最終更新日:2024年10月25日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,708

競馬の楽しみ方~調教師・厩舎編 (解散厩舎エピソード) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

2月という時期は「厩舎が解散」する時期だ。

この「厩舎が解散」って言葉に聞き覚えのない人もいるかもしれないので、簡単に説明すると、競馬の「厩舎」ってのは1つの厩舎に「調教師」と呼ばれるのは1人だけで「調教師」以外は全部「厩務員」だ。
当然ながら「調教師」でないと「厩舎」は作れない。

…で、この「2月」ってのは2月末日が競馬で言うところの「節目」で「卒業シーズン」になるので、この時期に動きがあり「厩舎が2月に解散」することが多いのだ。

先ほど書いたように1つの厩舎に「調教師」は1人だけなので、この1人の調教師が定年とかで「辞める」と言ったら辞めざるえなくて、事実上の「解散」になってしまう。
そうなると多いとこだと30、40人の厩務員がいるから、皆別の厩舎に移っていくハメになる。


そして解散厩舎問題をより一層複雑にしている原因は、なんと今年2018年は解散する厩舎が「12厩舎」もあるってところだ。
基本的に「定年による解散が前提」で、調教師の定年はどういう基準か知らないが、どうも70歳となっているんだとか(ちなみに厩務員は65歳)

で、今年解散する12厩舎は以下の通り。

【定年】
池上昌弘 【美浦】
岩元市三 【栗東】
尾形充弘 【美浦】
加藤敬二 【栗東】
小島太 【美浦】
佐藤正雄 【栗東】
二本柳俊一【美浦】
福島信晴 【栗東】
目野哲也 【栗東】
和田正道 【美浦】

【勇退】
柴田光陽 【栗東】
二ノ宮敬宇【美浦】



今更ながらだが、今年は錚々たる顔ぶれが引退する。

上記12厩舎でG1勝ちがない厩舎は和田正道厩舎、 二本柳俊一弘厩舎、 柴田光陽弘厩舎、 佐藤正雄弘厩舎 、福島信晴弘厩舎、 池上昌弘厩舎の6厩舎。
つまり半分以上の厩舎がG1勝ち馬を送り出しているのであれば、そこに在籍する厩務員調教助手かなりの腕利きってことだ。



コレにまつわるトピックスとしては、テイエムオペラオーで一時代を築いた岩元厩舎がらみのモノで、テイメムオペラオーといえば和田竜二騎手で、引退するまでずっと手綱を取り続けていた。
これも師匠愛の賜物で、昨年96勝とキャリアハイを達成した和田騎手は、実は今年は年初から少し伸び悩み気味。

その理由は、和田騎手の元師匠の岩元市三調教師が、引退前に500勝したいがために、元弟子はこの2ヶ月というもの、岩元厩舎の馬に優先的に乗っていた為、残念ながらなかなか勝ち星が上がらず、スタートダッシュに失敗したと言われている。迷惑な師匠だw


和田騎手のエージェントは『優馬』の櫻井眞人で、松山弘平騎手も担当している。
通常 櫻井氏は和田騎手に優先的にいい馬を振り、松山騎手は2番手という構図だったのだが、和田騎手の師匠である 岩元市三厩舎の馬に優先的に乗っていたためなかなか勝ち星が上がらず、その分、松山騎手にいい馬が回り始め、先週も6勝を挙げて現在16勝で全国リーディング5位につけているんだが、影では「岩元厩舎が解散すればすぐに立場が逆転する。今だけ。」とささやかれているようだね。


それにしても岩元調教師は騎手時代に「マムシの市三」というアダ名をつけられていたそうなので、勝負へのこだわりはまったく衰えてないようだね(ちなみに現在は497勝なので、ちょっと厳しいかもな)。



もう一つのトピックスとしては、関東の二ノ宮調教師が定年を待たずして引退することを表明し、厩舎は解散することになった。
二ノ宮厩舎といえばエルコンドルパサーを筆頭に何頭ものG1馬を送り出した東の名門厩舎

現在の二ノ宮厩舎の看板馬と言えば、あの 阪神JFで1番人気に推されたロックディスタウンだが、この馬も関東の藤沢和雄厩舎に移籍することがかなり前に発表されている。


二ノ宮厩舎の解散に伴い、ここは特に腕利き厩務員の宝庫なので、既に激しい引き抜きあいが発生しており、かつて「あの名馬」を担当した「超」のつく腕利きベテラン厩務員が未来の関東を担う「あの名門厩舎」への移籍が決まったようだしな。

現状目立った動きといえばこの程度なんだが、これからどんどん転厩する馬も出てくるので、「これは」という動きがあればまたこのトピックでレポートしようかと思ってる。


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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/10/19

競馬ミニッツという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

「競馬ミニッツ」という競馬予想サイトが提供する「無料予想」は、通常の競馬予想サイトの買い目とは異なり、競馬ミニッツのグループサイト悪名高いうまれぼ」と同様に、印のみを提供する形式となっている。

つまり、馬券の種別や見解がなく、閲覧者が自ら判断しなければならないという、競馬新聞以下の不親切な内容となっている。


競馬ミニッツの集客サイトが「ワイド」券種で検証を行なっていたので、競馬検証.comでは同じ条件で「ワイド」で1ヶ月検証を実施したわけだが、予想通り、集客サイトとは異なる結果となった。


さらに、1ヶ月検証からしばらく期間を空け、抜き打ちで10月5日から10月20日まで再度検証したところ、しばらくぶりの予想精度は6回分のレースで「ワイド」券種にも関わらず、6戦1勝 5敗的中率17%という低い結果に終わった。

さて、今回検証する競馬ミニッツの無料予想(無料情報)は、その6回のレースの中から2024/10/19の東京7Rで提供された買い目である。


競馬ミニッツという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競馬ミニッツの無料予想(2024/10/19)

結果:4-8-10

結果的に、推奨馬5頭のうち1頭しか馬券に絡まなかったのなら、券種問わず不的中は当然の結果だろう。
2着ラズライトは、馬柱だけを見ると安定感に欠ける印象を受けるかもしれないが、凡走している多くのレースは小回りコースでスピード勝負を強いられた時に発生している。
実際、ゆったり走れる東京1600mで未勝利勝ちをしていおり、今年の春にこのクラスで4着した際も見せ場を作ってよく踏ん張っていた。

夏に新潟を2度叩き中山をスキップしてのここ臨戦を狙い通りと読めるなら、ここは一票投じる価値はあったのではないだろうか?


3着テンペストは一番人気であった。
人気があるからといって必ずしも買うべきとは限らないが、それでも一番人気に推されるには相応の理由があるはずだ。恐らく初ダートを嫌ってのものであったのだろうが、砂を被らない外目の枠を引いたのなら初ダートの試走にはもってこいだったはず。

ましてやルメールと国枝厩舎のコンビ、父ロードカナロアはダートでも十分実績を残している。この馬にも一票を投じる価値はあった


勝ったセイウンマカロンは、東京ダートで4戦し、3戦が馬券圏内で前走はこの舞台で勝利している。
6月の段階で未勝利を脱出できたことで、夏を休ませて成長を施し得意コースのここまで待ったのであるなら、この馬も買いの余地はあった馬だ。


対して、本命に据えられていたマフィンは、休み明けの前走が10着で負けすぎといえば負けすぎ。
東京コースとの相性を重視して変わり身を期待していたのかもしれないが、あまり体が大きい馬ではないので、叩いて変わり余地は少ないと見てもよかったのではないかと判断できる。
実際、このレースでの6番人気という評価もそれを裏付けている。全く実績のないこのクラスにおいて推奨出来なくもなかったが、思い切って切る手もあった。


さらには、未勝利を勝った後の7戦で一度も掲示板に入れなかったプチボヌールは、唯一の買い材料が未勝利を東京コースで勝利したという点に過ぎなかった。前2走は得意と思われていた東京1600mで連続二桁着順で敗れていることを踏まえると、休ませて変わるというのは希望的観測に過ぎなかったのではないだろうか。


1勝クラスのレースはなかなか取捨選択が難しいが、買い材料がある馬を選んでいけば、結果はもう少し変わったのでないかと感じさせる組み立てであった。

競馬ミニッツが提供したレース



2024/10/19

プレミアムという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2016年に一度検証を行った競馬予想サイト「プレミアム」だが、8年の時を経て2024年にはプレミアムへの集客サイト「解体新書」が「的中率100%」を謳い、プレミアムへの集客に加担していた。


しかし、競馬検証.comによる1ヶ間再検証で明らかになった結果は、10戦全敗。的中率0%、回収率0%、収支はマイナス12万円という散々な成績だった。


「解体新書」が主張する予想精度とは大きくかけ離れた結果であった。


2024/9/8をもって長期検証は終了し、その後しばらく間を空けて、10月5日〜10月20日までの3週間(10/21は提供なし)にわたり、再度抜き打ちで無料予想の検証を行った結果、またしても5戦 全てが不的中となった。

プレミアムの低次元すぎる予想精度
▲ プレミアムの低次元すぎる予想精度


プレミアムが提供した無料予想で的中したことがあるのか?と、疑われても仕方ないほど、プレミアムが提供する予想精度が全く救いようのないものであることが、今回の検証で再度明らかになった。



さて、今回検証するプレミアムの無料予想(無料情報)は、2024/10/19の京都9R 北國新聞杯で提供された買い目である。


プレミアムという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ プレミアムの無料予想(2024/10/19)

結果:2-4-8

まず、特別レースなのだからレース名くらいは表記すべきだろう。

このレースの不的中の原因は至ってシンプルで、3着(8)ノットイナフ入れられなかったことに尽きる。

この馬は未勝利戦と1勝クラスを連勝した後、4戦すべてがオープン競走や重賞という格上のレースに参戦してきた。明らかに強豪馬たちと戦ってきたことが分かるうえ、今回は自己条件に戻っての参戦いわば2階級降級に相当する。これだけでも普通に「買い」なのに消しに走ったのは何故か?
夏をしっかり休ませて自己条件からの再スタートとなった今回、その間の調教も十分にこなし、さらにブリンカーを装着して臨むなど、万全の態勢での出走だった。


降級馬を狙うのは競馬の鉄則であり、血統面でも母の母がG1を3勝したファレノプシスならば、十分に能力があると見込める馬であった。


これだけの買い材料が揃っていたにもかかわらず、この馬を消した理由は何だったのか?休み明けを嫌ったのかもしれないが、降級して自己条件でのレースを待ち、しっかりと準備を整えてきた今回こそ、まさに「買い」のタイミングだったのではないか?

プレミアムが提供したレース

4、5、6着馬とは接戦であったが、6着のトゥルブレンシアと比較すると、この馬の前5戦は決して一票に値するものではなく、ノットイナフと比較すれば結論は容易く出たのではないか?


セオリー通りに考えればノットイナフは絶対に「買い」の馬である。

この馬が降級していることにも気付かずに馬券を組み立てていたのであれば、それはまさに競馬においてあり得ない発想としか言えない。


「プレミアム」の存在は競馬予想サイト業界に迷惑なだけだし、こんなサイトを優良評価にしている集客サイト責任を感じてもらいたいものである。