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【女性騎手】藤田菜七子について (敏腕エージェント大丈夫か?) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

今回は、競艇だと「土屋南」や「山本宝姫」のような美人レーサーが大勢いるが、競馬だとデビュー3年目を迎えた紅一点、「藤田菜七子」騎手の、これまでを振り返っていきたいと思う。


藤田菜七子騎手デビュー年の2016年に、3年ぶりのJRA女性騎手誕生ということで、相当なフィーバーを巻き起こしたのは記憶にまだ新しく、このデビュー年に藤田菜七子騎手は6勝した

デビュー当初は厩舎所属騎手ということで、調教師である根本調教師が騎乗馬の差配窓口となっていたが、あまりのフィーバーぶりに根本調教師もさばき切れなくなり、2016年4月から、同厩舎の先輩である丸山元気騎手や5年目の原田和真騎手柴田大地騎手を担当している川島康孝(元ダービーニュース)エージェント契約(騎乗依頼仲介)を結ぶことになった。


2016年を通算6勝で終えた藤田菜七子騎手は、その後順調に勝ち星を伸ばし、14勝したのだが、2017年の年末に騎乗依頼がバッティングしそうになり、藤田菜七子騎手の所属厩舎である根本調教師が 激怒したことからエージェント交代という事態に発展。

「騎乗依頼のバッティング」に根本調教師の怒りを買ったというのがエージェント交代の最も信憑性の高い理由だが、一部では川島氏と藤田騎手の距離が「近すぎた」のが問題であったのではないか?という「ウワサ」もある。


川島氏は通常のエージェント業務以外にも、イベントなどに駆り出されることも多い藤田菜七子騎手に帯同したり、育成牧場に赴く際にも常についていっていた、という話があるくらいだ。
海外遠征の際にも付いていき、しかも手違い?で部屋が1室だったなんて噂まで出ている。ホントだろうか?
そこでこの状況を見かねた根本調教師が、エージェント交代に踏み切ったというのが「真相」であったという説も流れるほどに。



このような「ウワサ」のあった2017年だったが、藤田菜七子騎手はこの年を14勝で締めくくった。
そして、新しいエージェントの登場となるのだが、新エージェントはなんと戸崎内田博、来日時のR.ムーアを手がける中村剛士

現在関東リーディング1位の戸崎に、3位の内田博(2位田辺とは1勝差)を抱える、

敏腕エージェントの「中村剛士」だぞ。


そんな敏腕エージェントの元には、当然多数の有力馬が集まる。
その証拠に藤田菜七子騎手は、今年すでに9勝と、例年を上回るハイペースで勝ち星を積み重ね、通算勝利数でもJRA29勝、地方2勝で合計31勝となり、G1に騎乗できる権利を入手した。
…そのかわり30勝を超えてしまったので減量特典の3kg減が2kg減になってしまったが…
※地方での騎乗については、前回のコラム読んでw


女性だからとナメない方がいい。
これまでエージェントの関係で、騎乗機会や勝てる可能性のある騎乗馬に恵まれなかった藤田菜七子騎手だが、状況が変われば勝てることは今年の数字が証明している

そしてこれから夏競馬のシーズンと3場開催が続くので、騎乗機会も確実に増えるし、得意としいる新潟開催も待っている。

夏から秋への活躍が約束された藤田菜七子騎手、秋にはG1のファンファーレをターフ上で聞くことが、かなり現実味を帯びて来たぞw
コレは盛り上がる。くるぞ、藤田菜七子。


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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

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2024/04/20(土)
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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。