最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,520

競馬の楽しみ方~番外編★ (ジョッキー人生がかかった「寝坊」) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. ジョッキー人生がかかった「寝坊」

    武豊がサンデーレーシングの馬に騎乗する

    今週は上半期の総決算・宝塚記念が行われる。
    昨年の年度代表馬イクイノックスをはじめ、豪華メンバーによる闘いが期待できそうだ。

    そんな中、ちょっと話題になっているのが、昨年のエリザベス女王杯勝ち馬・ジェラルディーナと武豊騎手のタッグ結成だ。
     
    近年、武豊騎手がサンデーレーシングの馬に騎乗するのは非常にレアケースだ。

    直近の騎乗機会は、なんと昨年の9月(24日 中京競馬(豊明S モンファボリ)まで遡る。

    武豊騎手と社台グループとの縁が切れているわけではないだけに、その理由は『たまたま』ということになるのだが、この大舞台での結果はこれからの騎乗馬確保に少なからず影響するところもあるだけに、馬券を度外視してもこの結果には注目したいところである。



    武豊騎手への交代は、団野騎手に原因が。

    そして、ここからが今回の競馬コラムの本題となるのだが、宝塚記念でのジェラルディーナへの騎乗、もともとは武豊騎手ではなく、団野大成騎手で話が進んでいたのだが、今月に入って急遽、武豊騎手への交代が決まったとか。

    一部では「強奪したか?」という噂も流れてたが、前述のサンデーレーシングとの結びつきを考えると現実的な話でないことは明らかだ。

    実はこの経緯元々騎乗予定だった団野騎手原因がある

    6月初旬、所属する斉藤崇史厩舎の調教寝坊ですっぽかす事件が発生

    これにより、予定していた自厩舎の馬への騎乗をすべて取り上げた、というのがこの話の真相だそう。(他にも逆鱗に触れた原因があるのかもしれないが不明)

    おやすみ団野大成

    GⅠ馬、そしてGⅠでの話だけにジェラルディーナだけが大きく話題となっているが、それ以外にも鳴尾記念のヒンドゥタイムズももともと団野騎手だったが、その一件で当週の騎乗馬もすべてバラシとなり、たまたま空いていた武豊騎手に依頼をする形となったという。

    団野騎手の騎乗履歴を見てもらえば分かるが、これまで自厩舎の馬への騎乗が多かったにもかかわらず、6月に入ってからは1回も騎乗がない
    いわゆる主戦だった騎乗馬も他のジョッキーに乗り替えるという徹底した制裁が下されている。
     
    今後の話は師弟関係のみぞ知る話。
     
    団野騎手といえば3月の高松宮記念で初GⅠ制覇(ファストフォース)を成し遂げ、これからどんどん名前を売っていこうという矢先でのこの件。 
     
    ここ最近、若手騎手の粗相も目立つ時期ではあっただけに、師匠である調教師としても甘い対応はできず、このような厳しい形になったことも多分に考えられる。
     
    しかしながら、団野騎手の父親が担当するジェラルディーナに騎乗できなくなってしまったのは、周りの皆含めてショックな出来事ではある。
    適当なジョッキーがいなかったこともあるが、トップクラブの良血馬へ、実績の少ない自厩舎のジョッキーを乗せることはそれなりに決断もあったはず。
    そんなチャンスを自ら失くしてしまった団野騎手

    ここからはとにかく名誉挽回、今まで以上に真摯に取り組んで信頼を取り戻すほかない。
     
    幸いにも、付き合いのある厩舎からの騎乗依頼は途切れてはいない(斉藤調教師もそこまで厳しくはしていない)だけに、この夏は勝負のシーズンになることだろう。
     


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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?