最終更新日:2024年04月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,557

【女性騎手】藤田菜七子について (藤田菜七子のピンチ) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

先日、今年初頭から藤田菜七子騎手のエージェントについて書いたが、今回はその続編となる。


得意新潟を前に天国から地獄へ。藤田菜七子のピンチ


…とでも今回のコラムにタイトルを付けようか。
先日、藤田菜七子騎手エージェントが、川島康孝(元ダービーニュース)から戸崎、内田博騎手を担当する中村剛士に変更となり、藤田騎手に回ってくる馬の質も飛躍的に向上したことを書いたばかりだったが(→コラム)、そんな運気がまわってきたと喜んでた矢先、

…なんと中村剛士氏と藤田菜七子騎手のエージェント契約が破棄されたと発表された。
画像をクリックするとポップアップで表示 
↑コンビニで「アサヒ芸能」の表紙に「藤田菜七子」を見た人も多かったのではないか。


…藤田菜七子騎手のエージェント契約が破棄された、その理由としては、6月17日に藤田騎手がG1騎乗が可能となる通算31勝(地方での交流競争2勝を含む)をあげた後、あまり表に出てこないことで知れてる中村剛士氏が、スポーツ紙のインタビューに対し、今後訪れるであろう藤田騎手のG1初騎乗への抱負を語ったようだが、その話題以外にも「藤田騎手へどのように接しているか」などと質問された際に「馬主さんや関係者に対する礼儀などを厳しく指導している」と語ったところ、
異常なまでの菜七子人気の成せる業か、中村剛士氏の「見た目」に嫉妬して、あらぬ想像に掻き立てられた菜七子ファンか、ネット上には藤田菜七子騎手と親密な立場(?)にいる中村剛士氏への批判が、大量に投稿されてしまった。


JRAの規定でエージェントは騎手3人と若手1人まで契約できる。
若手騎手ともなれば普通に親子ほど年の離れた関係となるので、自分と契約している騎手ならば当然そうした指導も普通に行うのだろうが、前述したような異常なまでの藤田菜七子人気のため、中村剛士氏関連のありもしない誹謗中傷がネット上で相当量飛び交い、中村氏の耳にも入ったのだ。

その影響からか、中村剛士氏はかなり頭を悩ませていたようで、これ以上炎上すれば藤田菜七子騎手や他の関係者にも迷惑がかかると、中村氏自らが判断し、契約を解除したというのがどうやら「真相」のようだ。

前に書いたコラムにも書いたが、中村剛士氏の前の川島康孝(元ダービーニュース)との契約解除も、「ウワサ」では川島康孝氏と藤田菜七子騎手の距離が「近すぎた」のが問題だったのではないか?…と、ウソかホントか、そんな「ウワサ」もあるし、他にも色々と「ウワサ」は聞くので、「コリャ面倒だ」と中村剛士氏が引いたように見える。
エージェントが中村剛士氏ではなく、こんなだったら、こうもなってなかったかもしれない。


今年の前半中村剛士氏のおかげもあり、有力馬の騎乗依頼も増えていたのだが、これでまた元の木阿弥で、現時点で藤田菜七子騎手にエージェントは存在しなくなった。

おそらく、しばらくは自分で営業をするか、師匠の根本調教師が乗り馬の差配をすることになるのだろう。


先日の藤田菜七子騎手の着てた、超普通のパーカーが、チャリティオークションで高騰して12万5000円も値がついたってのも異様だし、JRA唯一の女性騎手、しかも「かわいい」ということで、何かと話題になることは、もう藤田菜七子騎手の宿命としか言えないだろう。
まだやっと20歳になったばかりの騎手に有名税を捌き切れる術があるとは思えない。

しばらくはチヤホヤされるのをシャットアウトし、愚直に騎手道に専念する試練の時期なのかもしれないね。


関連コラム

無料予想のある、優良競馬予想サイト

競馬予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競馬予想サイトの抜き打ち検証」は、競馬予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/20)


【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。



2024/04/22

【4/21】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/21(日)
日曜の競馬からは1つのレースを検証する。

アシストという競馬予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ アシストの無料予想(2024/04/21)


【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。