最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,520

競馬の楽しみ方~騎手編 (2023年注目すべきジョッキーは誰か?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2023年注目すべきジョッキーは誰か?

    昨年の年度代表馬も発表(大方の予想通りイクイノックスが選手)され、2023年の新たな競馬シーズンがスタートした。
    クラシック戦線含め、今年はどんな様相になり、どんな馬が活躍するのか非常に楽しみなところ。
     
    …そんな競走馬も気になるが、今週はジョッキーにスポットを当ててみたい。
    2023年注目すべきジョッキーは誰か?個人的な視点で3人選ばせてもらった。
     


    2023注目ジョッキー:岩田望来騎手

    先日も触れたが、武豊騎手とともに競馬界を引っ張ってきた福永祐一騎手が調教師へ転身のため2023年2月で現役を引退する。
    まず、その福永騎手が昨年挙げた『101勝』が誰の手に渡るか…というのがポイントだろう。

    福永騎手の騎乗依頼を仲介(エージェント)しているのは、元競馬ブックで記者をしていた小原氏だ。
    その小原氏が福永騎手以外に担当しているのが岩田康誠岩田望来今村聖奈の3名。
    それぞれに恩恵が渡る…とは思うが、その中でも今後の伸びしろ…というところでは岩田望来騎手への期待は大きいだろう。


    岩田望来騎手
    ▲ 髪が伸びた岩田望来騎手


    岩田望来騎手は、2019年にデビューし、今年がまだ4年目

    3年目の昨シーズンは自身初となる重賞勝利(京都牝馬S・ロータスランド)を達成し、5月にも京都新聞杯(アスクワイルドモア)を勝ってJRA重賞2勝をマークした。
    地方交流ではJBCレディスクラシック(ヴァレーデラルナ)も制した。

    年間通して51勝を挙げ、シーズン途中には自身通算100勝も達成した。
    今シーズンは年始の京都金杯をイルーシヴパンサーで制して早くも重賞勝ちを決めており、2023年さらなる活躍が期待されている。

    所属する藤原英厩舎は福永騎手とも繋がりの深かった厩舎のひとつでもあるだけに、より有力馬に騎乗するチャンスも増えてくるはずだ。
     
    一方ルーキーイヤー大活躍だった今村聖奈騎手については、色々と課題も見えている(このあたりは次週のコラムで?)ところもあるので、グループ内としては岩田望来選手を取り上げておく。
     


    2023注目ジョッキー:川田将雅騎手

    コロナウイルスも社会的に落ち着きを見せ、2023年は、あらゆるシーズンで外国人ジョッキーが日本にやって来るだろう。
    大舞台で日本人ジョッキーの活躍を見たいところだが、なかなか簡単にはいかないかもしれない…
     
    そんな中でも今年悲願のリーディングジョッキーを獲得した、川田将雅騎手がやはり日本の大将格になるのだろう。

    川田将雅騎手
    ▲ 川田将雅騎手


    先の福永騎手の引退で、小原グループ以外でより多く馬が回ってきそうなのが川田騎手でもある。
    これまでも「福永か川田のどちらか…」という選択は厩舎、オーナーの間でよく行われていたことで、それが片方いなくなれば、というところだ。

    普通にいけばルメールが最大のライバルになるのだろうが、いかなる時でもしっかりと計算できる馬を集めて2年連続を目指して欲しい。



    2023注目ジョッキー:戸崎圭太騎手

    また昨年、とくに後半でらしさ』を取り戻してきたのが東の戸崎圭太騎手だ。

    戸崎圭太騎手
    ▲ 戸崎圭太騎手


    2019年の秋に落馬で右肘の開放骨折を負い、翌年はGⅠを勝利(チャンピオンズカップ・チュウワウィザード)したりするものの、万全とはいかないシーズンとなり、翌年の2021年も本来の活躍ができずに年間88勝止まり。

    7年連続で100勝以上を挙げてきたトップジョッキーが、その2年は2ケタ止まりとなった。
    一部では「もうこれ以上は…」と噂されたこともあったが、そんな不安を払拭するかのように昨シーズンは136勝を挙げ、後半では川田騎手に追いつく勢いを見せた。
     
    その昨年で得た信頼があれば、東で川田騎手やルメール騎手らに対抗し、リーディング争いができる存在になることは間違いないだろう。
    40歳を過ぎてベテランの域に入ってきたが、地方競馬で培ったスタミナとタフさがあれば年齢も関係なしだろう。

    川田騎手とともに外国人ジョッキーに立ち塞がる存在として1年頑張って欲しい。


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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?