最終更新日:2024年10月25日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,708

競馬コラム~騎手編 (次世代ジョッキーの活躍) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 次世代ジョッキーの活躍

    岩田望来騎手がリーデイング2位

    先月末、サウジカップ騎乗のためサウジアラビアへ渡航していたルメールが、日本に帰国後コロナウイルスに感染したことが判明し、そのまま療養となった。

    その結果、ルメールは約1ヶ月近く日本での騎乗をストップしていることになるのだが、その間にリーディング争いに異変?が起きている。

    先週時点で42勝、トップをひた走るのは悲願のリーディング獲得に燃える川田将雅騎手だが、鬼の居ぬ間に…ではないが、「冬競馬の楽しみ方? ルメールが目覚めるまでに…」の競馬コラムでも書いたように、例年暖かくなってから固め打ちを始めるルメールが目覚める前に少しでも勝ち星を稼いでおきたい状況だ。

    そして今回注目すべきは、その次に付けている騎手である。
    デビュー4年目岩田望来騎手が33勝を挙げて2位につけている。

    騎乗数が多いぶん勝率や連対率といった数字は全体的に低めではあるのだが、3月のこの時点で30勝以上ということは、単純計算で年間100勝を超えるペースだ。
    昨年の88勝を上回る数字だから、この快進撃がどこまで続くか見ものである。
    リーディング2位の岩田望来騎手
     

    また、岩田望来騎手といえば「3桁目前の岩田望来騎手。名門厩舎の宿命」でも書いたように、これだけ勝ち星を挙げているにもかかわらず、グレードレースをデビューから一度も勝てていなかったという「ネタ』」のあったジョッキーだ。
    ただ、そう言われながらも2月19日の京都牝馬S(ロータスランド)で待望の初重賞勝利をゲットしたことで肩の荷が降りたと思われ、その重賞勝ち後で12勝。さらに信頼を得た印象だ。

    岩田望来騎手の騎乗馬の仲介(エージェント)をしているのは、元競馬ブックの記者で、ひと頃の騎乗依頼仲介を仕切っていた小原氏が務めている。(ひと頃…と言っても、まだ彼の影響力は他のエージェントとの繋がりで今もしっかり根付いてはいる)

    有力厩舎やオーナーとの結びつきが多い同氏だけに、岩田望来騎手に集まってくる馬の質は必然的に高くなるのは当然だが、重賞を勝ってひと皮剥けた今年はしっかり飛躍の年にして、その地位を固めたいところだろう。



    今年デビューした女性ジョッキー今村聖奈騎手も。

    ちなみにその岩田望来騎手のエージェントである小原氏だが、先日デビューを果たし「崖っぷち藤田菜七子騎手と新人・今村聖奈騎手」でも紹介した、現役4人目の女性ジョッキー今村聖奈騎手のエージェントも務めることがわかった。
    栗東のトップジョッキーたちの騎乗馬を仲介してきた小原氏が、女性ジョッキーを担当するのはこれが初めてになる。

    今村聖奈騎手は、元ジョッキー今村康成氏(現在は飯田厩舎で調教助手)で、関係者との結びつきも多い立場ではあるが、この敏腕エージェントとのタッグでどれだけの騎乗馬を集められ、どれだけの成績を残せるのかも注目される。

    …とは言っても、現在も福永祐一岩田康成岩田望来といったジョッキーを抱えながらの担当ではあるだけに、この3人の『おこぼれ』を待つという立場にはなってしまうかもしれない。

    それでもローカル場にいけばそのぶん「おこぼれ」は増えることになるので、ジョッキーとしてもエージェントとしても都合が良い。


    そんな今村聖奈騎手、先週の13日(日)阪神8Rでデビュー初勝利を挙げた。
    所属する寺島厩舎の馬(ブラビオ)での勝利だっただけに、喜びもひとしおだった。

    これまでの騎乗馬の質を振り返ると、やはり「フィーバー」になっていた藤田菜七子騎手ほどのものではないが、それなりのレベルの騎乗馬を用意してもらっており、やはり「しっかりとしたエージェントが付いている」と感じさせるものがある。

    しかしこれは本人も、周囲も口にしているが「まだまだレベルアップが必要」という状況であり、この数年でどれだけ成長できるかが重要だろう。
    一方で、今現役で続けている3名の女性騎手との比較で「一番息が長いのはこの子なのかもしれない」という人も少なくはないようだ。

    良いか悪いかは別にして、太いエージェントを獲得することが出世への近道となっている今の中央競馬界だ。
    そこをクリアしているアドバンテージは大きく、彼女のこれからは競馬サークルの色々なところで注目されている。


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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/10/19

競馬ミニッツという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

「競馬ミニッツ」という競馬予想サイトが提供する「無料予想」は、通常の競馬予想サイトの買い目とは異なり、競馬ミニッツのグループサイト悪名高いうまれぼ」と同様に、印のみを提供する形式となっている。

つまり、馬券の種別や見解がなく、閲覧者が自ら判断しなければならないという、競馬新聞以下の不親切な内容となっている。


競馬ミニッツの集客サイトが「ワイド」券種で検証を行なっていたので、競馬検証.comでは同じ条件で「ワイド」で1ヶ月検証を実施したわけだが、予想通り、集客サイトとは異なる結果となった。


さらに、1ヶ月検証からしばらく期間を空け、抜き打ちで10月5日から10月20日まで再度検証したところ、しばらくぶりの予想精度は6回分のレースで「ワイド」券種にも関わらず、6戦1勝 5敗的中率17%という低い結果に終わった。

さて、今回検証する競馬ミニッツの無料予想(無料情報)は、その6回のレースの中から2024/10/19の東京7Rで提供された買い目である。


競馬ミニッツという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競馬ミニッツの無料予想(2024/10/19)

結果:4-8-10

結果的に、推奨馬5頭のうち1頭しか馬券に絡まなかったのなら、券種問わず不的中は当然の結果だろう。
2着ラズライトは、馬柱だけを見ると安定感に欠ける印象を受けるかもしれないが、凡走している多くのレースは小回りコースでスピード勝負を強いられた時に発生している。
実際、ゆったり走れる東京1600mで未勝利勝ちをしていおり、今年の春にこのクラスで4着した際も見せ場を作ってよく踏ん張っていた。

夏に新潟を2度叩き中山をスキップしてのここ臨戦を狙い通りと読めるなら、ここは一票投じる価値はあったのではないだろうか?


3着テンペストは一番人気であった。
人気があるからといって必ずしも買うべきとは限らないが、それでも一番人気に推されるには相応の理由があるはずだ。恐らく初ダートを嫌ってのものであったのだろうが、砂を被らない外目の枠を引いたのなら初ダートの試走にはもってこいだったはず。

ましてやルメールと国枝厩舎のコンビ、父ロードカナロアはダートでも十分実績を残している。この馬にも一票を投じる価値はあった


勝ったセイウンマカロンは、東京ダートで4戦し、3戦が馬券圏内で前走はこの舞台で勝利している。
6月の段階で未勝利を脱出できたことで、夏を休ませて成長を施し得意コースのここまで待ったのであるなら、この馬も買いの余地はあった馬だ。


対して、本命に据えられていたマフィンは、休み明けの前走が10着で負けすぎといえば負けすぎ。
東京コースとの相性を重視して変わり身を期待していたのかもしれないが、あまり体が大きい馬ではないので、叩いて変わり余地は少ないと見てもよかったのではないかと判断できる。
実際、このレースでの6番人気という評価もそれを裏付けている。全く実績のないこのクラスにおいて推奨出来なくもなかったが、思い切って切る手もあった。


さらには、未勝利を勝った後の7戦で一度も掲示板に入れなかったプチボヌールは、唯一の買い材料が未勝利を東京コースで勝利したという点に過ぎなかった。前2走は得意と思われていた東京1600mで連続二桁着順で敗れていることを踏まえると、休ませて変わるというのは希望的観測に過ぎなかったのではないだろうか。


1勝クラスのレースはなかなか取捨選択が難しいが、買い材料がある馬を選んでいけば、結果はもう少し変わったのでないかと感じさせる組み立てであった。

競馬ミニッツが提供したレース



2024/10/19

プレミアムという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2016年に一度検証を行った競馬予想サイト「プレミアム」だが、8年の時を経て2024年にはプレミアムへの集客サイト「解体新書」が「的中率100%」を謳い、プレミアムへの集客に加担していた。


しかし、競馬検証.comによる1ヶ間再検証で明らかになった結果は、10戦全敗。的中率0%、回収率0%、収支はマイナス12万円という散々な成績だった。


「解体新書」が主張する予想精度とは大きくかけ離れた結果であった。


2024/9/8をもって長期検証は終了し、その後しばらく間を空けて、10月5日〜10月20日までの3週間(10/21は提供なし)にわたり、再度抜き打ちで無料予想の検証を行った結果、またしても5戦 全てが不的中となった。

プレミアムの低次元すぎる予想精度
▲ プレミアムの低次元すぎる予想精度


プレミアムが提供した無料予想で的中したことがあるのか?と、疑われても仕方ないほど、プレミアムが提供する予想精度が全く救いようのないものであることが、今回の検証で再度明らかになった。



さて、今回検証するプレミアムの無料予想(無料情報)は、2024/10/19の京都9R 北國新聞杯で提供された買い目である。


プレミアムという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ プレミアムの無料予想(2024/10/19)

結果:2-4-8

まず、特別レースなのだからレース名くらいは表記すべきだろう。

このレースの不的中の原因は至ってシンプルで、3着(8)ノットイナフ入れられなかったことに尽きる。

この馬は未勝利戦と1勝クラスを連勝した後、4戦すべてがオープン競走や重賞という格上のレースに参戦してきた。明らかに強豪馬たちと戦ってきたことが分かるうえ、今回は自己条件に戻っての参戦いわば2階級降級に相当する。これだけでも普通に「買い」なのに消しに走ったのは何故か?
夏をしっかり休ませて自己条件からの再スタートとなった今回、その間の調教も十分にこなし、さらにブリンカーを装着して臨むなど、万全の態勢での出走だった。


降級馬を狙うのは競馬の鉄則であり、血統面でも母の母がG1を3勝したファレノプシスならば、十分に能力があると見込める馬であった。


これだけの買い材料が揃っていたにもかかわらず、この馬を消した理由は何だったのか?休み明けを嫌ったのかもしれないが、降級して自己条件でのレースを待ち、しっかりと準備を整えてきた今回こそ、まさに「買い」のタイミングだったのではないか?

プレミアムが提供したレース

4、5、6着馬とは接戦であったが、6着のトゥルブレンシアと比較すると、この馬の前5戦は決して一票に値するものではなく、ノットイナフと比較すれば結論は容易く出たのではないか?


セオリー通りに考えればノットイナフは絶対に「買い」の馬である。

この馬が降級していることにも気付かずに馬券を組み立てていたのであれば、それはまさに競馬においてあり得ない発想としか言えない。


「プレミアム」の存在は競馬予想サイト業界に迷惑なだけだし、こんなサイトを優良評価にしている集客サイト責任を感じてもらいたいものである。