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競馬の楽しみ方~注目馬編 (今年の3歳牡馬はコイツだ!) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

今年の3歳牡馬はコイツだ!2018年、最初の競馬コラムだなーw

毎年この時期になると来年のクラシックは云々となるのだが、ほんの1ヶ月前はワグネリアン(栗東・友道)が抜けていると言われていたけど、ここ最近、次から次へと凄い馬が出て来ている。
ということで、この時点での個人的な評価をしてみたいと思うぞ。

基本的には2018年は、この3強が抜けている印象。

ワグネリアン(栗東・友道)
タイムフライヤー(栗東・松田国)
ダノンプレミアム(栗東・中内田)


ワグネリアン(東京スポーツ杯2歳S勝ち)は金子真人HDゆかりの血統でディープ産駒。母系にブロードアピールがいる。普通に考えればマイラー。
金子オーナーも取り敢えず自己所有の繁殖牝馬に種付けしたら、とんでもない馬が出た!って感覚なんじゃなかろーか。距離はある程度は持ちそーだし、母系が骨太血統なんで、健康面に心配はない馬なんで個人的には良いところまでいくと思っている。


タイムフライヤー(ホープフルS勝ち)はハーツクライ産駒。ホープフルSが物凄い脚で、一気に株を上げた感じ。母の父がブライアンズタイムで母の全兄にタイムパラドックスがいる血統で、こちらも母系は頑強だ。
「ハーツクライ産駒」は「成長のハーツクライ」と言われるようにディープなどと比べると成長曲線が緩やかなのが特徴だが、それは遺伝的にハーツクライの血が濃く出るとそうなるようだ。
しかし、この時期の中山であれだけの脚を使える馬というのは滅多にいないのが事実。おそらく母の父ブライアンズタイムの血が濃く出ているために、化骨及び筋肉のつくスピードが早いので、早い段階で完成を迎えるのではないだろーか。


ダノンプレミアムはディープ産駒ですが、この馬はこれまで見て来たディープ産駒のどのタイプにも当てはまらない感じの馬。
ディープ産駒の特徴は「体型が中型で、体が柔らかく、切れる脚を使う」というのが主なのだが、この「ダノンプレミアム」は朝日杯を見ると、その全てがディープの特徴という「次元を超えている感」さえあると言っても過言じゃない。
管理する中内田調教師も現在売り出し中のようだが、調教師界のサラブレッドという観点からは言えば、物凄い経歴の持ち主。
そんなマイスターが送り出すこの馬は、もしかしたらディープインパクトの最高傑作となる「予感」さえします。



その他の馬の寸評

ルーカス(美浦・堀)
兄同様に奥手かもしれないね。現時点で人気先行だと思う。

グレイル(栗東・野中)
ハーツクライ産駒(京都2歳S勝ち)で、一応タイムフライヤーを負かしているので評価しないわけにはいかない。

ダノンマジェスティ(栗東・音無)
昨年の皐月賞馬アルアインの全弟でセレクトセールでの落札価格は 2億2千万円。昨年アルアインが皐月賞を勝った際に、音無調教師が「泰寿(池江)のやろう、余計なことをしてくれた」とプレッシャー感じてコメントしたいたって裏話もあった馬。
デビュー戦はスローの瞬発力勝負ながら上がり33秒0は秀逸。兄よりも柔らかみがあり切れがあるとのこと。

タニノフランケル(栗東・角居)
先日、稼業を次ぐために2021年で勇退することが発表された角居調教師。この馬は母ウオッカのフランケル産駒だが、今のとこ目立ったスピードも瞬発力もない。春は厳しいと思われる。



さて、
何頭か個人的に気になるところをピックアップしてみたが、まだまだこれからデビューし、クラシックに乗ってくる馬も当然出て来くるし、故障して休養を余儀なくされる馬もいるだろう。
昨年までに1勝以上した馬を取り上げてみたのだが、昨年が地味だっただけに今後も新星が突然現れても驚けない年に今年はなるような気がする。

これからもそんな馬が現れたら随時解説していこうと思う、今年最初の競馬コラムでしたw


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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

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2024/04/20(土)
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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。