラリアのH.ボウマン騎手がシュヴァルグランで制し、首位のままチャンピオンを確定させた。
通常この賞は、フランスや英国のリーディングジョッキーが受賞するのだが、この年H.ボウマン騎手は、オーストラリアの歴史的名牝WINXS(ウインクス)でG1、6勝を含む9勝(現在ウィンクスは24連勝中でG1勝利数の世界記録を樹立したばかり)し、ロンジンが指定するオーストラリア圏のレースを全てウィンクスで勝ったため、昨年度のチャンピオンとなることができた。
日本で24連勝するのはただ事ではないけど、オーストラリアは1985年にパート1国に認定されてはいるものの、全体のレベルとしてはたいして高くないため、ウィンクスのような突出して強い馬が現れれば、24連勝も夢ではないという土壌があるにはある。
またウィンクスは牝馬であるため、牡馬に対して酷量の「ハンデを背負わされることがない」のも、この連勝を後押ししていると言えるだろう。
また、今週の天皇賞(春)もロンジンワールドベストレースホースランキングの対象レースとなっているため、シュヴァルグランで挑むH.ボウマン騎手も、力の入るところだろーねw
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9/15にはなんと、わずか20pt予想(2000円)で参加できるコースで、中京12Rにて457.9倍と106.1倍の2券種的中。…仮に500円で全券種を買ってたら、今回は2000円予想で、合計28万 2000円の配当だ。
数年前には1000円予想の3237.5倍他全2券種的中といい、すごい。…因みに過去最強は、1000円予想で当てた6479.2倍だ(コレ)。