最終更新日:2024年04月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,557

競馬の楽しみ方~注目馬編 (さて、どう来るか?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

先週は桜花賞、皐月賞への王道、トライアルチューリップ賞弥生賞があった。
ともに1番人気が勝つというあまり面白くないものだったんだけど、本番はどーだろーか?
今回は、その辺りを検証していきたいと思う。


まずは「桜花賞」だが、こちらは「当確」とみる。
もちろん順調さを欠かないことが前提だが、時期的にも新たなライバルが出現する時期ではもうないので「ラッキーライラック」は大丈夫だろう。

「え、シンザン記念を勝ったアーモンドアイがいるじゃないか」…って声も当然あるだろーがラッキーライラックと比較して、超えなければならないハードルはラッキーライラックよりも遥かに多いからだ。
ここまでキャリア3戦だが、まず時計の裏付けがない。
チューリップ賞決着時計が1分33秒4。しかも楽勝、仕上げは9割弱。


つまり、これ以下という可能性が低いのであれば、アーモンドアイは持ち時計を1秒5以上短縮して初めて五分の状態になるワケだからな。アーモンドアイがこれまで叩き出した上がり最速時計は未勝利時の33.5秒で、しかも脚を溜めた状態からでのもの。
ラッキーライラックはチューリップ賞で自分から動いて33.3秒、しかも自分から動いてのものならその価値の違いは明らかだろう。


アーモンドアイ信者達は「牡馬相手にシンザン記念を勝った牝馬は強い。実際「ジェンティルドンナ」もそうだった。」…などという、都市伝説を盾にする信者もいるかもしれないけど、ジェンティルドンナの勝ったシンザン記念は15頭立てで、牝馬は2頭。

ソレに対して、アーモンドアイが勝ったシンザン記念は11頭立で牝馬は3頭。しかも2着も牝馬。レースレベルの違いは明らかで、確かにコレだと都市伝説だろう。

よもや逆転があるとすればラッキーライラックの経験したことのない雨馬場。
これで条件は五分に近くなるかもしれないが、ラッキーライラックが重馬場下手とはまだ決まっていない。
オルフェーブル→ステイゴールドと続く血脈は名うての重巧者だからね。


万が一の可能性を残す馬は、関東馬ロックディスタウン
札幌2歳S覇者で阪神JFもラッキーライラックを抑えて1番人気だったが、結果は残念な9着。
この時の在籍厩舎が、2/20の競馬コラムで書いた、二ノ宮調教師が定年を待たずして引退する、あの関東二ノ宮厩舎だったのだが、この時点で既に二ノ宮厩舎は2月解散が決定していた。

普通は2歳のこの時期に先を考えずに目一杯には仕上げないのだが、厩舎にラストG1をということで牧場側も大目にみるということで目一杯に仕上げたのが「裏目」に出たようだ。

そして現在は関東「藤沢厩舎」に移籍して次週のフラワーCを目指して調整中だとか。
フラワーC経由で桜花賞を勝った馬がいないわけではないが、出走するにせよ中2週で輸送となる。
これはどうする。

昨年ソウルスターリングで輸送をあれだけ嫌がった藤沢調教師だ。
一説にはフラワーCからフローラSを経てオークスという噂も既に流れ始めているとか。
…結論としてはそこまで「難しい桜花賞にはならない」と考えてよいだろう。



一方、「弥生賞」のほうに目を向けてみると、こちらも1番人気ダノンプレミアムが圧勝したね。
しかも2着に負かしたのは「あの」ワグネリアン
着差は1馬身4/1。今回に限れば決定的といえる結果だろう。

では2着のワグネリアンを含めて今回負かされた馬が本番で逆転するためにはどうしたらいいのか?

悩むな。…それぐらい「ダノンプラチナム」という壁は高いからな。簡単ではない。それにしても、あの馬の追い出した瞬間の「ダノンプレミアム」の迫力はすごいからね。



皐月賞」についてはまだトライアルが若葉S、神戸新聞杯、スプリングSとあり、ダノンプレミアムと未対決の馬もいるので、どこかで秘密兵器と呼ばれる馬が現れるかもしれないけど、その秘密?兵器を探るべく、私は今日もネットでカチャカチャと情報集めをしてるのですw

…強いて挙げるとすれば2戦2勝の、DMMバヌーシー出資を募集しているキタノコマンドールか?

ただ、一応2戦2勝という成績のこの馬、2戦とも1番人気でなかったことを考えれば、最初から秘密兵器でなかったことがバレてたんだろ。所属がDMMドリームクラブ、名付け親がビートたけしこと、北野武と話題には事欠かないが「忖度」を受ける域には達していないだろうね。
「バヌーシー」に参加してる人はすげー期待してるんだろ〜けど、まだまだ「夢」を持つには早いだろう。


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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。