ジャパンカップ (11月・GⅠ) (2019ジャパンC、外国馬の参戦なし) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
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2019ジャパンC、外国馬の参戦なし
11月24日に東京競馬場でジャパンCが開催されるのだが、今回は「騎乗戦士ガンダムJRA-ジャパンカップ」というコラボ企画の公式サイトが開設された。 -
2019ジャパンC、外国馬の参戦が無くなった他の理由
2019ジャパンCで、外国馬の参戦が無くなった他の理由だが、
…そして肝心のジャパンCだが、
今年は外国馬の参戦なしという悲しい状態です。
この異常事態は、実はジャパンカップ史上初。
現在13年連続日本馬が勝っているという現実も、外国勢に二の足を踏ませる原因かもしれない。
今回、1頭だけ参加の意思を表明していたプリンスオブアラン(騙6歳=英国)という馬がいたのだが、馬を落ち着かせるために用いる毛布のような馬具で、装着してゲートに入りスタートと同時に外れる「バリアブランケット」が、日本では使用できないことから断念したようで、それを聞いて個人的にはJRAはそれくらいの「忖度」はあっても良いのではないか、と思った。
「史上初の外国馬参戦なし」という現実は、JRAとしてはどう捉えているのだろう。
いくら「ジャパンカップ」の優勝賞金が3億円とはいえ、チャンスはジャパンカップの1レースのみというのがネックのようだ。
何故なら12月に行われる香港開催では、1日に香港スプリント、香港マイル、香港C(芝2000m)、香港バース(芝2400m)とGⅠが4鞍組まれているのだが、賞金もジャパンCと遜色ないし、距離の選択肢が増えることによって、複数の管理馬を送り込ることが容易になるのだ。
そのため香港出走を選択する外国馬が多くなる。
馬を送り込む立場の関係者としてはどちらが効率がいいかというのは明白なのだ。
しかも香港開催は招待競走なのだ。
つまり渡航費が香港持ちで出走できるため、出走への費用負担も自費出走のジャパンカップとは比べ物にならないのだ。
コレはデカい。
実際、日本馬も各カテゴリーに出走するし、あのアーモンドアイやマイルCSを勝ったインディチャンプも香港遠征を表明しているからな。
日本のエース格の馬が「使うレースがないから香港遠征」という状況はまさに本末転倒。
一気に番組編成を変えるのは難しいかもしれないが、同様の形態で行われた今年のJBCは浦和競馬場で行われたにもかかわらず、売り上げ更新ラッシュを記録したからな。
そろそろというか、いい加減にJRAもこの問題について考えるタイミングではないかと思うね。
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