最終更新日:2023年09月26日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:112,583

競馬の楽しみ方~注目馬編 (デアリングタクト、ダービー挑戦か?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 桜花賞馬デアリングタクト、ダービー挑戦か?

  2. 12日に重馬場の桜花賞を、最後の直線で鬼脚を繰り出し勝利したデアリングタクトだが、ここにきてダービー出走という噂が出ているようだ。
    競走馬デアリングタクトの画像
     
    ↑デアリングタクト



    ノルマンディーOCのHPに「ダービー」の文字?

    管理する杉山晴紀調教師がコメントでオークスを「中心に」と慎重に答えてるが「オークス」と明言しないところが、なんとも含みがあるように取れるし、桜花賞勝利後に更新された所属クラブのノルマンディーOCのHPでは次走予定にオークスだけでなく「ダービー」まで明記されている
    ノルマンディーOCのHPにある東京優駿の文字
     



  3. ノルマンディー、マイネル軍団の最初で最後のチャンスか?

  4. ノルマンディーOCは独立しているとはいえ、実質的支配者は馬主岡田牧雄だ。

    岡田牧雄のは、あのマイネル軍団の総帥である岡田繁幸なのは有名な話。つまり、社台ファームとノーザンファームのようなもの。


    「使い分け」で見送るダービー

    一昨年のオークスを制したアーモンドアイにしても、その年のJCを勝っている。アーモンドアイは実質的には社台系のナンバーワン馬だったが、素質馬を多数抱える社台系には常に「使い分け」がある為、一昨年のダービーは見送っている。因みにこの年の優勝馬は金子真人氏所有のワグネリアンだった。


    デアリングタクトで「一世一代」のチャンスか!?

    ウオッカが2007年にダービーを勝った時の2着馬が社台系のアサクサキングスで、当時はそこまで社台系の馬は今と比較すれば層は厚くなかった。

    外厩牧場の発展によりここ10年で一気にノーザンファームの寡占状態になりつつある今、使い分けが必須の状態となっている。


    デアリングタクトノルマンディー、マイネル軍団を含めても世代No.1であることは明らかだろう。

    であるならば使い分けする必要は全くなく、さらに言えばノルマンディー、マイネル軍団にとっては「最初で最後のチャンス」とも言えなくもない。


    今年もサリオスサトノフラッグ社台系の2強と注目されているが、コントレイルを加えての3強はかなり強力だが、ダービーなら付け入る隙があるのではないか?(コントレイルはノースヒルズ系)

    なぜなら、サリオスは過去に騎乗したムーア、石橋脩、レーン騎手が口を揃えて「2000mまでなら」と語っているようにマイラー色が強い。

    コントレイルもハーツクライ産駒とはいえ、母型が長距離血統とはいえない馬なのだ。

    デアリングタクトにとって、唯一強敵となりそうな馬は、2度騎乗したO.マーフィーが「2000m~2400mが最も合う」と太鼓判を推したサトノフラッグだ。
    競走馬サトノフラッグの画像
     
    ↑サトノフラッグ


    デアリングタクトの血統

    デアリングタクトの血統は、父エピファネイアは菊花賞馬でありジャパンC勝ち馬だし、母デアリングバードもキングカメハメハのアシストを受けており、オークスなど無風で通過しても驚けないくらいの血統だ。
    デアリングタクトの血統
     
    …なのでデアリングタクトは、先ほど挙げた馬と比較しても血統的にはむしろ優位に立てる構成の馬なのだ。

    さらには斤量の恩恵も加味できるのであれば、ここは「一世一代のチャンス」と言えるのではないだろうか。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/09/24

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

このサイトはかなり特殊で、ウマッシュ無料予想(無料情報)「前日にしか」申し込みができない

公開されるのはレース当日なのだが、レース前日(土曜の買い目なら金曜の夜)にしか申し込みを受け付けておらず、前日申し込みをせずにレース当日の10:00に確認すると、すでに「完売」となっていて当日だと朝でも申し込みは受け付けていないのだ。

その為、1ヶ月経った今もなかなか慣れずにいて、未だに土曜の参加ができていない。
ちなみにここ1ヶ月の「日曜だけ」の予想精度で見ると、9/29/109/179/24と、全滅だ
(この4日だけでもマイナスー78,900円だ)

これまで土曜で当たった日があるのか分からないが、こんなレベルだからこの奇妙な前日申し込みシステムにして、極力無料予想の参加者を減らしたいのではないだろうか。

…とりあえず1回目の無料予想の「抜き打ち検証」は9/24の買い目だが、全体の表示が全くもって雑
これは内容はともかく、サイトに掲載するに値しないと断言できよう。

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ウマッシュの無料予想(2023/09/24)

そもそも中山11Rオールカマーはメインレースなのだから
(17:50発走予定)
という表記はあり得ない。

メインレースであれば、「15:45発走予定と書くのが正解だ

馬連の下に番号が3つ表記されているが、合計点数が3点とあるのでBOXであることと推察されるが、わからない人が見るとわからないだろう

もしこれがお金を取っての提供なのであれば噴飯ものである。

買い目の出来、不出来を論ずる以前の問題
最低評価とする。

ウマッシュが提供したレース



2023/09/24

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

メザマシケイバ無料予想(無料情報)だが、メザマシケイバに集客している解体新書による検証だと、6戦6勝とのことだが、競馬検証.comが検証を開始すると不思議と6戦6敗となった(笑)

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ メザマシケイバの無料予想(2023/09/24)

さて今回検証する無料予想買い目は、メザマシケイバの重賞プレゼントの神戸新聞杯であるが、ダービー3着馬のハーツコンチェルト、現在3連勝中のナイトインロンドンを3連単フォーメーションの1着2頭に入れるのは悪くないアプローチであったが、結果的に勝ち馬サトノグランツは重賞勝ち馬。

勝ち馬の実績と比較すると、前出2頭の実績はといえばハーツコンチェルトはダービー3着だが、とは言え1勝馬。
つまりは詰めが甘い。さらには大外枠。割引材料は多かった。

そこを考えると勝ち馬候補に据えるのは、可能性に賭ける気持ちはわからないではないが、若干希望的観測という要素が強かったのではないか?

ナイトインロンドンは3連勝の内容が秀逸で、勢いを考えればこちらの抜擢も悪くはないとは思うが、その3連勝の相手は全て条件馬。
今回は相手が一気に強化しているなら、こちらもハーツコンチェルトと同様に希望的観測に頼ったものに見える。

勝ったサトノグランツはダービーこそ大きく負けているが、フルゲートの大外枠で隣の馬が落馬しリズムを崩し位置取りを悪くし良さを出せなかったのであれば、敗因がはっきりしており度外視できる一戦。
実際ダービーでは7番人気に推されていたなら、評価を上げてもよかっただろう。

実際に、その前の3連勝は着差こそ少ないものの、最後は必ず抜け出しているなら気持ちの強さを表していた。
それでいてイレ込む馬ではないなら、勝負根性とセンスを認めてよかったはず。

中締めとして、ここまでの組み立ては決して悪くはなかったと評価はする。
前出3頭は仕上がりも良かっただけに「引き」が悪かったともいえよう。

ただサヴォーナ抜けは残念。
春には勝ち馬のサトノグランツとゆきやなぎ賞で対戦し0.1秒差の競馬。その後勝ち馬のサトノグランツは重賞勝ち。サヴォーナも次走であっさり自己条件を突破しているなら、春の時点で同等といっても過言でない力を示していたのだ。

さらには、その後、自己条件とはいえ1勝を積み上げているなら評価できてもよかった。

3着候補にマイネルラウレアが入っているが、この馬も京都新聞杯でサトノグランツの0.1秒差5着の実績があれば馬券候補に入れる資格はある馬で、横の比較ではサヴォーナと同じくらいの評価ができておかしくない馬だ。

メザマシケイバが提供したレース

ここまで検証してみたが、以前の予想と比べると全体のアプローチは決して悪くはないというのが率直な感想

どこかが決定的に足りていないという事もないが、結果的に的中に至らなかったのであれば足りないところはやはりあったのだ。

その「足りない部分」を補う要素は、レースの立ち位置を俯瞰できる経験か?もう少し言えば、今回のメンバーは現世代のOP馬でどの辺りのレベルの馬が集まっているかを前提とできなかったことが今回の敗因と言えるであろう。