最終更新日:2023年12月11日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,535

競馬の楽しみ方~注目馬編 (2023年、新種牡馬戦線を占う) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 2023年、新種牡馬戦線を占う

    最後のディープインパクト産駒は6頭のみ。

    今年の日本ダービーが終わり、来年の日本ダービーに向けての闘いが始まった。
     
    一時代を席巻したディープインパクトが急逝し、2022年にデビューを迎えるディープインパクト産駒が最後になる。
    この年に種付けしたのは24頭いたのだが、海外の繁殖牝馬などが大半だったため、日本国内で競走馬登録されたのは、わずか6頭のみ
     
    ディープインパクト産駒の種牡馬も徐々に活躍を見せてきている状況ではあるが、それでも父ディープインパクトの価値は今でも健在で、残された6頭、それぞれに評価が高まっており、どんな活躍を見せてくれるのか1年間非常に楽しみである。 
      
     

    注目の2023年のクラシック戦線

    そんな最後のディープインパクト産駒の走りに注目が集まる2023年のクラシック戦線だが、もう一方でそのディープインパクトに代わる種牡馬の闘いも見ものだ。 
     
    昨年もこの時期にこんな話の競馬コラムを書いたと思うが、その昨年はデアリングタクトの牝馬三冠、エフフォーリアの皐月賞制覇などでエピファネイアの価値が一気に高まっていた。 
     
    しかし、2022年のクラシック戦線は不発となり、同産駒のサークルオブライフが阪神JFを勝ったのみで、3歳になってからGⅠで活躍する馬を輩出することはできなかった。 
    (当時、いけいけドンドンでエピファネイア産駒の価格を引き上げたノーザングループは、今年が正念場になるだろう) 
      
    今年の3歳世代のGI(2歳時含む)は、ハーツクライ2勝(ドウデュース)、ドゥラメンテ2勝(スターズオンアース)、ディープインパクト(キラーアビリティ)、ドレフォン(ジオグリフ)、ロードカナロア(ダノンスコーピオン)がそれぞれ1勝と、特筆して抜けた存在はいなかった。  

    ただ、グレードレース以外も見てみると新種牡馬ドレフォン、飛躍を遂げたドゥラメンテの活躍は目立っており、今年もその勢いで流れに乗れるか注目だろう。  



    新種牡馬戦線を占う

    さて、最後に今年デビューとなる新種牡馬の話題をしたい。
     

    サトノダイヤモンド

    今年も初年度から大人気…という種牡馬はいなかったものの、先週の新馬戦でいきなり勝利を挙げたサトノダイヤモンド(ダイヤモンドハンズ)は注目の1頭だ。 
    スピード力が求められている昨今の競馬界において、ディープインパクト産駒ながらもややスタミナ系のサトノダイヤモンドがどういう活躍を見せるのか興味のあるところだ。
     
     

    リアルスティール

    そしてディープインパクト産駒の種牡馬からはもう1頭。
    国内GⅠ未勝利もドバイターフ勝ちのリアルスティールも評判は高い。
    現役時代は勝ち味に遅いタイプではあったが、マイル~中距離路線で常に安定した走りを披露し、種付け料も手頃ということもあり、中長期的に幅広いニーズがありそうな1頭である。
    現役時代はドゥラメンテに何度も敗れたリアルスティールだが、種牡馬になってドゥラメンテ産駒との闘いも競馬ファンとしては楽しみにしたいところだろう。


    レッドファルクス

    その他では短距離~マイルで活躍したレッドファルクスか。
    こちらはクラシック向き…ではなさそうだが、零細生産者や馬主さんあたりにはコスパの良い種牡馬になっていきそう。


    サトノクラウン

    もう1頭、これはどう出るか?なのだが、サトノクラウン産駒が意外にも評価が悪くない
    サトノダイヤモンド同様、こちらも開幕週で初産駒(クラックオブドーン)がデビュー勝ちを収めている。

    近年、サンデーサイレンス系の種牡馬や繁殖牝馬が増えている状況だけに、日本の芝への適性を示している外国馬は需要が高く、サトノクラウンはその期待を背負っている。
     
    ロードカナロア、ハーツクライといったところは今でも人気だが、年齢を考えるともうそろそろ…というところもある現状だ。 
    安定して産駒を輩出しているキズナも、再来年にコントレイル産駒が出てくるとどうなるか…という雰囲気で、毎年のように種牡馬の勢力図が変わることが予想されるだろう。
     
    平成に入ってからは「サンデーサイレンス産駒を買えば間違いない」的な感覚・先入観が強くなり、種牡馬が群雄割拠するのはあまり見られなかった光景だけに、やや違和感を感じる人も少なくないとは思う。ただ、これはこれでまたひとつの楽しみ方かもしれないと思い、POGでは頑張って良い馬を指名したいところだ(笑)


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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?