最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,520

競馬の楽しみ方~騎手編 (新人ヤングジョッキーズシリーズの戦いが面白い。) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 新人ヤングジョッキーズシリーズが面白い。

    新人ジョッキー10名の内、未勝利は3人

    先日の競馬コラムでも名前が挙がったが、最近の競馬ニュースで「今村聖奈騎手」の文字を見ない日はないくらいだ。
     
    そんな今年のJRAルーキー今村聖奈一色ではあるのだが、そんなヒロインに隠れながらも他の新人ジョッキーたちも頑張っている。 
    すでに30勝以上勝ち星を挙げているジョッキーがいる傍ら、未だに初勝利を掴めないジョッキーもいる。
     
    今年2022年にデビューを果たした10名の新人ジョッキーのうち、まだJRAで初勝利を挙げていないのは…
     
    水沼元輝騎手(美浦・加藤和厩舎)
    土田真翔騎手(美浦・尾形厩舎)
    川端海翼騎手(栗東・浜田厩舎)
     
    この3人だ。
     
    厩舎的にも良い騎乗馬が集まりにくい難しさはあるが、なんとか近いうちにチャンスを掴んでほしいと思う。 
      
      
     

    水沼元輝騎手待望の初勝利@大井競馬

    その中で先日(9月6日)、地方競馬である南関東・大井競馬で行われた全国の若手騎手による大会「ヤングジョッキーズシリーズ」のトライアル戦で、水沼元輝騎手待望の初勝利を大井競馬で挙げた。
     
    水沼元輝騎手待望の初勝利
    ▲ 水沼元輝騎手待望の初勝利


    JRAでの初勝利はまだでも、この1勝は価値のある初勝利と言える。
     
    水沼元輝騎手はデビューからここまでJRAでの騎乗数は60鞍となり、1日1鞍(2鞍乗れる日がたまにある)ペースであるから、なかなかに厳しい状況と言わざるを得ない。 

    そういう騎乗機会に恵まれない若手騎手にとって、自動的に騎乗機会を与えられる今回のような企画は非常に大きい。 
    経験を積み、上手くいって結果を出すことができれば年末には中央・中山競馬場に戻ってきてレースに騎乗することができるようになるからだ。
     
    水沼元輝騎手の叔父は元ジョッキーで、現在は競馬学校の教官をしている小林淳一

    その小林淳一に憧れ、乗馬クラブから騎手を目指した叩き上げタイプだ。

    競馬学校を1年留年している経緯があり、なかなか周りの評価はシビアなようだが、実戦での騎乗ぶりにおける評価は決して低くないようである。
    まずはジョッキーとしてしっかり結果を出し、ゆくゆくは若手ジョッキーの中心になれるよう頑張ってもらいたい1人だ。



    ヤングジョッキーズシリーズが面白い

    ヤングジョッキーズシリーズでは、このあと9月27日の船橋競馬、10月12日の川崎競馬で騎乗予定がある。

    トライアルはJRAの関東所属騎手の若手計12名で争われ、トライアルでの獲得ポイント上位4名ファイナルラウンドに進出できる仕組みだ。
    水沼騎手はその先日の勝利で4位にランクアップした。
    残り2節4レースで順位を維持するためにポイントを上げられるかが重要。ぜひ注目して欲しい

    なお、このシリーズには今村聖奈騎手も参戦しており、現在JRA関西の中で5位(9月7日現在)である。

    また、未勝利の土田騎手川端騎手も参戦していて、土田騎手は関東7位、川端騎手は関西7位と、まだなんとか逆転の余地を残す位置にいる。
    トライアルは11月2日の笠松競馬まで行われており、最後まで熾烈な戦いが繰り広げられそうだ。

    各地区の上位が集まって行われるファイナルラウンド12月16日の名古屋競馬、そして12月17日の中山競馬となる。
    秋競馬が始まりGⅠレースも楽しみだが、地方競馬含めてヤングジョッキーの戦いも非常に面白い


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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?