最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,520

競馬の楽しみ方~注目馬編 (秋華賞で3冠が懸かるリバティアイランド) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 秋華賞で3冠が懸かるリバティアイランド

    リバティアイランド1強ムードに異変が?

    秋競馬、これからGⅠレースが始まってくるが、そんな中でも注目は牝馬クラシックだ。
    春の2冠を異次元の強さで完勝したリバティアイランド、来る秋華賞で3冠が懸かる
    とくにオークスが他馬を子ども扱いした圧巻のレースぶり
    「これは秋になっても敵はいないだろう」というのが当時の周囲の一致した意見だった。

    秋華賞で3冠が懸かるリバティアイランド
    ▲ リバティアイランド


    ただ、そんな評価も、ここにきて少し変化が見え始めている
     
    まず、秋華賞トライアルが非常にインパクトのあるレースだったこと。
    それも、東西で行われた2レースがどちらも見た目、内容ともに良かったのがポイント。
     
    最初は中山で行われた紫苑S。春は牝馬クラシック未出走に加え、ワンパンチ足りないレースが続いていたモリアーナが、文字通りのひと夏での成長を見せるレースぶりでV。

    先行勢のペースが激化し、やや展開が向いたところはあるが、中山の急坂をものともせず馬群を割って突き抜けて見せた。
    昨年の阪神JFでは、リバティアイランドに続く2番人気に指示されたほど(結果は12着)
    リバティアイランドとはそれ以来の対戦となるだけに、その力の差がどこまで縮まっているのか、来月の再戦が非常に楽しみなところである。


    また、阪神のローズSはなんとJRAレコードだ。
    この週は総じて芝の時計が速かったものの、牝馬限定戦でこれほどタイムを叩き出すのだから恐れ入る。

    勝ったマスクトディーヴァ、2着ブレイディヴェーグは春クラシック戦線に乗れなかった馬で、リバティアイランドとは未対戦
    いわゆる『夏の上がり馬』の台頭となり、『1強』と言われてきた今年の牝馬クラシックの最後に波乱の立役者たちが名乗りを挙げてきた。
     
    それでもまだ「やっぱりリバティアイランドはケタが違う」という声は少なくない。
    しかしもうひとつ、この夏リバティアイランド自身に起こっている変化に不穏な気配がある

    オークス後、当然のように休養に入ったのだが、なんとこの夏、放牧先(ノーザンファームしがらき)みるみる馬体が大きくなりオークス出走時466キロ台だった体が、先日の帰厩時にはなんと520キロまで増えていることが分かった。

    50キロのパンプアップ、過去に全くない話ではないが、体重が増え過ぎると調整が難しい(ハードに攻めた時の反動が牡馬よりも大きい)と言われている牝馬にとって、この大幅増量は本番の秋華賞までどうなっていくか注目が集まっている。
     
    久々に現れた怪物牝馬、終わってみれば成長分として片付いてしまうケースももちろんあるが、ポカがあるとすればこの馬体増による影響か。
    アーモンドアイ以来となる牝馬3冠達成を見たい気持ちは十二分にあるが、好配当馬券を狙う…となると好機でもある一戦。

    まだ1ヶ月先の話ではあるが、この中間のリバティアイランドの調整過程はしっかりとチェックしなければならない。


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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?