最終更新日:2024年11月11日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:117,843

競馬コラム~騎手編 (川田将雅騎手とマイネル軍団のコンビ結成?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 川田将雅騎手とマイネル軍団のコンビ結成?

    川田将雅騎手が『マイネル』の馬で勝ち星

    川田将雅騎手は今年も年始から着実に勝ち星を積み重ね、現在15勝で美浦の横山武史騎手と並んでトップをひた走っているが、そんな中で先週、珍しい勝ち星があった。
     
    1月21日中京10Rの若駒S、騎乗し勝利したのはマイネルラウレア
     
    何が珍しいのかと言うと、川田騎手が『マイネル』の馬に騎乗することはここ数年ほとんどない。 
    いわゆるサラブレッドクラブ・ラフィアン(通称『マイネル軍団』)の馬で、2008年マイネレーツェルでローズS勝ちもあり、若い頃はそれなりに機会があったが、最近はほとんどない。 
     
    昨年で言うと3回。 
    一昨年で6回ほど。 
    世間一般のイメージ通り、川田騎手と言えば社台系の超良血馬を中心に騎乗しており、実質その下で細々と生産と育成を行っているマイネル軍団への騎乗機会はどうしても優先度が落ちるのだ。 
      
     
     

    2年連続へ新たな援護?

    ここ数年のマイネル馬への騎乗の多くはピンポイントでの勝負依頼のような騎乗が多かった。 
    今回もそのケースに該当するだろうが、クラシックの登竜門でもあるレースで騎乗したというのが大きい。 
    管理する宮厩舎とも昔から繋がりはあるので、騎乗馬がいなかったことを鑑みると自然な機会ではあったが、この一件で川田騎手とマイネル軍団との距離がグッと縮まっていく可能性は十分にあるとみている。 

    「マイネル軍団」と聞いて思い浮かぶのが、2年前のオークスを制したユーバーレーベン騎乗のM・デムーロ騎手。あとは柴田大知騎手、丹内祐次らが、いわゆる主戦ジョッキーとして中心に騎乗している。
    この特定のジョッキーを騎乗し続けるのは、一昨年になくなった総帥・岡田繁幸氏の方針だったが、その岡田氏が亡くなり、グループ内でもその方針に対して疑問・課題を持つ人も徐々に出始めてきているようだ。 

    そんな話があっての川田騎手…というわけではないが、それぞれの立場にとってこのコンビ結成と勝利は今後の可能性を広げるタイミング・きっかけになったのではないだろうか。
    川田騎手もこれでマイネル軍団の主戦になることは考えづらいが、コネクションを広げておくことで様々な場所で騎乗することになっても勝算のある馬を集めやすくなるのは間違いない。

    社台系の有力馬は、ルメールやその他トップジョッキー同士での取り合いになることが多いため、川田騎手だけでなくとも、騎乗できる馬の選択肢を増やすことが好成績を挙げる要因にもなる。

    前述でも触れたが、川田&マイネルが勝負気配強めであることは間違いないが、これからはその頻度とタイミングにも注目して見ていきたい。
    もしかしたら、近いうちにマイネル馬でのGⅠ騎乗、あわよくば勝利のシーンがあっても驚けない。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/11/03

逆転競馬という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

逆転競馬の無料予想を長期にわたり検証した。
逆転競馬への集客サイトによれば「7戦5勝2敗」との好成績が示されていたが、競馬検証.comがその2倍の期間にあたる14戦を検証した結果14戦4勝10敗となった。


さて、今回検証する逆転競馬の無料予想(無料情報)は、2024/11/03の東京10Rで提供された買い目である。


逆転競馬という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 逆転競馬の無料予想(2024/11/03)

結果:1-7-3

この日は、比較的頭数の少ないレースが多かったが、障害競走以外の特別競走の中でも一番頭数の少ないレースを選んできた。
結果から言えば、1着になった2番人気1コントラポスト選んでいなかったことから不的中となったのだが、何故この馬を消したのか?


1 コントラポストは、昨年末のクリスマスCで2勝クラスを卒業し、その後は3勝クラスで4→2→3着と惜しい内容の競馬を続けるも2走前にハ行により放牧に出されたが、3ヶ月ぶりの復帰戦となった前走は8着も、直線で進路を失ってブレーキを掛け、最後まで脚を使えずに終わったものだ。
器用さに欠けるため距離を延ばしてきたものと思われるが、中山から東京コースに替わったことも含めて、好戦必至と考えられる状況が揃っていたのだ。


競馬新聞だけでもある程度の状況は読み取れるが、もう少し深く詮索すれば簡単にわかるような情報である。

10番人気の4ロジマンボや、9番人気の10ミカッテヨンデイイを買い目に入れることで、あわよくば紐荒れになることを願ったのだろうが、もし単にハンデを基準に選んだのであれば、それは誤りだ。

今回の上位5番人気までの馬との力量差を埋めるほどのハンデ差はなかったのである。

逆転競馬が提供したレース

穴人気から選ぶのであれば、東京コースで9戦して5回2着になっている6エイカイマッケンロ(7人気)の方が、4着ではあったがあわよくばだったのかも知れない。

とにかく1コントラポストを無視するとは、理解に苦しむ馬券の組み立てであった。