最終更新日:2024年04月27日に更新しました。現在までに確認した競馬予想サイトの口コミ数:115,559

【女性騎手】藤田菜七子について (藤田菜七子、減量騎手卒業) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

  1. 藤田菜七子、減量騎手卒業に賛否両論?

  2. 先週の3日感開催で1勝を挙げ、中央・地方交流合わせて通算勝利数が101勝となった藤田菜七子騎手は、この結果からついに見習い騎手卒業で、減量恩恵の「1kg」が消滅した。
    藤田菜七子騎手、見習い騎手卒業で♢マークに
     

    女性騎手減量特典2kgは継続され、今後は上画像のように見習騎手以外の減量記号「♢マーク」が付くことになる。
    この♢マークは2キロ減量を表している。


    昨年2019年の3月から今年の開幕週まで3kg減で騎乗した藤田菜七子騎手は、昨年キャリアハイの43勝を挙げ関東リーディングで10位となった。

    コパノキッキング とのコンビでJRA重賞を制覇し、年間30勝以上し制裁点が10点以下の騎手が対象となるファプレー賞も昨年は受賞した。
    今年の活躍がさらに期待される藤田菜七子騎手だが、来週から1kg増の斤量となることを危惧する声もあがっている。

    たかが1kg、されど1kg


    だろう。
    この「1kg」の影響がどう出るかは今後の成績を見ていかないとわからないところではあるが、2019年12月11日の「藤田菜七子騎手、JRA重賞初制覇だが…」でも書いたように、最強のお手馬であったコパノキッキング も次走の根岸SではO.マーフィー騎手への乗り替わりが発表されたように、2020年からの藤田菜七子騎手は他の騎手と同列の扱いを受けるようになっていきそうな雰囲気も出て来た。(それでも今年も藤田フィーバーは続きそうだがw)


    …まぁ、それでも藤田菜七子騎手の実績の面を見ても関東リーディング10位(全国リーディング26位)は胸を張れる実績であり、平場戦では引き続き女性減量特典の2kg減が適用されるため極端に成績が落ち込むことは考え辛い。

    だが、藤田菜七子騎手にとってコパノキッキングを失った影響は大きい。
    この影響は本人にしてみればかなり大きく、今後良い馬に乗りたければ更に「実力での勝負」となり、そういったところでアピールする場面が減ったのは紛れもない事実だ。



  3. 藤田菜七子、今後どうなる?

  4. 今後、2kg減の特典を活かして平場最強騎手」として君臨するのも一つの手であるが、やはり昨年はコパノキッキングに助けられた部分は今思い返せば大きく、それに代わるお手馬が出現するのがベストであろう。

    それに技術が向上しなければ年々キャリアハイを続けていくことは難しいことであるなら、一年毎に勝利数が増えている藤田菜七子騎手の騎乗技術が上がっているのも間違いないので、今後、中央、ローカルを問わず勝ち星を量産していくことで、自然とお手馬も増えていくことも予想される。

    事実コパノキッキングとのコンビでの重賞戦線での活躍は、定量戦で減量なしで互角以上の勝負ができているのであれば、既に斤量差なしでも戦えていることを示唆している。
    今年もこの勢いを維持できれば、新しいお手馬を獲得できるのも時間の問題かもしれない。

    2020年も楽しみだ、ジョッキー藤田菜七子!


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【東京11R】で提供された買い目の検証

結果:3-8-13

まず、どの競馬場の何レースかという表記が抜けていた
フローラSと書けば東京11Rであるとわかるという発想ではなく、他のレースはしっかり表記されているなら恐らくケアレスミスかと思ったが、前に検証した時の買い目でも抜けていたから、意図的なのだろうか?

情報提供をする側であるならこういう意味不明なことはやめた方がいい

さて、買い目の検証に話を移すが、結果としては勝ち馬アドマイヤベル、2着ラヴァンダを一列上げられなかった分の不的中となった。

開幕週の芝なら内枠から狙うのは定石だ。
実際1番バロネッサを2頭目に入れているならその意図は垣間見えるが、何故14番クリスマスパレードをそこまで強く推したのか?

僅差の4着であったので一見悪くない選択にも見えるが、府中コースの芝2000mは内枠有利が絶対的なセオリーだろ
ましてや開幕週である。

クリスマスパレードの先行力を買ったのは理解できるが、今回は大外枠。
当然、他馬よりも長い距離を走ることを強いられる。
結果、上位陣を捉えきれなかった。

対して勝ち馬は、行く馬を行かせて内寄りの好位をがっちりキープし直線弾けた。

全くコースロスが無かった競馬なら、勝たれて然り。
2着のラヴァンダも、使いつつ距離を伸ばしこの距離にも対応できそうな雰囲気であった。
しかも先行力のある馬で3番。
鞍上岩田望と相性がいいのも、馬柱を見れば明らか
ここまでの短距離戦で培ったスピードと先行力でインべたを狙えば、いい競馬になりそうな馬だったのだ。

この役目を1番バロネッサに担って欲しかったのかもしれないが、この馬は前走こそスタートが決まっているが、その前の2戦は連続して出遅れ。
この枠で出遅れれば、間違いなく詰まる。

実際出遅れはしなかったものの中途半端な競馬になり、なし崩しに脚を使い不発。
ゲートに不安が無ければ絶好枠の1番枠だが、そうでなければ双刃の剣。
結果的に今回、この好枠を活かしきれなかったのであれば、「機動力」という部分で「まだまだ」だったのであろう。
前走の走りを鵜呑みにしたのが裏目に出た。

総括としてはセオリーに倣った組み立てをもう少し意識していれば、なんとかなってよかった。
特に2着ラヴァンダを推奨していただけに悔やまれる。



2024/04/22

【4/20】アシストという競馬予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

2024/04/20(土)
土曜の競馬からは2つのレースを検証した。

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【京都3R】で提供された買い目の検証

結果:1-3-7

勝った1番グローブアマランサスは、デビューから2戦連続して芝1400mを使い2,3着。
今回と同じ京都の芝1400mも経験済み。

前走の負けで嫌ったのかもしれないが、その前走は現状ではベストとはいえない芝1600mであり、多頭数の外枠という条件も響いたなら度外視できる一戦。

一息入れてリフレッシュされ、今回は開幕週の1枠1番。
社台生産馬のため、短期放牧は最高の外厩施設で立て直された後に十分に乗り込まれ、臨戦態勢は整っていた。

間隔が空いていても、走る気性はデビュー戦で証明済み。
前走から条件は一気に好転していた。

3着ヤブサメも、デビューから掲示板を外していない馬。
この距離がいい方に出るという見立ても出来なくもない馬。
枠も内寄りの7番。

開幕週の芝コース、良馬場で内有利なのは明らか。
実際に本命指名のダノンアルムも3番枠。
この傾向に倣って組み立てていれば、なんということもない馬券ではなかったか?

逆に指名された9番ラントリサントは、前走で小倉の芝1800mを使われていた馬。
陣営の思惑は短距離馬ではないというのが、デビューから3戦の使い方からも判断できたはず。
今回一気の距離短縮なら、ペースに戸惑うとは考えなかったのか?

開幕週という芝のトラックバイアスをもう少し重視すればという内容であった。


【京都5R】で提供された買い目の検証

結果:3-4-9

軸馬指名オーシンハーフは一貫してダートの1800mを使われてきていた馬で、未勝利の勝ち上がりが3戦目、ここまでは良いとしても昇級してからはいいところが無かった馬。

「昇級して2着があるじゃないか?」
という考え方も出来るが、このレースは6頭立て
この2着で目処がったったというのは、いかにも早計であろう。

さらにはこの馬は、キックバック(前の馬の蹴り上げた砂が当たること)を嫌がる馬であることから逃げ先行が好走条件だが、今回は同型がかなり揃っていたため強引な競馬を強いられるのは見えていた。

ダメ押しとしては、この馬がこれまで馬券になった3回であったが、内2回は稍重・不良という脚抜きのいい馬場であった。
対して今回は良馬場。
馬場も合っていなかった
言わずもがなだが、この馬を軸にした時点でこの組み合わせは破綻していた。