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競馬予想ブログ (エフフォーリアが好発進、コントレイルは正念場――新種牡馬たちの明暗)

エフフォーリアが好発進、コントレイルは正念場――新種牡馬たちの明暗

デビュー直後から存在感を示すエフフォーリア

6月から2歳戦が開幕し、新種牡馬エフフォーリアが大活躍を見せている。


7月12日の開催を終え、ここまで19頭がJRAでデビューしているのだが、そのうち6頭が初戦を勝利し、勝ち上がり率は3割超えを記録
2歳リーディングサイアーでもトップに立ち、2位シスキンの5勝を上回る好成績を残している。


現役時代のエフフォーリアは、デビューから無敗で皐月賞を制覇し、その年の天皇賞・秋、有馬記念まで勝ち切った完成度の高さが最大の武器だった。

エフフォーリアとコントレイル
▲ エフフォーリアとコントレイル

もちろん、産駒の成長力や古馬になってからの活躍を語るにはまだ早い。
しかし、ここまでの内容を見る限り、父譲りの早い仕上がりを受け継いだ産駒が多いことは確かであり、種牡馬として理想的なスタートを切ったと言えるだろう。



高まる市場評価、その人気はさらに加速

初年度種付料300万円という比較的手頃な価格も追い風となり、エフフォーリアは初年度だけで198頭に種付けを行った。
その期待は市場にも反映され、先日開催されたセレクトセールではエフフォーリア産駒が相次いで高額落札。その注目度はデビュー前よりもさらに高まっている。

すでに種付料は400万円へと引き上げられているが、この勢いが続けば、来年度以降はさらに大きく上昇する可能性も十分ありそうだ。



一方で苦戦が続くコントレイル

その一方、少し陰りを見せているコントレイルである。

ディープインパクト以来となる無敗の三冠馬として昨年種牡馬デビューを果たし、現役時代の実績からも大きな期待が寄せられていた
しかし、ここまでの成績だけを見ると、その期待に十分応えたとは言い難い

ダービー直前には、ゴーイントゥスカイが青葉賞、コンジェスタスが京都新聞杯を制し、ようやく産駒初の重賞タイトルを獲得。
大きな一歩ではあったものの、種付料1200万円という高額設定や、セレクトセールでの高評価を考えれば、「期待ほどではない」という見方が出るのも無理はない。


正式な数字は公表されていないものの、今年の種付頭数は大きく減少したとも言われている。
種付料は一時1800万円まで上昇したが、ここまでの産駒成績を受け、市場の需要が落ち着いた可能性は高い。


もっとも、以前からコントレイル産駒は「奥手」と評価されることが多く、春以降になって活躍馬が増え始めたことは明るい材料でもある。
だからこそ、本当の評価が下されるのは秋以と言っていいだろう。期待が大きかった分、そのプレッシャーも決して小さくない。


その象徴とも言える存在サガルマータである。
2023年のセレクトセールで、福永祐一調教師の開業祝いとして5億7200万円という超高額で落札されたコントレイル産駒だ。

2月に未勝利戦を勝利し挑んだ青葉賞では6着。クラシック出走は叶わなかったものの、先日の自己条件で待望の2勝目を挙げた。
5億円という期待に応えるには、まだ長い道のりが待っている。
しかし陣営は菊花賞出走を視野に入れており、ここから巻き返しを図る一頭として注目される



種牡馬の評価は、まだ始まったばかり

低評価種牡馬が賑わせた今年のクラシック戦線。

競馬は人間の期待や市場評価だけでは決まらない。それこそがブラッドスポーツの面白さでもある。
一方で、種牡馬ビジネスは莫大な資金が動く世界でもある。だからこそ、市場から高い期待を受けたコントレイルには、その評価を覆すだけの結果が求められる。

エフフォーリアが理想的なスタートを切った今、コントレイルがここから巻き返しを見せられるのか。新種牡馬たちの勢力図は、まだ始まったばかりである。



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