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競馬の楽しみ方~騎手編 (川田将雅騎手とマイネル軍団のコンビ結成?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 川田将雅騎手とマイネル軍団のコンビ結成?

    川田将雅騎手が『マイネル』の馬で勝ち星

    川田将雅騎手は今年も年始から着実に勝ち星を積み重ね、現在15勝で美浦の横山武史騎手と並んでトップをひた走っているが、そんな中で先週、珍しい勝ち星があった。
     
    1月21日中京10Rの若駒S、騎乗し勝利したのはマイネルラウレア
     
    何が珍しいのかと言うと、川田騎手が『マイネル』の馬に騎乗することはここ数年ほとんどない。 
    いわゆるサラブレッドクラブ・ラフィアン(通称『マイネル軍団』)の馬で、2008年マイネレーツェルでローズS勝ちもあり、若い頃はそれなりに機会があったが、最近はほとんどない。 
     
    昨年で言うと3回。 
    一昨年で6回ほど。 
    世間一般のイメージ通り、川田騎手と言えば社台系の超良血馬を中心に騎乗しており、実質その下で細々と生産と育成を行っているマイネル軍団への騎乗機会はどうしても優先度が落ちるのだ。 
      
     
     

    2年連続へ新たな援護?

    ここ数年のマイネル馬への騎乗の多くはピンポイントでの勝負依頼のような騎乗が多かった。 
    今回もそのケースに該当するだろうが、クラシックの登竜門でもあるレースで騎乗したというのが大きい。 
    管理する宮厩舎とも昔から繋がりはあるので、騎乗馬がいなかったことを鑑みると自然な機会ではあったが、この一件で川田騎手とマイネル軍団との距離がグッと縮まっていく可能性は十分にあるとみている。 

    「マイネル軍団」と聞いて思い浮かぶのが、2年前のオークスを制したユーバーレーベン騎乗のM・デムーロ騎手。あとは柴田大知騎手、丹内祐次らが、いわゆる主戦ジョッキーとして中心に騎乗している。
    この特定のジョッキーを騎乗し続けるのは、一昨年になくなった総帥・岡田繁幸氏の方針だったが、その岡田氏が亡くなり、グループ内でもその方針に対して疑問・課題を持つ人も徐々に出始めてきているようだ。 

    そんな話があっての川田騎手…というわけではないが、それぞれの立場にとってこのコンビ結成と勝利は今後の可能性を広げるタイミング・きっかけになったのではないだろうか。
    川田騎手もこれでマイネル軍団の主戦になることは考えづらいが、コネクションを広げておくことで様々な場所で騎乗することになっても勝算のある馬を集めやすくなるのは間違いない。

    社台系の有力馬は、ルメールやその他トップジョッキー同士での取り合いになることが多いため、川田騎手だけでなくとも、騎乗できる馬の選択肢を増やすことが好成績を挙げる要因にもなる。

    前述でも触れたが、川田&マイネルが勝負気配強めであることは間違いないが、これからはその頻度とタイミングにも注目して見ていきたい。
    もしかしたら、近いうちにマイネル馬でのGⅠ騎乗、あわよくば勝利のシーンがあっても驚けない。


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無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/09/24

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

このサイトはかなり特殊で、ウマッシュ無料予想(無料情報)「前日にしか」申し込みができない

公開されるのはレース当日なのだが、レース前日(土曜の買い目なら金曜の夜)にしか申し込みを受け付けておらず、前日申し込みをせずにレース当日の10:00に確認すると、すでに「完売」となっていて当日だと朝でも申し込みは受け付けていないのだ。

その為、1ヶ月経った今もなかなか慣れずにいて、未だに土曜の参加ができていない。
ちなみにここ1ヶ月の「日曜だけ」の予想精度で見ると、9/29/109/179/24と、全滅だ
(この4日だけでもマイナスー78,900円だ)

これまで土曜で当たった日があるのか分からないが、こんなレベルだからこの奇妙な前日申し込みシステムにして、極力無料予想の参加者を減らしたいのではないだろうか。

…とりあえず1回目の無料予想の「抜き打ち検証」は9/24の買い目だが、全体の表示が全くもって雑
これは内容はともかく、サイトに掲載するに値しないと断言できよう。

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ウマッシュの無料予想(2023/09/24)

そもそも中山11Rオールカマーはメインレースなのだから
(17:50発走予定)
という表記はあり得ない。

メインレースであれば、「15:45発走予定と書くのが正解だ

馬連の下に番号が3つ表記されているが、合計点数が3点とあるのでBOXであることと推察されるが、わからない人が見るとわからないだろう

もしこれがお金を取っての提供なのであれば噴飯ものである。

買い目の出来、不出来を論ずる以前の問題
最低評価とする。

ウマッシュが提供したレース



2023/09/24

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

メザマシケイバ無料予想(無料情報)だが、メザマシケイバに集客している解体新書による検証だと、6戦6勝とのことだが、競馬検証.comが検証を開始すると不思議と6戦6敗となった(笑)

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ メザマシケイバの無料予想(2023/09/24)

さて今回検証する無料予想買い目は、メザマシケイバの重賞プレゼントの神戸新聞杯であるが、ダービー3着馬のハーツコンチェルト、現在3連勝中のナイトインロンドンを3連単フォーメーションの1着2頭に入れるのは悪くないアプローチであったが、結果的に勝ち馬サトノグランツは重賞勝ち馬。

勝ち馬の実績と比較すると、前出2頭の実績はといえばハーツコンチェルトはダービー3着だが、とは言え1勝馬。
つまりは詰めが甘い。さらには大外枠。割引材料は多かった。

そこを考えると勝ち馬候補に据えるのは、可能性に賭ける気持ちはわからないではないが、若干希望的観測という要素が強かったのではないか?

ナイトインロンドンは3連勝の内容が秀逸で、勢いを考えればこちらの抜擢も悪くはないとは思うが、その3連勝の相手は全て条件馬。
今回は相手が一気に強化しているなら、こちらもハーツコンチェルトと同様に希望的観測に頼ったものに見える。

勝ったサトノグランツはダービーこそ大きく負けているが、フルゲートの大外枠で隣の馬が落馬しリズムを崩し位置取りを悪くし良さを出せなかったのであれば、敗因がはっきりしており度外視できる一戦。
実際ダービーでは7番人気に推されていたなら、評価を上げてもよかっただろう。

実際に、その前の3連勝は着差こそ少ないものの、最後は必ず抜け出しているなら気持ちの強さを表していた。
それでいてイレ込む馬ではないなら、勝負根性とセンスを認めてよかったはず。

中締めとして、ここまでの組み立ては決して悪くはなかったと評価はする。
前出3頭は仕上がりも良かっただけに「引き」が悪かったともいえよう。

ただサヴォーナ抜けは残念。
春には勝ち馬のサトノグランツとゆきやなぎ賞で対戦し0.1秒差の競馬。その後勝ち馬のサトノグランツは重賞勝ち。サヴォーナも次走であっさり自己条件を突破しているなら、春の時点で同等といっても過言でない力を示していたのだ。

さらには、その後、自己条件とはいえ1勝を積み上げているなら評価できてもよかった。

3着候補にマイネルラウレアが入っているが、この馬も京都新聞杯でサトノグランツの0.1秒差5着の実績があれば馬券候補に入れる資格はある馬で、横の比較ではサヴォーナと同じくらいの評価ができておかしくない馬だ。

メザマシケイバが提供したレース

ここまで検証してみたが、以前の予想と比べると全体のアプローチは決して悪くはないというのが率直な感想

どこかが決定的に足りていないという事もないが、結果的に的中に至らなかったのであれば足りないところはやはりあったのだ。

その「足りない部分」を補う要素は、レースの立ち位置を俯瞰できる経験か?もう少し言えば、今回のメンバーは現世代のOP馬でどの辺りのレベルの馬が集まっているかを前提とできなかったことが今回の敗因と言えるであろう。