最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,520

競馬の楽しみ方~騎手編 (失速の2人(佐々木大輔騎手・藤岡佑介騎手)) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 失速の2人(佐々木大輔騎手・藤岡佑介騎手)

    佐々木大輔騎手、もうひと踏ん張りなるか?

    先の函館開催で18勝を挙げ、「デビュー2年の佐々木大輔騎手が開催リーディング獲得」でも紹介したが、函館リーディングに輝いた佐々木大輔騎手
    その勢いのままに札幌でも大暴れ…を期待したのだが、まさかの急失速となった。

    8月6日に3勝の固め打ちで見せ場は作ったものの、それ以外はその函館のような確変ぶり影を潜めてしまっている状況だ。

    佐々木大輔騎手、もうひと踏ん張りなるか?
    ▲ 佐々木大輔騎手


    まぁとはいえ、ここまで5週の札幌開催を終えて6勝だから、決して悪くはない成績なのだが、周囲の期待も高まっている中だけに、物足りなさの方が強く感じてしまうところなのだ。
     
    札幌開催になり、東西のトップジョッキーがスポットでやって来ることが増えたのも原因かもしれない。 
     
    函館開催ではルメールが常駐ではなかったこともあり、比較的良い馬が集まってきやすい状況でもあった。
    ただ先週もしかり、札幌記念のような重要度の高いグレードレースや、今週行われるWSJSが行われる週はさらにトップジョッキーが集まるため、簡単に勝ち負けできる馬を揃えることは難しい。
     
    秋競馬に向けて弾みをつけるためにも、残りの札幌開催での成績確保は至上命題と言える。
    佐々木大輔旋風をひと夏だけで終わらせてしまうわけにはいかない。
    残り2週となってしまったが、最後にもうひと踏ん張りを見せて欲しい。
     
     

    大失速といえば藤岡佑介騎手も。

    また大失速といえば、前述の佐々木大輔騎手と最後まで函館リーディング争いをした藤岡佑介騎手だ。

    この札幌開催は、開幕週からなんと4週連続未勝利という散々な結果になった。
    先週(8月20日4R カナオールウェイズ)、ようやく今年の札幌初勝利を挙げてひと安心となったが、きっとそこまで本人も心中穏やかではなかったはず。

    藤岡佑介騎手だけではないが、斤量減のない中堅ジョッキーたちは、やはりトップジョッキーの来場有無騎乗馬の質が大きく左右されてしまいがちにある。

    とくに藤岡佑騎手に関しては、同期の川田将雅騎手や武豊騎手あたりと懇意厩舎が重複するところが多く、現状の成績を見てわかる通り、ジョッキーの序列があるぶん、割を食う範囲が大きい。


    割を食う…と言えばジャックドールも。
    連覇を狙った札幌記念は馬場の影響もあったか見せ場なく惨敗。

    とくにアクシデントがなければ、天皇賞・秋に向かうことになるだろうが、昨年末からコンビを組んでいる武豊騎手には昨年のダービー馬・ドウデュースの先約があり、ここは事実上の手離しが決まっている。

    再度、藤岡佑介騎手に騎乗のチャンスが巡ってくるのかどうか。
    個人的にはもう1回、という気持ちはあるが、陣営の決断は果たしてどうなるだろう。


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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?