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競馬の楽しみ方~注目馬編 (コントレイルは底を見せたのか?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 全く凄くない牡馬三冠目菊花賞。コントレイルは底を見せたか?

    コントレイル、三冠は達成したしたが…

    先日「菊花賞でコントレイルの三冠はほぼ確実か?」でも書いたように、クラシック最終戦の菊花賞ではコントレイルが「無事?」三冠を達成した

    果たしてこれが本当に「無事」であったのかは甚だ疑わしい。

    というのも、2着アリストテレスはあれくらいの渋った馬場がかなり合っていたし、私も実際テレビ観戦していて〈あれ?負けるかも?〉と思った。

    それくらいコントレイルの「着差以上の強さ」を全く見て取れなかった



    ルメールが「引いた」のではないだろうか?

    着差以上の強さを見て取れなかった原因はなんだろうか?

    …私はあのレースを見て、ルメールが「引いた」のではないか?…と思った。

    菊花賞レース後、ルメール騎手は「最後の150mだけアリストテレスのフルパワーを使えた。コントレイルは強い、おめでとう」とコメントはしていたが、内心〈え、勝っちゃうかも?〉と思ってしまったのではないだろうか?

    キタサンブラックの「祭り」ではないが三冠のかかった菊花賞はある意味「競馬の祭典」だ。

    無観客を解除した現在なら尚更だろう
    その場面で日本人のメンタリティを理解しているルメールだからこそ、コントレイルに花を持たせたのではないか?

    最後の直線は「どうやっても勝てない」という叩き合いには到底見えなかった。

    牡馬三冠2020菊花賞とコントレイルとアリストテレス


    その証拠に、各メディアを見渡しても三冠馬誕生についてコントレイルの強さを強調する論調は皆無で、なんだか不自然なくらいだ。
    まぁ、強いて言えば「あの重い馬場でよく凌いだ」くらいか。



    コントレイルは休ませるべき

    コントレイルの次の予定はJCのようだが、コントレイルにとって菊花賞~JCのローテーションは「地獄」だろう。
    個人的にはコントレイルをJCに使うのは可哀想。なんなら今年はもう有馬さえもパスしていいぐらいだ。

    そもそもコントレイル世代の牡馬はレベルが低く、それをいち早く看破したのが管理する矢作調教師だ。
    まぁ流石に来年は古馬の一線級と戦わなければならないので今年のようには行かないだろうが、ある意味コントレイルの今年の役目は終わったと思う。

    いや、今年はコレで終わらさなければ次につながらないとさえ言えるし、なんならこのまま引退してもいいのではないだろうか。
    欧州はでこんなケースは普通にあるからな。



    来年はバージョンアップが必要なコントレイル

    矢作厩舎は今期、調教師リーディング部門首位を快走中2位の友道厩舎と6勝も差が開いているので、これなら十分にセーフティゾーンにいると言える。

    ならばあえて難度の高いJCや有馬記念でコントレイルで勝ち星を一つ増やすよりは、コントレイルを放牧に出して馬房を空け、その分新馬や未勝利で勝ち星を増やす方がいいだろうに。

    先週の菊花賞では、同じ無敗の三冠馬である父ディープインパクトほどの「凄み」を全く感じれなかった
    おそらく来年も現役続行だろうから、それならコントレイルにはバージョンアップが必要だと思う。

    矢作調教師はどう考えているのだろう。


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土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。