最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,520

競馬の楽しみ方~騎手編 (武豊騎手の今後の動向は?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 武豊騎手の今後の動向は?

    40日離脱していた武豊

    競馬界のレジェンドと言われる武豊だが、今年は怪我で約40日間の離脱があった。
    現在リーディング21位だ。

    既に夏競馬の時期に移行した今、ルメールと同じエージェントと契約している武豊は、武豊は主に小倉、そして今年はオリンピックによる変則開催のため一時的に小倉開催がない場合は新潟と、極力ルメールとの競合を避けて別の競馬場で乗ることになるだろう。



    武豊騎手のエージェント豊沢師

    エージェントである豊沢師は、ルメールのエージェントを務めていることでもわかるように、今や競馬界ナンバーワンエージェントの位置にいる存在で、必然的に騎乗依頼は豊沢氏に集中する。豊沢氏はルメール武豊の他にも浜中俊、そして売り出し中の若手減量騎手である19歳の泉谷楓真も抱えているので、ルメール以外の序列の差配が難しい状態にあることが予想される。



    泉谷楓真と武豊が同列で使い分け?

    何が差配を難しくさせているかと言えば、泉谷騎手の存在だ。
    泉谷騎手は現在武豊騎手と勝ち星の数こそ31勝と同じだが、2着の回数が泉谷の方が多いため現在全国リーディング20位で、武豊騎手の一つ上の位置にいる程の腕達者と認められつつあることから、騎乗依頼も激増中なのだ。

    この状況を考慮すると、レースによっては武豊騎手と泉谷騎手が同列に扱われることが増えてくるだろう(浜中騎手は現在25勝と4人の中で最下位なのであれば必然的に4番手の扱いとなる)

    そうなるとそうなると豊沢氏は経験が求められる特別戦などに武豊騎手、減量が利く平場戦に泉谷騎手と振り分けるという動きになりそうだ。

    その結果、武豊騎手の騎乗数確保は難しくなりそうに映るが「武豊」のネームバリューは当然今でも高く「減量が利かなくても武豊」という馬主さんや牧場、調教師もまだまだたくさんいることから、極端に馬の質、量が落ちるということはないが、全盛期と比べると少しは落ちるのは否めないところといえる。



    武豊騎手、凱旋門賞3度目の正直となるか?

    そんな中、降って沸いたトピックスが届いた。

    4日にフランスのサンクルー競馬場で行われたG1サンクルー大賞典をブルームという馬が逃げ切って勝ったのだが、この馬は前にコラムでも書いたように、イギリス、アイルランドを中心に不動の存在となっているクールモアグループと日本のキーファーズ代表取締役社長の松島正明氏の共同所有馬で、2年前も武豊とのコンビで凱旋門賞挑戦を目指したが体調不良で回避したという事情がある馬。

    そして成長を遂げた今年はこのレースを勝ったことで改めて「凱旋門賞参戦」宣言が出されている。また、鞍上もやはり武豊騎手となる可能性が高いとのこと。

    尚、昨年も武豊騎手はクールモア&キーファーズの共同所有馬ジャパンで凱旋門賞に出走予定であったがレース直前にジャパンから禁止薬物が検出され出走停止になった。
    武豊騎手も「まさかここまで来てスタンドから観戦するとは思わなかった」と語っていた。

    今年はこれで3度目の正直となるが、常々「凱旋門賞に拘っていきたい」と公言している武豊騎手にとっては朗報であろう。

    日本馬もG1宝塚記念連覇のクロノジェネシスを筆頭に6頭出走の意向を示している今年2021年の凱旋門賞は、例年以上に日本の競馬ファン注目のレースとなりそうだ。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/12/03

競馬キャンプという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

競馬キャンプという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競馬キャンプの無料予想(2023/12/03)

競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?