最終更新日:2024年04月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,559

競馬の楽しみ方~番外編★ (パンサラッサの賞金13億。さて一口馬主の配当は?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. パンサラッサの賞金13億。さて一口馬主の配当は?

    サウジカップで13億円をサクっと獲得

    サウジアラビアで世界最高賞金レースサウジカップ』が行われ、日本から参戦したパンサラッサ(牡6歳・矢作厩舎)が好スタートから逃げ切りを決めて見事優勝した。

    賞金1000万ドル、日本円にしてなんと、
     
    13億円を一発で獲得した
     
    サウジカップで13億円をサクっと獲得
    ▲サウジカップで13億円を獲得!



    パンサラッサの一口馬主の配当は?

    ドバイターフでのGⅠ勝ちなどはあれど、それまでのパンサラッサの獲得賞金は約4年間で5億円ちょっとだった。

    それがこの1走で一気にジャンプアップした。
    生涯獲得賞金はこれで18億円に到達し、キタサンブラックやテイエムオペラオーに肉薄。さらには日本歴代1位のアーモンドアイ(19億1500万円)にまで手が届く位置まできたのである。
     
    なんとも夢のある話なのだが、そんなアメリカドリームならぬ『サウジアラビアンドリーム』を掴んだ人たちが沢山いる
    それは、パンサラッサに出資している一口馬主たちだ。 
      
    パンサラッサは総額5,000万円、所属する広尾サラブレッド倶楽部では2,000口(1口25,000円)で募集されていた馬。 
     
    各クラブによって諸経費が違ったり、海外遠征費などが入ったりするので正確な詳細は分からないが、一般的に考えると、1口あたり約50万円の配当金が入っていると計算される。 
     
    これまでの5億円の獲得賞金も加えると、1口あたり80~90万近くの配当金を手にしていることになる。 
    1口だけでも十分なのだが、これを複数口持っている人のことを想像すると、優良な投資物件を手にしていて、なんともうらやましい限りである。 



    全体で2割そこそこの勝ち組

    すでにドバイへの移動が済んでいるというパンサラッサだが、このあと順調ならば3月末のドバイミーティングに出走予定だ。 
     
    参戦するレースは未定だが、今回でダート適性を示したとなれば、1着賞金8億円のドバイワールドカップ(ダ2000m)も視野に入ってくる。 
    日本馬初の20億円ホース誕生となるか、引き続きパンサラッサの動向には注目が集まる。 

    なんだか夢のある馬主ライフが気になる人も多いだろう。
    アーモンドアイもそうだが、一口馬主は非常に夢がある遊びなのだが、全ての馬が順風満帆に成績を挙げられるわけではない。

    未勝利の勝ち上がりだけでいうと一口クラブ全体で2割そこそこ
     
    つまり8割近くが勝ち上がれずに引退を余儀なくされるという厳しい世界である。
    競馬界全体を見ても同様の勝ち上がり率ではあり、そう簡単にビッグドリームを掴み取れるわけではない。

    必ずしも良血馬が勝てるわけではないし、価格が安い馬だからといって活躍しないわけでもない。
    そんな将来活躍ができる馬と巡り合える秘訣…それは本気で「運」だと思えてくる(笑)


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/20)


【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。