最終更新日:2024年07月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:116,885

競馬の楽しみ方~番外編★ (アーモンドアイの初仔の募集総額がなんと、2億4000万円) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. アーモンドアイの初仔がなんと、なんと2億4000万円

    化けに化けた、クラブ馬イクイノックス

    1口馬主」とは、1頭の競走馬を複数口に分け、多数の人の出資により共同所有するシステムのことだ。

    出資』だからそう簡単な話ではないのだが、昨今は少額からでも出資できるタイプのグループもでき、競馬ファンのちょっとした楽しみとして気軽に参加する人も増えている。
     
    いわゆる「クラブ馬」としてここ最近大活躍、大稼ぎしているのが、先日書いた「秋はどのような勢力図になるだろう」の競馬コラムにも登場したイクイノックスだ。

    イクイノックス」はキタサンブラックの初年度産駒として、シルクレーシングから総額4000万円、1口8万円(計500口)で募集された。

    母シャトーブランシュもシルクレーシング出身で、現役時代は重賞(マーメイドS)まで勝った実績馬だけに、募集価格としては高くもなく安くもなく妥当なところだった

    ただし結果論として、今となってはそれが大化けも大化けした。

    クラシックシーズンまでは体質の弱さから皐月賞、日本ダービーと連続2着と涙を呑んだが、秋になって天皇賞秋を皮切りに、先月の宝塚記念まで海外を含むGⅠ4連勝
    そもそも日本ダービーの時点で出資金額を楽にペイしており、そこからは毎回のように高額の配当金を持ってくるという、非常に夢のある話が展開されているのだ。
     
    縁と運…人生で一度はこういう体験をしてみたいものだ(笑)
     


    アーモンドアイの初仔がシルクレーシングで募集

    ビッグドリームと言えば、同じシルクレーシング出身のあの偉大な先輩の存在を忘れてはならない。

    それがご存じアーモンドアイだ。
    生涯獲得賞金は19億円
    アーモンドアイに出資した方々が何とも羨ましい限り。笑
     
    …と、実は今回のトピックスはここからがメイン

    そのアーモンドアイの初仔となる父エピファネイアの産駒が、今年のシルクレーシングの募集馬にラインナップされた

    その価格が何とも驚きの設定で競馬ファンを驚愕させた。
     
    アーモンドアイの初仔の募集総額がなんと、2億4000万円
    2023年度 シルク・ホースクラブ募集馬一覧


    19億円を稼いだ母自身の募集価格が3000万円だったのに対し、そこから産まれてきた仔に付けられた募集総額は、なんと2億4000万円(500口×48万円)である。 
     
    19億円を稼いだ母から産まれてくれば当然…なのかもしれないが、2億を稼ぐ馬というのはそう簡単に現れるものではない。
    この価格が適正なのかは、なんとも判断が難しいところである。
     
    ちなみに過去、2億円を超える価格で募集されたクラブ馬は10頭いる。
    しかし、自身の価格以上に賞金を稼いだ馬はただ2頭だけだ

    記憶にも新しいところだが、海外GⅠ3勝を挙げたラヴズオンリーユー(募集価格2億4000万円、獲得賞金9億1000万円)と、今も現役で2021年の宝塚記念2着の実績があるユニコーンライオン(募集価格2億円、獲得賞金2億3000万円)

    2億円のクラブ馬の8割が損をする、という過去の実例。
    これを見て素直に飛び付けるかどうか、だ。
     
    当たり前のことだが、競走馬は走るか走らないかは、走ってみないと分からない。笑
     
    シルクレーシングの募集はこれから行われる
    どれだけの人気を集めるのかも気になるところだが、その価格に見合った結果を残してくれるのかが何より重要。来年(2024年夏)以降のデビューが非常に待ち遠しい。


関連コラム

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競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/07/20

暁という競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するの無料予想(無料情報)は、2024/07/20の小倉5Rで提供された買い目である。


暁という競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ 暁の無料予想(2024/07/20)

結果:7-6-9

勝ったジュンライデンはレイデオロ産駒でノーザンファーム産で関西の名門・友道厩舎が送り出している馬である。
セレクトセールでも1億円弱で取引されたこの馬は、素質馬が揃う友道厩舎の期待の2歳馬の一頭だ。厩舎には多くの素質馬が在籍しているため、早期に勝ち上がる必要がある宿命を背負っており、この馬も例外ではない。

それなのに全くの「抜け」とは首をかしげる。
競馬界の常識すら知らないのだろうか?


2着メイショウツヨキは冠号メイショウの馬で、新種牡馬アドマイヤマーズの父がダイワメジャーなら仕上がり早が予想できた馬。
あわせて、メイショウの馬新馬戦に勝つと、オーナーが個人的に祝儀を出すのが慣例であり、これは厩舎関係者なら誰でも知っていることだ。

その意気込みは鞍上の坂井瑠星を確保することで表れていたため、狙い目と見られていたが、結果は振るわなかった。

暁が提供したレース

新馬戦取捨選択の要素が少ないため、予想は難しくなるがある程度の要素を盛り込めば結果は自ずと出るものだ。
実際に、ジュンライデンとメイショウツヨキにはその要素があった。

新馬戦を情報として提供するのであれば、その辺りを考慮すべきである。



2024/07/21

うまスピンという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

不的中の原因は、3番モーニングスター抜けた事に尽きる。この馬はダート血統モーニンの産駒で、新馬戦をお試しで芝を使い0.5秒差5着なら、ある程度は目処が立ったといえる競馬だ。

一度叩いて適性がより高いと思われるダート使いなら手を出しても良いはず。 しかも、この頭数である

うまスピンが提供したレース

さらに、7頭立てのレースで減量52kgは3頭のみで、内2頭が馬券に絡んでいる。

小細工のいらないダート1000mなら、より軽い斤量が活きることは明白だ。
折角1、2着馬を推奨できていたのだから、もう少し考えればなんとかなっていたレースだろう。


多分、うまスピンの競馬予想担当者は、新聞の印を見て予想しているのだろうが、馬柱の見方すらわからないのだろうか?