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競馬の楽しみ方~番外編★ (雪にまつわる競馬の歴史) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

先週は超絶・寒かったけど、今日は多少マシか。…しかし今週中にもまた大寒波が襲ってくるという予報(あくまでも)が出ているらしい。
来週の競馬は三日間開催も控えているので、開催中止とか順延とかにならないでほしい!

昔は雪が降って、芝コースが、安全上使えそうにないということで芝のレースを全部ダートに変更して施行されたという。
今では考えられない時代もあった。



調べてみたところ、最後に芝のレースが雪でダートに変更になったのは2008年が最後だそう。

この時は2008年2月3日、京都芝2000mの3歳未勝利戦がダート1900mに変更になった。
基本的に京都のダート中距離は1800mで行われていたんだが、この日はなんと12年ぶりにダート1900mが復活したんだとか。

その理由としては芝2000mのフルゲートの頭数がダート1800mだと入りきらないため、急遽ダート1900mを使用したというもの。
京都競馬場はダート1900mという番組も組めるコース形態であったために事なきを得たようだが、芝のレースに投票して、結果的にダートを使うという羽目になるというのは、今考えればヤケクソにも程があるというものw

そもそもどうしてここまでして強行に競馬を開催したかといえば、中止にして代替開催となると、それに伴うコストとともに売り上げが大幅にダウンしてしまうからだ。



覚えてる人も多いだろう。昨年、台風の中行われた菊花賞天皇賞だが、アレは騎手会が「安全面から競馬開催を中止して欲しい」と強硬に主張すれば中止になっていた可能性も十分にあったはずで、騎手の中には「無事回ってくるだけで精一杯」とコメントしていた騎手もいたぐらいだった。
誰も声をあげなかったからあの嵐の中でも強行開催としたが、騎手会が主張すればJRAも中止を余儀なくされたと思う。それくらいJRAとしては「代替開催」は避けたいのだ。


過去にも京都競馬場で開催日の途中から猛吹雪となり、当時の騎手会長であった河内洋騎手(現調教師)が「こんな中で競馬したら事故が起こる」とストライキも辞さない程の猛抗議をし、やっと以降のレースが中止になったことがあった程。

現在では今年の日経新春杯がそうであったように、「開催が危ないな」と想定されたら重賞の前売りを中止し、それとなく匂わせる施策をとっているJRAだが、昨年の天皇賞や菊花賞は前売りが始まった後に一気に天候が悪化したため、JRAも中止に際しての前売りの払い戻し等々、莫大な損失に見舞われることが明らかであったため強行に出たが、あれで、もし事故でも起こっていようなら大変なことになっていただろーな。


まぁ、個人的には今週末は開催中止とかにならないでほしいなぁ。

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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。