競馬の楽しみ方~女性騎手編 (2024年女性ジョッキーはどんなかんじ?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです
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2024年女性ジョッキーはどんなかんじ?
永島まなみ騎手と、今村聖奈騎手の調子
ある程度の予想はしていたが、今やなんだかすっかり落ち着いてしまった女性ジョッキーブーム。
とはいえ、昨年は栗東・永島まなみ騎手がデビュー2年目で年間50勝の大台を達成し、中でもとくに注目を集めた。
今年はその昨年同様の成績を残すことができるか…?と、永島まなみ騎手に期待された2024年シーズンだったが、スタートダッシュに失敗してしまった模様。
年明け3週未勝利が続き、先日やっとモアニで勝つことができた。
名前で売れるようにもなっている現状だが、まず片目を開けて軌道に乗りたいところ。
永島まなみ騎手の同期で、デビューイヤーに大活躍した今村聖奈騎手は、昨年で大きく急降下となり、51勝を挙げた一昨年の半分しか昨年は勝ち星を挙げることができなかった。
3年目となる今年は何としても挽回を期するところだが…こちらはまだ未勝利。
このままズルズル影が薄くなっていかなければいいが。
▲今村聖奈騎手と、永島まなみ騎手 「技術」が求められる競馬の世界
バリバリとリーディング争い…とまでは期待していないものの、コンスタントに勝ち負けに加わるようになってくれると、競馬界としても「女性ジョッキー」のネタは話題性があるのでスポットを当てたいわけなのだが、やはり勝負の世界はそう甘くはない。
プロのジョッキーとして、まずレースに慣れることが重要だが、そこをクリアすると、それ以降はとにかく「技術」の勝負となる。
レースの流れに乗ること、勝負のタイミングを見極めることは、馬を御す腕っぷし以上に重要なスキルだ。
もちろん1着になることが最高の結果ではあるが、競馬においては少しでも上位着順を目指すこともオーナーや厩舎サイドから求められていること。
ひとつ着順が上がれば賞金も上がるし、優先出走権などの兼ね合いもあり、本質的に勝ち負けするまでの能力が馬になかったとしても、しっかりとレースに参加して最善を尽くせるかは、人気の有無に関係なく全ての馬と騎手のミッションとなる。
男性ジョッキーに物怖じせず、強気で攻めるレースを見せてもらいたい。
2024年デビュー予定の大江原比呂騎手
2024年も3月には1名の女性ジョッキーがデビュー予定だ。
元調教師の大江原哲氏の孫にあたる大江原比呂という騎手で、父は現在、蛯名厩舎で調教助手をしている。
昨年デビューの河原田菜々、小林美駒騎手らと同期なのだが、留年をしてたので1年遅れてのデビューとなる。
▲ 大江原比呂騎手
ここまで女性ジョッキーが増えてくると、「とりあえず斤量の軽い騎手を乗せておけば」では寂しく、いかにジョッキーとしての「個性」を出せるかが、今後生き残っていくためには(正直なところ美貌も)重要だろう。
レイチェル・キング騎手
先週、短期免許で来日している女性ジョッキー、レイチェル・キング騎手がAJCCをチャックネイトで制し、日本のグレードレース初勝利を挙げた。
レイチェル・キング騎手は下積み時代が長かった苦労人だが、競馬ファンが期待しているのはこういう姿だろうな。実力をもって、トップジョッキーたちと大舞台でレースをする姿を今年は観られることを楽しみにしたい。
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11/10に提供された「ブリーダーズ(180pt)というコースで馬単のダブル的中。1鞍目の東京4Rでは99.8倍の配当で、1点1700円推奨で払戻額は16万 9660円。 2鞍目は京都12Rにて177.7倍の馬単的中で21万 3240円となった。
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