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競馬予想ブログ (藤田菜七子にとって新潟開幕は、究極の背水の陣)

  1. 藤田菜七子にとって新潟開幕は、究極の背水の陣

    福島地震でスタンド崩壊、新潟競馬場に代替開催

    本来ならば開催を福島を予定されていたが、2月13日に福島県沖を震源として発生した大規模地震でスタンド内が崩壊してしまい、開催もさることながら馬券を売れる状態にないと判断され、新潟競馬場に代替開催されることになった。

    2月13日の地震影響で、春の福島開催は中止、新潟で代替となる
     


    斤量が軽い新人騎手

    新潟といえば藤田菜七子だ。
    かつては裏開催ながら開催リーディングも獲得した地であり、藤田菜七子にとっては得意の地だ。

    女子の新人騎手の活躍が最近よく耳に入るようになり、そろそろ先輩の意地を見せなければならないところなのだが、「新人騎手大攻勢に藤田菜七子危うし。」でも紹介したように今年は新人騎手のレベルが相当に高く藤田菜七子以上の勝ち星を挙げている騎手もいる。

    当然この開催には中央開催でG1が続くことで殆どの新人騎手が送り込まれるはずで、まさに藤田菜七子騎手としては、正念場となるだろう。

    さらに逆風となるのが新潟開催圧倒的に関西馬が強いというところでもある。

    今までならば関西馬と藤田菜七子のタッグは頻繁に実現していたのだが、今年はさらに斤量が軽い新人騎手がデビューから猛威を奮っており「わざわざ菜七子でなくても」という雰囲気さえ流れつつあるようだ。



    2021年新潟開幕。新潟開幕は究極の背水の陣

    正直、新潟は藤田菜七子のホームグラウンドという事実があっても、ここで藤田菜七子が新人騎手の遅れをとると、実際に新人騎手の方が斤量が軽いので、女性騎手特典の減量も意味をなさなくなるだろう。
    (詳しくは先日の「減量による斤量差」でも書いた)

    ならば藤田菜七子は本当に「開催リーディングを取る」くらいの意気込みが必要だ。

    ただ、藤田菜七子は昨年まで裏開催新潟のクイーンであったのは紛れもない事実で、幸い、今回代替開催となったことで新潟開催は7週間行われるので、新潟クイーン藤田菜七子にとって「アドバンテージは大きい」と言えるだろう。

    ただ、絶対に新人騎手に遅れを取ってはならない7週間だ

    今まで追われることのなかった藤田菜七子騎手にとって究極の「背水の陣」であろう。


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