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【女性騎手】藤田菜七子騎手 (藤田菜七子騎手の電撃引退と、通信機器使用問題) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 藤田菜七子騎手の電撃引退と、通信機器使用問題

    藤田菜七子の引退発表と不祥事の発覚

    藤田菜七子騎手引退を発表した。

     

    藤田菜七子の「虚偽」が明らかになったのは昨年、複数の若手騎手が調整ルームで通信機器を使用し処分を受けた際の調査だ。
    当時、藤田は「持ち込みなし」とされていたが、その後の週刊誌報道で、複数回にわたり通信機器を調整ルームに持ち込み使用していたことが判明した。


    所属していた根本厩舎・根本調教師から「2023年にスマートフォンの使用を自白し、JRAから注意を受けていた」という逆告白もあったのだが、本人が当時申告した「動画やSNSの閲覧」だけでなく、ここにきて厩舎関係者らとの連絡を行っていたことが明らかになり、事態は急転した。

    公営競技における『公正安全』にかかわる事象であり、長期での騎乗停止処分がほぼ確定となった中での引退表明となった



  2. 藤田菜七子の功績と衰退とことの真相は闇の中?

    藤田菜七子は、2016年JRAで7人目の女性騎手としてデビューした。

    藤田菜七子騎手の電撃引退
    ▲ 藤田菜七子騎手の電撃引退


    女性騎手最多となる166勝を挙げ、2019年にはカペラステークス(コパノキッキング)で女性騎手として初のJRA重賞制覇を達成するなど、一時期は大きなブームを巻き起こした

    しかしここ数年は減量の恩恵も少なくなり、勝ち星はおろか騎乗機会も徐々に減っていく状況に。
    その後、女性ジョッキーが多く誕生したこともあり、さらに取り巻く環境は厳しくなっていた。


    競馬界では「これ以上続けても大きな成果は期待できない」というのは競馬サークル内での大半の声。そう考えればいいタイミングだったのかもしれないが、今回の引退が自身の不祥事から逃れるかのように見えてしまう点にはスッキリしない印象を与える。


    この突然の引退報道で、競馬ファンの間では「あの藤田菜七子が八百長してたのか!?」との声が飛び交っていたが、結局取り調べで確認されたLINEの中身は、本当に本人の言うように日常的なもので、八百長などの不正行為はされていなかったとのこと。…とはいえ、この幕引きにはなおさらモヤモヤするものがある。

    裁定が下る前に引退届を提出した行動の「真相」は一体なんだったのか。



  3. 競馬業界における通信機器使用問題の深刻さ

    去る者は追わず…。これ以上、彼女の過去や行動に対して踏み込む必要もないと思うが、ここ最近で常態化されつつある開催中の通信機器の使用は実に深刻な問題だ。


    藤田の引退とほぼ同時期に、
    関東の若手騎手である永野猛蔵小林勝太の二人も、調整ルーム内でのスマートフォン使用が発覚した

    特に、永野猛蔵騎手はデビュー以来コンスタントに勝ち星を重ね、4年目の今年はキャリアハイを大きく更新する勢いだっただけに、永野猛蔵騎手については「まさか」のひと言。

    永野猛蔵と小林勝太
    ▲ 永野猛蔵と小林勝太


    それにしても「相次ぐジョッキーの不祥事と、問われるモラル」の競馬コラムでも書いたように、ここ最近若手の不祥事が多すぎる。

    スマートフォンが日常生活に不可欠なものとなっているのは分かるが、ルール違反は厳然たるものであり、競馬界全体として管理・指導体制の見直しが急務であることは間違いないだろう。


    これから盛り上がるはずの秋競馬に、彼ら自身が水を差すような行動を取るのは、非常に残念である。



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2024/11/03

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逆転競馬の無料予想を長期にわたり検証した。
逆転競馬への集客サイトによれば「7戦5勝2敗」との好成績が示されていたが、競馬検証.comがその2倍の期間にあたる14戦を検証した結果14戦4勝10敗となった。


さて、今回検証する逆転競馬の無料予想(無料情報)は、2024/11/03の東京10Rで提供された買い目である。


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結果:1-7-3

この日は、比較的頭数の少ないレースが多かったが、障害競走以外の特別競走の中でも一番頭数の少ないレースを選んできた。
結果から言えば、1着になった2番人気1コントラポスト選んでいなかったことから不的中となったのだが、何故この馬を消したのか?


1 コントラポストは、昨年末のクリスマスCで2勝クラスを卒業し、その後は3勝クラスで4→2→3着と惜しい内容の競馬を続けるも2走前にハ行により放牧に出されたが、3ヶ月ぶりの復帰戦となった前走は8着も、直線で進路を失ってブレーキを掛け、最後まで脚を使えずに終わったものだ。
器用さに欠けるため距離を延ばしてきたものと思われるが、中山から東京コースに替わったことも含めて、好戦必至と考えられる状況が揃っていたのだ。


競馬新聞だけでもある程度の状況は読み取れるが、もう少し深く詮索すれば簡単にわかるような情報である。

10番人気の4ロジマンボや、9番人気の10ミカッテヨンデイイを買い目に入れることで、あわよくば紐荒れになることを願ったのだろうが、もし単にハンデを基準に選んだのであれば、それは誤りだ。

今回の上位5番人気までの馬との力量差を埋めるほどのハンデ差はなかったのである。

逆転競馬が提供したレース

穴人気から選ぶのであれば、東京コースで9戦して5回2着になっている6エイカイマッケンロ(7人気)の方が、4着ではあったがあわよくばだったのかも知れない。

とにかく1コントラポストを無視するとは、理解に苦しむ馬券の組み立てであった。