最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,520

競馬の楽しみ方~騎手編 (三浦皇成騎手、JRA史上最速記録達成。) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 三浦皇成騎手、JRA史上最速記録達成。

    三浦皇成騎手、JRA史上最速記録達成

    三浦皇成騎手が8月22日に新潟競馬9Rでステラダイヤに騎乗し、JRAでの通算騎乗回数1万回を達成。さらにJRA史上最速となる、13年5ヶ月22日という記録も打ち立てた。

    また、これまでの史上最速記録は、北村宏司騎手の13年10ヶ月7日だったのだが、これを約5ヵ月近く記録を短縮し、31歳8ヶ月4日史上最年少記録も達成してしまった。

    三浦皇成騎手
     

    三浦皇成騎手と言えば、2016年に落馬して10ヶ所以上の骨折で、肺と副腎の損傷という大怪我を負い、1年近くの休養を余儀なくされる不運もあった。
    決してここまで順風満帆…というわけではなかっただけに、この偉業達成は評価したいところ。

    しかしこれまでの実績を振り返ると、2008年のデビューイヤーに91勝をマークし、武豊騎手がこれまで持っていた69勝の新人最多勝利記録(1987年)21年ぶりに更新した。

    デビュー当時から新人騎手とは思えないくらいの騎乗数であっただけに、今回のこの最速記録達成も頷けるというものだった。

    小学生の頃に出会ったという『オメガ』の冠名で知られる原禮子オーナーとの関係と、当時所属していた河野厩舎のバックアップ等があり、普通の新人ジョッキーとは待遇が違っていたことも、最速記録達成の要因となっている。

    とはいえ、元々の記録保持者・北村宏司騎手も名門・藤沢厩舎に所属して、他の新人ジョッキーよりも騎乗数の恩恵があったことは事実であり、周りの人に恵まれることも、騎手としては重要な要素やスキルなのだ。



    三浦皇成騎手、関東を代表するジョッキーになる。

    三浦皇成騎手デビュー4年目の2011年、12歳年上で競馬中継にも出演していたグラビアタレントのほしのあきと結婚。

    その妻が詐欺事件に一枚噛んでいて、そのタイミングで三浦皇成が不倫…などと、本業以外でも騒がれる時期もあった三浦皇成騎手だが、デビュー後もコンスタントに勝ち星を挙げ、関東リーディングの上位へ着々と駒を進めていき、一昨年の2019年には自身初となる年間100勝を達成するなど着実に力を付けていった。

    しかし意外?にも、ここまでGIレースの勝利がない(地方の交流JpnIは2014年の全日本2歳優駿を勝っている)
    決してグレードレースを勝つことが全てではないが、あまり大きい舞台での活躍がないのは少々物足りなさを感じるところではある。

    昨年、セントウルSをダノンスマッシュで勝ち、続く本番のスプリンターズSも連続騎乗。そして、悲願のGI制覇を期待されたのだが・・・、残念ながら厩舎&オーナーが懇意にする川田騎手への乗り替わりとなってしまった。
    この一件は、一部ファンの間でも波紋を広げており、今でも記憶に新しい。



    三浦皇成騎手の2021年シーズンの後半戦は?

    三浦皇成騎手は今年ここまで39勝を挙げて関東リーディング8位。例年同様のペースといったところか。

    相変わらず重賞戦線では目立った活躍がないのだが、この夏は2歳戦で多くの勝ち星を挙げており(新馬戦=3勝、2歳未勝利=3勝)そういった意味では今後に繋がる可能性は高い。

    8月15日、新潟の新馬戦を勝ったユキノオウジサマはなかなかの好評価で、レースは12番人気と評価は低かったが、同レースに出走していた評判の良血馬ダンテスヴューを寄せ付けないスピードを披露した。
    本質的にはマイルくらいが良さそうなタイプだが、一度レースを経験した上積みも期待できそうで、上手くいけば年内に重賞でも好走のチャンスはありそうな1頭だ。覚えておいて損はないだろう。

    外国人ジョッキー中心になりつつある近年の中央競馬界だが、それでも日本人ジョッキーの活躍はいつまでもあって欲しいもの。
    西高東低で、関東自体もやや影が薄くなりがちなだけに、三浦皇成騎手にはさらなるレベルアップを期待したい。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/12/03

競馬キャンプという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

競馬キャンプという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 競馬キャンプの無料予想(2023/12/03)

競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?