最終更新日:2023年12月11日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,535

競馬の楽しみ方~騎手編 (ジャパンカップ展望と、外人騎手との違い) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

先週のマイルCSはまたデムーロかい。
ムーアも乗れてないと言われながら完璧な騎乗かと思ったが、M.デムーロにしてやられたね。

今更ながらに思い知らされたが、やはり騎手としてのポテンシャルが、日本人ジョッキーと外国人ジョッキーでは根本的に違うのではないかと考えた。


そのきっかけとなったのは、某メディアで当時のことを語った「日本人ジョッキーのコメント」を見た時だった。

今年の秋の台風直撃の競馬開催において、そのジョッキーは「無事に回ってくるだけで命がけだった」とコメントしてたんだけど、まあ、言わんとするところはもっともで、その日がG1開催の日でなければ、確かに中止もあり得る状況だったのだが、中止に伴う売上のダメージは相当なものとなるだけに、強行開催となったが、乗っているジョッキーにしてみれば、まさに「回ってくるだけで命がけ」って状況だったんだろう。

ただ、その状況下で「無事に回ってくるだけで命がけだった」だった日本人ジョッキーに対して、涼しい顔でG1を勝ったのがデムーロだった。
菊花賞ではキセキ、天皇賞ではキタサンブラックには勝てなかったが、サトノクラウンに対して「渾身の鬼追い」をしてたのがデムーロ。


「無事に回ってくるだけで命がけ」のジョッキーに比べ、デムーロは「渾身の鬼追い」をやってたワケだから、この騎乗技術とメンタリティーの違いは「別格」で、日本人ジョッキーにしてみれば規格外。

ただ、そう考えると、今週のジャパンカップにおいて、驚愕の結論に至るのです。
天皇賞(秋)のキタサンブラックは、武豊が大して何もしていないのに自分からスイスイ進んで勝ち切ったのではないのか?

最後の直線でデムーロが サトノクラウンに起こしたアクションは凄まじかったのに対して、武豊は至ってスマートだったな。
…と考えると、キタサンブラック絶対能力は、「サトノクラウン」を遥かに凌駕していたという結論に至るんだよな。

また、あの日の馬場で天皇賞以外のレースで走った馬に、悪馬場での激走のダメージはあるのか?と検証もしてみたが、案外そういう結果は出てないようだった。
それもそのはずで「無事に回ってくるだけで命がけ」なら馬を激しく追うこともできず、それに伴い馬も痛まなかったと結論づければ全ての辻褄が合ってくるからな。


ただ、例外はある。
それは菊花賞及び、天皇賞の日に、デムーロもしくはルメールなどの外国人ジョッキーが乗っていた馬の場合。
これらの馬は彼らによって激しく動かされた可能性が高く、その分ダメージが大きかった可能性も高いだろう。

そうなると、サトノクラウン、ピーーーーンチか??
実際デムーロは現時点でサトノクラウンに乗るかシュヴァルグランに乗るか迷っているそう。
なので、もしかするとサトノクラウンの回復が遅れている可能性も高いのでは?と、考える(-。-;

この仮説は今週末のジャパンカップで結論が出るだろう。


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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?