最終更新日:2023年09月26日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:112,584

競馬の楽しみ方~騎手編 (新人3人の妙味期間は、あと少し。) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 新人3人の妙味期間は、あと少し。

    2021年デビューの新人騎手は、相当に乗れる。

    新人騎手大攻勢に藤田菜七子危うし。」でも書いたように、今年2021年の新人は、デビュー当初から相当に乗れると評判であった。
    その中で女性騎手古川奈穂騎手こそ怪我のため離脱してしまったが、その代わりに3人の騎手が一気に台頭した。



    2021年デビューの注目の3人

    小沢大仁騎手

    2021年デビューの新人ジョッキー-小沢大仁騎手
     
    まずは現在8勝を挙げている栗東松永昌博厩舎所属小沢大仁騎手

    小沢大仁騎手は血縁に競馬関係者はおらず、文字通り自分の腕だけで勝ち上がって来た「腕達者」と言える新人騎手だ。
    松永昌博調教師は新人に手厚いことでも有名であり、その点が噛み合って現在の位置にいるといえる。



    永野猛蔵騎手

    2021年デビューの新人ジョッキー-永野猛蔵騎手
     
    同じくもう一人の8勝新人ジョッキーが美浦伊藤圭三厩舎所属永野猛蔵騎手

    こちらの永野猛蔵騎手も血縁に競馬関係者はおらず、さらには新人に厳しいと言われている関東でこれだけの勝ち星を上げているのであればこちらも腕達者といえる。



    角田大和騎手

    2021年デビューの新人ジョッキー-角田大和騎
     
    そして現在7勝ながら戦前は新人王の大本命と言われていたのが栗東角田晃一厩舎所属角田大和騎手

    父の角田晃一調教師は現調教師でダービージョッキーでもあり、角田大和騎手はバリバリの血縁ジョッキーだ。
    実際デビューしたての頃は相当数の馬が彼のところに集まって来ていたが、実戦慣れしてなかったからか今ひとつの結果だった。
    段々と競馬に慣れて来たことによって勝ち星を量産し始め、現在7勝。



    3人の魅了くは斤量

    前章の3人が注目の新人ジョッキーで、三者三様色々と環境は違うが、この短期間にこれだけの数を勝っているということで厩舎からの視線も熱く、騎乗依頼も激増中である。

    「騎乗依頼が激増」しているその魅力は、腕達者なのもあるが、なんと言っても斤量だ。
    斤量」については「新人騎手の勢いに、影が薄くなってく藤田菜七子」という競馬コラムでも書いているように、現在は3kg減の▲であるが30勝を超えてしまうと2kg減の△となってしまうため、騎乗依頼を出す厩舎サイドとしては旨みがなくなる。

    このまま順調に行けばおそらく夏を通して秋までには30勝は通過しそうな勢いなので、それまでの間が「この3人」を頭から買える妙味のある期間と言えるだろう。
    競馬の減量による斤量差
    上記事の競馬コラム



    狙う機会はあと20回とちょっと

    この3人が現在ズバ抜けて乗れている3kg減騎手という事実はそこまで一般には知れ渡ってないから、今こそが「買い」の大チャンスだ。

    そして、当然「買い」のタイミングはダート
    芝とダートを比較すると圧倒的に減量が利くのがダートだからだ

    パワーを要するダートは鞍上が軽い分、走りへの負荷も軽くなるので馬にとっては走りやすい。
    芝となるとダートと比べると「騎手の腕」という要素が多分に作用してくるため減量新人には厳しくなる。
    その点ダートだと騎手にとっても芝と比べ小細工があまり必要でない分、新人へのプレッシャーも少なくダートの方がより減量を活かしやすいのだ。

    上記3人がダートの時は狙い目だ。
    競馬予想サイトが急にこの3人をダートで推し出したら笑える。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/09/24

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

このサイトはかなり特殊で、ウマッシュ無料予想(無料情報)「前日にしか」申し込みができない

公開されるのはレース当日なのだが、レース前日(土曜の買い目なら金曜の夜)にしか申し込みを受け付けておらず、前日申し込みをせずにレース当日の10:00に確認すると、すでに「完売」となっていて当日だと朝でも申し込みは受け付けていないのだ。

その為、1ヶ月経った今もなかなか慣れずにいて、未だに土曜の参加ができていない。
ちなみにここ1ヶ月の「日曜だけ」の予想精度で見ると、9/29/109/179/24と、全滅だ
(この4日だけでもマイナスー78,900円だ)

これまで土曜で当たった日があるのか分からないが、こんなレベルだからこの奇妙な前日申し込みシステムにして、極力無料予想の参加者を減らしたいのではないだろうか。

…とりあえず1回目の無料予想の「抜き打ち検証」は9/24の買い目だが、全体の表示が全くもって雑
これは内容はともかく、サイトに掲載するに値しないと断言できよう。

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ウマッシュの無料予想(2023/09/24)

そもそも中山11Rオールカマーはメインレースなのだから
(17:50発走予定)
という表記はあり得ない。

メインレースであれば、「15:45発走予定と書くのが正解だ

馬連の下に番号が3つ表記されているが、合計点数が3点とあるのでBOXであることと推察されるが、わからない人が見るとわからないだろう

もしこれがお金を取っての提供なのであれば噴飯ものである。

買い目の出来、不出来を論ずる以前の問題
最低評価とする。

ウマッシュが提供したレース



2023/09/24

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

メザマシケイバ無料予想(無料情報)だが、メザマシケイバに集客している解体新書による検証だと、6戦6勝とのことだが、競馬検証.comが検証を開始すると不思議と6戦6敗となった(笑)

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ メザマシケイバの無料予想(2023/09/24)

さて今回検証する無料予想買い目は、メザマシケイバの重賞プレゼントの神戸新聞杯であるが、ダービー3着馬のハーツコンチェルト、現在3連勝中のナイトインロンドンを3連単フォーメーションの1着2頭に入れるのは悪くないアプローチであったが、結果的に勝ち馬サトノグランツは重賞勝ち馬。

勝ち馬の実績と比較すると、前出2頭の実績はといえばハーツコンチェルトはダービー3着だが、とは言え1勝馬。
つまりは詰めが甘い。さらには大外枠。割引材料は多かった。

そこを考えると勝ち馬候補に据えるのは、可能性に賭ける気持ちはわからないではないが、若干希望的観測という要素が強かったのではないか?

ナイトインロンドンは3連勝の内容が秀逸で、勢いを考えればこちらの抜擢も悪くはないとは思うが、その3連勝の相手は全て条件馬。
今回は相手が一気に強化しているなら、こちらもハーツコンチェルトと同様に希望的観測に頼ったものに見える。

勝ったサトノグランツはダービーこそ大きく負けているが、フルゲートの大外枠で隣の馬が落馬しリズムを崩し位置取りを悪くし良さを出せなかったのであれば、敗因がはっきりしており度外視できる一戦。
実際ダービーでは7番人気に推されていたなら、評価を上げてもよかっただろう。

実際に、その前の3連勝は着差こそ少ないものの、最後は必ず抜け出しているなら気持ちの強さを表していた。
それでいてイレ込む馬ではないなら、勝負根性とセンスを認めてよかったはず。

中締めとして、ここまでの組み立ては決して悪くはなかったと評価はする。
前出3頭は仕上がりも良かっただけに「引き」が悪かったともいえよう。

ただサヴォーナ抜けは残念。
春には勝ち馬のサトノグランツとゆきやなぎ賞で対戦し0.1秒差の競馬。その後勝ち馬のサトノグランツは重賞勝ち。サヴォーナも次走であっさり自己条件を突破しているなら、春の時点で同等といっても過言でない力を示していたのだ。

さらには、その後、自己条件とはいえ1勝を積み上げているなら評価できてもよかった。

3着候補にマイネルラウレアが入っているが、この馬も京都新聞杯でサトノグランツの0.1秒差5着の実績があれば馬券候補に入れる資格はある馬で、横の比較ではサヴォーナと同じくらいの評価ができておかしくない馬だ。

メザマシケイバが提供したレース

ここまで検証してみたが、以前の予想と比べると全体のアプローチは決して悪くはないというのが率直な感想

どこかが決定的に足りていないという事もないが、結果的に的中に至らなかったのであれば足りないところはやはりあったのだ。

その「足りない部分」を補う要素は、レースの立ち位置を俯瞰できる経験か?もう少し言えば、今回のメンバーは現世代のOP馬でどの辺りのレベルの馬が集まっているかを前提とできなかったことが今回の敗因と言えるであろう。