最終更新日:2023年12月10日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:113,520

競馬の楽しみ方~番外編★ (アーモンドアイの初仔の募集総額がなんと、2億4000万円) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. アーモンドアイの初仔がなんと、なんと2億4000万円

    化けに化けた、クラブ馬イクイノックス

    1口馬主」とは、1頭の競走馬を複数口に分け、多数の人の出資により共同所有するシステムのことだ。

    出資』だからそう簡単な話ではないのだが、昨今は少額からでも出資できるタイプのグループもでき、競馬ファンのちょっとした楽しみとして気軽に参加する人も増えている。
     
    いわゆる「クラブ馬」としてここ最近大活躍、大稼ぎしているのが、先日書いた「秋はどのような勢力図になるだろう」の競馬コラムにも登場したイクイノックスだ。

    イクイノックス」はキタサンブラックの初年度産駒として、シルクレーシングから総額4000万円、1口8万円(計500口)で募集された。

    母シャトーブランシュもシルクレーシング出身で、現役時代は重賞(マーメイドS)まで勝った実績馬だけに、募集価格としては高くもなく安くもなく妥当なところだった

    ただし結果論として、今となってはそれが大化けも大化けした。

    クラシックシーズンまでは体質の弱さから皐月賞、日本ダービーと連続2着と涙を呑んだが、秋になって天皇賞秋を皮切りに、先月の宝塚記念まで海外を含むGⅠ4連勝
    そもそも日本ダービーの時点で出資金額を楽にペイしており、そこからは毎回のように高額の配当金を持ってくるという、非常に夢のある話が展開されているのだ。
     
    縁と運…人生で一度はこういう体験をしてみたいものだ(笑)
     


    アーモンドアイの初仔がシルクレーシングで募集

    ビッグドリームと言えば、同じシルクレーシング出身のあの偉大な先輩の存在を忘れてはならない。

    それがご存じアーモンドアイだ。
    生涯獲得賞金は19億円
    アーモンドアイに出資した方々が何とも羨ましい限り。笑
     
    …と、実は今回のトピックスはここからがメイン

    そのアーモンドアイの初仔となる父エピファネイアの産駒が、今年のシルクレーシングの募集馬にラインナップされた

    その価格が何とも驚きの設定で競馬ファンを驚愕させた。
     
    アーモンドアイの初仔の募集総額がなんと、2億4000万円
    2023年度 シルク・ホースクラブ募集馬一覧


    19億円を稼いだ母自身の募集価格が3000万円だったのに対し、そこから産まれてきた仔に付けられた募集総額は、なんと2億4000万円(500口×48万円)である。 
     
    19億円を稼いだ母から産まれてくれば当然…なのかもしれないが、2億を稼ぐ馬というのはそう簡単に現れるものではない。
    この価格が適正なのかは、なんとも判断が難しいところである。
     
    ちなみに過去、2億円を超える価格で募集されたクラブ馬は10頭いる。
    しかし、自身の価格以上に賞金を稼いだ馬はただ2頭だけだ

    記憶にも新しいところだが、海外GⅠ3勝を挙げたラヴズオンリーユー(募集価格2億4000万円、獲得賞金9億1000万円)と、今も現役で2021年の宝塚記念2着の実績があるユニコーンライオン(募集価格2億円、獲得賞金2億3000万円)

    2億円のクラブ馬の8割が損をする、という過去の実例。
    これを見て素直に飛び付けるかどうか、だ。
     
    当たり前のことだが、競走馬は走るか走らないかは、走ってみないと分からない。笑
     
    シルクレーシングの募集はこれから行われる
    どれだけの人気を集めるのかも気になるところだが、その価格に見合った結果を残してくれるのかが何より重要。来年(2024年夏)以降のデビューが非常に待ち遠しい。


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競馬キャンプ無料予想(無料情報)だが、12月3日(日)のチャンピオンズCは正直、2着の⑦ウィルソンテソーロのピックアップは苦しかったと思うが、実績を掘り下げてみるとダートに限って言えば9戦7勝

その7勝は全てある程度先行して勝ちに行ってのもの。
前走のJBCクラシックも勝ちに行ったが最後はバテてしまったのであれば、戦法を変えてくる可能性は考える余地はあった。
実際、差しに回ることを示唆しているコメントも出ていた。

あわせて、今回馬券対象としてピックアップされている②メイショウハリオと前走で0.4秒差であったのであれば、同等の扱いができてよかったのではないか?

中央のG1のメンバーに入って重賞実績が交流重賞しかなかったのであれば、これだけのメンバーに入れば評価を下げざるを得なかったかもしれないが、勝ったレモンポップの評価を下げているように、捻りを加えているのであれば、ここも捻ってもよかったのでは。…と、思う。

競馬キャンプが提供したレース

ただ、勝ったレモンポップと同じ列、つまりはレモンポップを1頭目から外していたのであれば馬券としては成り立たない。

レモンポップが3着以下になれば、馬連の配当は上がるという希望的観測が垣間見える組み合わせであるが、レモンポップを嫌う要素は「距離」と「外枠」だけであったはず。

今年のフェブラリーS・G1を勝った際にも距離不安は囁かれたが、陣営としてもその点は百も承知で、1600mに対応できるように調整し勝ち切った。

今回も、始動戦を1600mの南部杯に選んで2着を持ったままで2秒千切っているなら、既に1800m仕様に馬は造られていたのだ。

臨戦過程は余裕残しの状態で、ノーダメージで勝ち上がったように上々で状態もピークだった。

大型馬でありながら機動力に長けており、絶好のポジションを見つければ、すぐに其処を取れる馬。
今回は走り終わった後で杞憂に終わったが、鞍上の坂井瑠星も距離と枠の不利を考慮しスタート後、直ぐに先手を主張。これは最短距離を通ることによりスタミナの消耗を避けるという騎乗であったが終わってみればゴール後もまだ余裕があった。

誰が1800mは保たないと決めたのか?