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競馬の楽しみ方~セレクトセール (2017 セレクトセール開幕) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

いよいよ2017年のセレクトセール北海道苫小牧ノーザンホースパークで開幕した。

初日の最高値で取引されたのが母リッスンディープインパクト産駒2億7,000万円で落札者は「サトノ」でお馴染みの里見治氏

全姉にエリザベス女王杯馬、タッチングスピーチで現3歳に全兄ムーブザワールドがいる血統。
ムーヴザワールドはデビュー戦を勝った後評判にはなったものの、その後いまひとつの競馬が続いており、そもそも、この血統は晩成タイプなので、長い目で期待できる一頭となるだろう。


これに続いたのが母シルヴァースカヤディープインパクト産駒2億6,000万円で落札者は(株)キーファーズ

この馬は 今回の上場馬の目玉だ。

奇跡のタイミングと言っても過言ではないだろう。


…と、言うのは、
この馬の全兄シルバーステートという4歳馬が6月24日の垂水Sを驚異的な時計で逃げ切ったことから、このドラマは始まった。。。

シルバーステートは2歳時に7月中京のデビュー戦を2着後、折り返しの未勝利戦を勝ち上がり、一息入れて秋に復帰し、紫菊賞で快勝した。
この時点では普通の2歳馬で、この時の勝利も早い上がりを計測しているものの、普通の域を少し出た程度で、これからが真価を問われるという段階だった。

…ケドその後、屈腱炎を発症してしまったのだ…
そのため3歳時は丸一年休養することとなり、そして4歳の5月に復帰した。
この時点で、まだ降級できていなかったこともあり1000万条件からのスタートなったのだが、復帰戦は難なく勝ち上がり、この時も、屈腱炎明けで、勝ち時計、メンバーとも平凡ということもあり、当時の評価は「取り敢えずは脚は大丈夫なようだ」くらいだっただろう。

しかし、その後大きな転機がおとずれたのだ。

この後クラス再編成が行われたため、この馬の身分は勝って同条件の1000万条件だったのだが、陣営が選択したレースは格上の1600万条件だった。
屈腱炎で1年半休んだ馬が復帰戦を勝ったからといっても、常識的には考え辛い、酷なローテーションだ。
だが、シルバーステートは復帰二戦目の芝1800mをコースレコードタイで逃げ切ってしまったのだ。コレは誰の目にも衝撃だっただろう。

普通では考えられないことが起こったということと、これからどれだけ強くなるんだろうかという2つの感情と期待で驚かされたのだ。



その3週間後、セレクトセールに登場したのが、この「シルバーステート」の全弟だったのです。

この馬は「あの馬」の弟、そして「あの馬」の衝撃的な勝利から血統面も改めてクローズアップされ、この母シルヴァースカヤは名牝デインスカヤの半妹で、ニジンスキー産駒 デインスカヤからは父をサンデーサイレンスにもつ、菊花賞2着馬シックスセンスが出ていることが改めて明るみに出たのでした…

全兄の衝撃走に引きづられる形で明るみでたその良血を、ビッダーたちが見逃すハズはない。
なんと競りは「一億円」から始まったんだとか。

災い転じて福となす、なんてモンじゃない話。
兄シルバーステートのあの走りがなければ、この馬が「億超え」となることは誰もが想像しなかっただろうな。

(株)キーファーズは、2015年のセレクトセールから新規参入し、母がフランスの名牝サラフィナを 1億6,000万円で落札し、「この馬で武豊とともに凱旋門賞へ行きたい」と高らかに宣言してたんだが、「ジュニアル」と名付けられたこの馬は、先週の中京芝1400mでようやく未勝利を脱出したところ。一応、今後の活躍を楽しみにはしてる馬。
2016年には母シャンパンドーロ(母の父メダグリアドーロ)のディープインパクト産駒を2億3,500万で落札しており、競争馬名「カザン」という名でデュー予定。


まだまだ、これから続々と良血馬が上々しますので、DMM.com情報他、の続報をお待ちください。
(今回のコラムは、セレクトセールでテンション上がってる「Uスタッフ」と書きましたw)


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2024/04/28

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今回検証するトクスルの無料予想(無料情報)は、2024/04/28の京都11Rで提供された買い目である。

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▲ トクスルの無料予想(2024/04/28)

結果:5-6-14

トクスル無料予想(無料情報)だが、馬券になった馬は、全て阪神大賞典経由の馬であった。
1番人気のテーオーロイヤルを推奨するのは誰にでもできる

ここから紐解いていけば、なんとかなっていい馬券ではなかったか?

トクスルが提供したレース


実際2着ブローザホーンは、勝ち馬テーオーロイヤルに離されていたとはいえ3着。
3着ディープボンドは3年連続で阪神大賞典をステップレースにして本番で2着していた。

これは結果論になってしまうかもしれないが、阪神大賞典組上位とみていれば組み立ても変わってよかったと思える。

では、何故ここまで崩れてしまったかといえば、ドゥレッツァを本命にしたことで組み立ての方向性が崩れたと見受けられる。

確かに前年の菊花賞馬で前走も金鯱賞で59kgを背負い2着。
一見瑕疵はないように見えるが、菊花賞は前を行くドゥレッツァをかわいがり過ぎてルメールマジックが嵌ってのもの。
タスティエーラも前走の大阪杯で、あの弱メンに見せ場なく完敗ならダービー馬の称号も霞み始めていた。
そもそもこの世代のクラシック勝ち馬レベルが低いとは散々言われていた。
実際に馬券になった馬で4歳馬は一頭もいない。

前年の菊花賞組重視は天皇賞(春)攻略においてセオリーではあるが、その菊花賞組は昨年末の有馬記念や年明けの始動戦で悉く古馬勢に敗れていたのであれば、この点に気付けてもよかったのではないか?

この時期世代間比較が出来るというのは、なかなか難しいことであるのは承知しているが、もう少しこの要素を予想に盛り込んでいればという結果であった。



2024/04/27

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今回検証するうまスピンの無料予想(無料情報)は、2024/04/27の京都7Rで提供された買い目である。

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▲ うまスピンの無料予想(2024/04/27)

結果:2-4-5

勝ち馬サルサディーヴァは休みを挟んで、未勝利を勝ったダート中距離に戻して成績が上向いてきたのは、馬の体調が上がってきていたことの証だ。
現に前走でこのクラス2着。
引き続き牝馬限定戦で、頭数も一気に減っていた。

好走条件は、陣営のコメントにもあったように「砂を被らないこと」で、前走は逃げの手に出て結果が出ていた。
今回もこの頭数なら、そこまで揉まれる心配がないことは予見できたはず。
叩き2戦目で、さらにという臨戦であった。

2着タガノエリザベスは、長期の骨折休養明けを嫌ったのかもしれないが、調教本数は十分に足りていて時計もしっかり出ていた。
元々は、未勝利を3戦目で突破した馬。
この時は16頭立てであったが1番人気。
前走、前々走は見せ場がなかったが、それでも3、4番人気に推されていたのなら、つまりは元々素質が高かった馬なのだ。
ここを見落としていたのは残念。

うまスピンの推奨馬ディクレアブルームは、ダート短距離でいいところがなかったため、距離延長で新味を求めてここに入れてきたのだが、変わり身期待は全くの希望的観測。
これが吉と出れば「結果オーライ」であったかもしれないが、変わり身があるという根拠は乏しいどころか無かった。

うまスピンが提供したレース

他に推奨されていた馬も、根拠に乏しい馬ばかり。
これくらいの頭数ならじっくり精査すれば、なんてことはなかった馬券だ。
考察が足りないとしかいえない。