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競馬の楽しみ方~注目馬編 (ダート適正白毛の遺伝子〜白毛馬ソダシがデビュー) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. ダートに強い白毛の遺伝子〜白毛馬ソダシがデビューする。

    奇跡の遺伝。白毛馬ソダシ、函館の新馬戦でデビュー!

    白毛馬」とよばれる真っ白な馬は、JRAの現役馬で7頭しかいない

    そんな希少な白毛馬のソダシ(牝2)が、7月12日の函館新馬戦芝1800メートル)(でデビュー戦を迎える。
    白毛馬ソダシの写真画像
     

    白毛馬ソダシの名前の意味・由来

    ソダシ」とはまた変わった名前で、何語?と、思う人もいるだろう。
    名前はサンスクリット語で「純粋、輝き」の意味出そうで、その命名通り純白で真っ白なソダシにはピッタリだ。

    以前からソダシのオーナーである金子正人は、ハワイが好きで馬名にハワイに由来する名前が多かったのだが、ネタ切れなのかサンスクリット語にシフトしたようだ。

    それにしても珍馬名馬に書いた馬が可哀想に思えてくる…


    白毛馬ソダシの家族構成

    ソダシの父:クロフネ

    ソダシは、チャンピオンズCで7馬身差のレコード勝利を挙げたクロフネ
    ソダシの父クロフネの写真画像
     

    ソダシの母:ブチコ

    ソダシは、同じ白毛でブチ模様で人気を博したブチコ(現役時4勝)
    ソダシの母ブチコの写真画像
     


    ダートに強い、白毛の遺伝子

    ブチコの望の初子だが、ソダシは母ブチコとはルックスがちょっと違う。

    この血統は母の母シラユキヒメに端を発し、競走馬としては珍しい白毛の強い遺伝子をずっと強く出し続けているかなり珍しい血統だ。

    姉のハヤヤッコも同じ祖母のシラユキヒメを持つ芦毛一族で、昨年のレパードS(3歳限定ダート重賞)を制している。

    ダートで活躍馬が多い血統で、兄弟や近親はコンスタントに成績を残している。
    叔母であるユキチャンも交流重賞3勝の強者だった。

    遺伝子学的にここまで白毛馬が連続して生まれるのもかなり奇跡的な確率と言えるようだ。


    かつて絶対種牡馬として君臨したサンデーサイレンスは黒毛、ないしは青に近い鹿毛の馬が活躍したが、逆にサンデーサイレンスの子供で薄い毛色(栗毛など)に出た子供は案外活躍をしていない。

    つまり、絶対的な遺伝子力の強さが毛色に反映される事で「この馬は父同様に走る」とジャッジできるのは、この白毛一族にも同様のことが言えるようだ。


    ダート一族だが、ソダシのデビュー戦は芝1800

    兄弟馬がこぞってダートで活躍しているこの一族だが、7月12日ソダシは芝でのデビューを予定している。
    函館の洋芝は力を要することで知られており、ダート血統のソダシは仕上がりも良く、案外いい走りをする可能性は高い

    ただ、おそらくはソダシも将来的にはダートが主戦場となるだろうが、この一族でこれだけ早いデビューを迎えるのも珍しく、もし、芝適性があり、芝での好走が続くようなら、新たに「白毛一族の伝説」の幕開けとなる可能性もなきにしもあらずだ。

    芝を疾走する白馬は見てみたい気がする。


    ソダシの「神馬主」金子真人

    それにしても「神馬主」とも言える金子真人ディープインパクトを筆頭に、数々の活躍馬を所有してきたが、この白毛一族も全て金子真人の所有馬であるのは、ある意味驚きである。


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2024/04/22

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土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

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▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。