最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,520

競馬の楽しみ方~騎手編 (スランプなジョッキー達) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. スランプなジョッキー達

    和田竜二騎手、205戦ぶりの勝利

    先週の日曜、中京12Rでアップデート(牡4)が勝利。
    騎乗した和田竜二騎手は、これが2023年の初勝利となった。

    和田竜二騎手とアップデート
    ▲ 和田竜二騎手205戦ぶりの勝利


    2023年が始まって約1ヶ月。それまでの間に勝ち負けを見込める馬への騎乗チャンスは何度かあったが、それらをモノにできず2月に入ってようやく片目を開けることができた…のだが、このスランプはなんと今年だけの話ではないのである。

    遡ること昨年の11月。
    11月19日の阪神8R(イスラアネーロ)以来、先週までの約2ヶ月半近く勝ち星から見放されていたのだ。

    騎乗数にして205戦ぶりの勝利
    その間の勝率は…書くまでもなく悲惨なものだ(苦笑)
    しんどかったですけど、とりあえずホッとしました」とは先週、その勝利を挙げた後の本人談だ。

    テイエムオペラオーとのコンビで一世を風靡した和田竜二騎手も45歳のベテランとなり、ひと頃に比べると騎乗数も決して十分に集められているわけではないし、トップジョッキーほど毎週のように有力馬が回ってくる状況でもない。
    見方を変えればこういう時期があっても決して不思議ではないかもしれないが、やはり本人としては気が気でなかったはずだ。
    これを機にポンポンと勝ち星を積み重ねていって欲しいところだ。
     
    良い記録と同じくらい、悪い記録は表に出されやすいもので、昨年「3桁目前の岩田望来騎手。名門厩舎の宿命」でも書いたように岩田望来騎手が重賞での連敗記録を続けていた時も同じように取り沙汰されていた。

    良くない流れの時は何をやっても上手くいかないし、一度トンネルを抜ければ何事もなかったように順調にいくことが多い。



    デムーロ騎手も、過去ワースト記録を更新中

    そんな悪い流れ引き寄せているジョッキーが今もう1人いる。
    それがデムーロ騎手だ。

    デムーロ騎手は、今年1月14日に勝ってからここまでの期間、49戦未勝利を続けている

    和田竜二騎手の4分の1なら…と思いたいところだが、こちらは近年の成績を見てわかる通り騎乗馬の質和田騎手とは雲泥の差だ

    勝利前提での騎乗依頼もこれまで沢山あっただけに、これには本人もそうだが関係者も頭を抱えてしまっている。

    デムーロ騎手、過去に44連敗という記録を持っていたが、今はそれを上回ってのワースト記録を更新中で、こちらのトンネル脱出も非常に気になるところである。

    クラシック戦線に向けて各ステップレースなどでの騎乗予定もすでに入ってきている状況だけに、少しでも早い段階で本来のペースを取り戻したいだろう。

    昨年はGⅠ未勝利に終わり、日本での同期デビューでもあるルメール騎手には大きく差をつけられている状況だ。
    奮起が期待される今シーズンだけに、気合が入り過ぎて空回り…とならなければいいのだが。


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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?