最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,520

競馬の楽しみ方~騎手編 (岩田「令和」初の天皇賞制覇なるか?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 岩田康誠の完全復活祭、「令和」初の天皇賞制覇なるか?

  2. 今週は京都競馬場で伝統のGⅠである天皇賞(春)が行われるが、昨年レインボーラインで勝利した、岩田康誠騎手に今年もチャンスのある馬が巡ってきた
    岩田康誠騎手の画像 
    ↑岩田康誠騎手


    その馬とは、菊花賞3着ユーキャンスマイル

    菊花賞では「ユーキャンスマイル」に武豊騎乗で3着だったが、当時の武騎手の乗り方を見ていると「勝ちに行く競馬」でなく、ロスのない競馬を心がけて乗ったら3着だったという印象だったので、その後の万葉Sで連続騎乗の武騎手は「勝ちに行く競馬」で勝ったと思ったところを、まさかのノーマークの逃げ馬ヴォージュを残してしまい痛恨の2着。


    そして次走に選んだのが2月16日に行われたダイヤモンドSだが、この日武騎手は京都牝馬Sでリナーテに騎乗したため、ユーキャンスマイル岩田康誠騎手乗り替わりとなった。
    元々ユーキャンスマイルを管理する栗東友道康夫厩舎は、開業当初から岩田騎手を重用しGⅠを2勝しており、友道康夫厩舎↔︎岩田ラインは悪くない関係にあったため、岩田康誠騎手に再び白羽の矢が立った。…というのが、当時の経緯だったのだろう。


    ただ、数年前の競馬コラムでも「悩める岩田の運命を変える超新星、ファンディーナ。」という記事タイトルで書いた、岩田騎手の「大スランプ」と言われていた時期は友道康夫厩舎との関係も希薄になっていた。

    では改めて岩田騎手の「大スランプ」を振り返るが、
    何故、岩田騎手が「大スランプ」に陥ったと世間から言われるようになったのかというと、単純に


    制裁点の多さ」が原因だったようだ。


    つまり、「大スランプ」と言われていた時期は「強引な競馬が多い」という声が多かった時期と重なり、「強引な競馬=制裁を受ける」という図式は至ってシンプルで、2014年の岩田康誠騎手が「制裁点74点」は一流と言われる騎手にとしてはどう考えても多すぎる制裁点だった。


    強引な競馬を繰り返す制裁点が積み重なる騎乗停止が増える


    …というのは厩舎側から最も嫌われる要因で、岩田康誠騎手の技術は高く評価されていても、肝心なところで騎乗停止になる騎手には厩舎側も頼みたくても頼めなくなり、この部分は馬主の手前も大いにあり、岩田騎手の技術を頼りにして騎乗依頼をした愛馬が、岩田が騎乗停止になったため鞍上が宙に浮いてしまったら馬主も怒り心頭となるだろう。
    だから、そういった理由で厩舎側もその前の布石として岩田騎手への騎乗依頼を減らしたってこと。


    ただ、流石に岩田騎手もこの負のスパイラルに気付いたらしく、2016年は制裁点19点2017年は17点2018年は27点と、失地回復に努めた結果、自動的に騎乗機会が増えはじめ、復活していくことになった。

    そもそも岩田騎手の技術は超一流であることは誰もが認めるところで、制裁が減ったことで騎乗会が増えればそれに伴い勝ち星もついてくる。


    そうなれば自然と馬の質も上がり、その結果が昨年のレインボーラインでの天皇賞制覇に繋がったのだ。
    世間では「岩田はスランプ」と囃し立てられていたが、実際はスランプなどではなく、物理的に騎乗数が減ったため、馬の質が落ちただけだったのだ。


    さらに今年は「今年の新人騎手はチョット…」でも書いたが、息子岩田望来(みらい)騎手も新人デビューしたので、息子よりも制裁点の多い親というのは、大先輩岩田騎手の立場上、許されるものではないと本人も改めて感じたようだw
    岩田康誠騎手と、息子の岩田望来の画像 
    ↑岩田康誠騎手と、息子の岩田望来騎手


    その点も考えて騎乗し続けている岩田騎手は、今は正に元来の騎乗技術の高さに丁寧さが加わった感があるので、今年は再ブレイクの可能性も高いんじゃないだろうか。…と、私だけでなく色々なメディアでも言われているぞw

    ここでユーキャンスマイルを勝たせ、2年連続天皇賞(春)制覇となれば、岩田株も上昇間違いなし「令和」初の天皇賞制覇という「おまけ」も付いてくるなら岩田騎手には大きく期待できるんじゃないだろうか!


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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?