最終更新日:2023年09月26日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:112,583

競馬の楽しみ方~番外編★ (混戦の牡馬クラシックとなるか) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 混戦の牡馬クラシックとなるか

    各馬の本当の能力が把握できない

    先週のスプリングSを終え、ここから3冠路線へと進む馬たちがひと通り出揃ったことになる。
    今年はどの馬が世代の頂点に立つのか、まずは春の大一番・日本ダービーに向けての戦いが始まる。
     
    そんな今年の牡馬クラシック路線だが、ひとことこれと言って抜けた存在の馬が見当たらない。 
    今年については「能力が拮抗している」という意味ではなく、「各馬の本当の能力が把握できない」という意味で混戦を極めていると感じる。
     
    その理由が今年行われた3歳中距離オープンレースの出走頭数
     
    京成杯・・・9頭立て
    きさらぎ賞・・・8頭立て
    共同通信杯・・・12頭立て
    すみれS・・・9頭立て
    弥生賞・・・10頭立て
    若葉S・・・8頭立て
     
    どのレースもフルゲートを大きく下回る頭数でのレースとなった。
    ※先週のスプリングSはフルゲート(16頭立て)だったが

    少頭数のレースになるとどうなるか? 長く競馬をやっている人は把握していると思うが、とかくレースが単調になるということだ。
    道中、超がつくスローペースになって直線での瞬発力だけの勝負になったり、警戒するあまり誰も仕掛けることができず前で楽をした馬が逃げ切ったり、というシーンはこれまでも多くあった。
     
    無論、レースに勝つことが一番重要なのだが、こと間違いなくフルゲートになるであろうクラシック戦線において、大して得るものがなく楽なレースを経て参戦してくる馬は「各馬の本当の能力」に対する非常にジャッジが難しいのである。


    揉まれる競馬を経験する」とよく耳にすると思うが、大事なのはまさにコレだ。

    来月行われる皐月賞はコーナーのキツい中山競馬場、さらに最終週で芝が傷み、荒れた馬場状態となる。
    そこにフルゲート18頭でポジション争いが激しいレースになると考えれば、それまでの経験値や、そこで培ったタフさが勝負を分けるカギにもなる。
     
    …つまり何が言いたいかと言うと、いざ走ってみたらアッサリ、というケースも多分にあるので(笑)、一概にすべてを疑ってはいけないのだが、前述の前哨戦で良い勝ちっぷりをした馬にも不安要素を抱えているということだ。
     
    とはいえ、今年の皐月賞はおそらく単勝人気から割れること必至で、3連単もひょっとしたら1番人気が万馬券スタートになってもおかしくないくらい。 
    穴党の人には打ってつけのレースになることは間違いないだろう。 
     
    まだレースまで時間は十分にあるので出走馬をくまなくチェックし、激走気配のある馬の目星をつけておきたいところである。 


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2023/09/24

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

このサイトはかなり特殊で、ウマッシュ無料予想(無料情報)「前日にしか」申し込みができない

公開されるのはレース当日なのだが、レース前日(土曜の買い目なら金曜の夜)にしか申し込みを受け付けておらず、前日申し込みをせずにレース当日の10:00に確認すると、すでに「完売」となっていて当日だと朝でも申し込みは受け付けていないのだ。

その為、1ヶ月経った今もなかなか慣れずにいて、未だに土曜の参加ができていない。
ちなみにここ1ヶ月の「日曜だけ」の予想精度で見ると、9/29/109/179/24と、全滅だ
(この4日だけでもマイナスー78,900円だ)

これまで土曜で当たった日があるのか分からないが、こんなレベルだからこの奇妙な前日申し込みシステムにして、極力無料予想の参加者を減らしたいのではないだろうか。

…とりあえず1回目の無料予想の「抜き打ち検証」は9/24の買い目だが、全体の表示が全くもって雑
これは内容はともかく、サイトに掲載するに値しないと断言できよう。

ウマッシュという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ウマッシュの無料予想(2023/09/24)

そもそも中山11Rオールカマーはメインレースなのだから
(17:50発走予定)
という表記はあり得ない。

メインレースであれば、「15:45発走予定と書くのが正解だ

馬連の下に番号が3つ表記されているが、合計点数が3点とあるのでBOXであることと推察されるが、わからない人が見るとわからないだろう

もしこれがお金を取っての提供なのであれば噴飯ものである。

買い目の出来、不出来を論ずる以前の問題
最低評価とする。

ウマッシュが提供したレース



2023/09/24

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

メザマシケイバ無料予想(無料情報)だが、メザマシケイバに集客している解体新書による検証だと、6戦6勝とのことだが、競馬検証.comが検証を開始すると不思議と6戦6敗となった(笑)

メザマシケイバという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ メザマシケイバの無料予想(2023/09/24)

さて今回検証する無料予想買い目は、メザマシケイバの重賞プレゼントの神戸新聞杯であるが、ダービー3着馬のハーツコンチェルト、現在3連勝中のナイトインロンドンを3連単フォーメーションの1着2頭に入れるのは悪くないアプローチであったが、結果的に勝ち馬サトノグランツは重賞勝ち馬。

勝ち馬の実績と比較すると、前出2頭の実績はといえばハーツコンチェルトはダービー3着だが、とは言え1勝馬。
つまりは詰めが甘い。さらには大外枠。割引材料は多かった。

そこを考えると勝ち馬候補に据えるのは、可能性に賭ける気持ちはわからないではないが、若干希望的観測という要素が強かったのではないか?

ナイトインロンドンは3連勝の内容が秀逸で、勢いを考えればこちらの抜擢も悪くはないとは思うが、その3連勝の相手は全て条件馬。
今回は相手が一気に強化しているなら、こちらもハーツコンチェルトと同様に希望的観測に頼ったものに見える。

勝ったサトノグランツはダービーこそ大きく負けているが、フルゲートの大外枠で隣の馬が落馬しリズムを崩し位置取りを悪くし良さを出せなかったのであれば、敗因がはっきりしており度外視できる一戦。
実際ダービーでは7番人気に推されていたなら、評価を上げてもよかっただろう。

実際に、その前の3連勝は着差こそ少ないものの、最後は必ず抜け出しているなら気持ちの強さを表していた。
それでいてイレ込む馬ではないなら、勝負根性とセンスを認めてよかったはず。

中締めとして、ここまでの組み立ては決して悪くはなかったと評価はする。
前出3頭は仕上がりも良かっただけに「引き」が悪かったともいえよう。

ただサヴォーナ抜けは残念。
春には勝ち馬のサトノグランツとゆきやなぎ賞で対戦し0.1秒差の競馬。その後勝ち馬のサトノグランツは重賞勝ち。サヴォーナも次走であっさり自己条件を突破しているなら、春の時点で同等といっても過言でない力を示していたのだ。

さらには、その後、自己条件とはいえ1勝を積み上げているなら評価できてもよかった。

3着候補にマイネルラウレアが入っているが、この馬も京都新聞杯でサトノグランツの0.1秒差5着の実績があれば馬券候補に入れる資格はある馬で、横の比較ではサヴォーナと同じくらいの評価ができておかしくない馬だ。

メザマシケイバが提供したレース

ここまで検証してみたが、以前の予想と比べると全体のアプローチは決して悪くはないというのが率直な感想

どこかが決定的に足りていないという事もないが、結果的に的中に至らなかったのであれば足りないところはやはりあったのだ。

その「足りない部分」を補う要素は、レースの立ち位置を俯瞰できる経験か?もう少し言えば、今回のメンバーは現世代のOP馬でどの辺りのレベルの馬が集まっているかを前提とできなかったことが今回の敗因と言えるであろう。