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競馬の楽しみ方~セレクトセール (2017 セレクトセール回顧) |競馬情報は、競馬のブログ形式の競馬コラムです

7月11日、12日北海道苫小牧市ノーザンホースパークで行われたセレクトセールが幕を閉じた。

前回の競馬コラムでは、劇中の競馬ドラマについて書いたが、今回はどのような購買者が2017のセレクトセールで話題を作ったのか話そうと思う。


まず初日の1歳馬のセリで超インパクトを与えたのが、新参の購買者であるDMM.com
今更、会社概要についての説明はいらないと思うけど、どうやら今後クラブ馬主として参入するようだ。

以下はスポーツ報知からの引用
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ネットメディア大手で幅広く事業展開する「DMM.com」が、新たにクラブ馬主として参入することが10日、明らかになった。今年4月にJRAの馬主登録が完了し、金融庁の認可も得たことで、早ければ今月29日からDMMドリームクラブ」としてスタートし、HPサイトで一口馬主の募集を開始する。

 10日に北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われたセレクトセールに参加した同社の野本巧取締役(48)は、ディープインパクト産駒の牝馬、ラヴズオンリーミーの2016を1億6000万円で落札。2016年ドバイ・ターフを制したリアルスティールを全兄に持つ良血馬。「リアルスティールの下で、下見もして決めていた。毛づやもピカピカだしね」と、1歳馬の“目玉”を用意できたことを喜んだ。

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初日にインパクトのある馬を競り落としたが、結果、2日間通して競り落としたのはこの馬を含めて3頭。

他の2頭はキタサンブラックの全弟の当歳牡馬を1億4500万円
そしてセレクトセール初登場となった、母ドナウブリー二のディープインパクト産駒の当歳牝馬(ジェンティルドンナの全妹)3億7000万円落札した。

競馬ファンなら誰もが知っている血統馬を落としたということは、シンプルに看板馬が欲しかったんだろ。
流石ネットに流通しているDMM3億7000万円は広告宣伝費。 わかりやすい。
今後どのような展開を見せるかわからないが、広告力のあるクラブということで、何かと話題になることだろー。



今回一番の盛り上がりを見せたのは、イルーシヴウェーヴの2017
落札価格はセレクトセール史上2番目の高額価格となる5億8000万円で、落札者はアドマイヤの近藤利一氏

報道によると、4億円を超えたあたりから場内に異様な分いいが漂い始めたということで、当の近藤氏も「途中から訳が分からなくなったけど最後まで行ってしまった」と、興奮冷めやらぬコメント残していたそう。
ちなみに弟分の大魔神佐々木は、(株) エスアール・コーポレーション名義で1頭落札してた。

高額馬の落札者の中で目立ったのはサトノでお馴染みの里見治氏、(株) ダノックス&野田みずき夫婦あたり。


今年の傾向としては、ぶっちぎりで高額なディープ産駒に迫ったのが時代を担うロードカナロア産駒が、かなりの頭数で落札されていたってトコだろーな。
安定株のハーツクライも健在、期待がかかるノヴェリストも検討した部類だろー。
オルフェーヴル産駒は思いの外、ふるいませんでしたね。

既に2歳馬の勝ち上がりのあるロードカナロア、我々の調査?によれば、今後は社台グループはディープとの両輪での活躍を現時点で考えているそう。

来年の今頃、「あの時のあの馬が」となるはずなので、さーて、どの馬がくるか今後が楽しみだw
(今回のコラムも、セレクトセールでテンション上がってる「Uスタッフ」と書きましたw)


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▲ うまスピンの無料予想(2024/04/27)

結果:2-4-5

勝ち馬サルサディーヴァは休みを挟んで、未勝利を勝ったダート中距離に戻して成績が上向いてきたのは、馬の体調が上がってきていたことの証だ。
現に前走でこのクラス2着。
引き続き牝馬限定戦で、頭数も一気に減っていた。

好走条件は、陣営のコメントにもあったように「砂を被らないこと」で、前走は逃げの手に出て結果が出ていた。
今回もこの頭数なら、そこまで揉まれる心配がないことは予見できたはず。
叩き2戦目で、さらにという臨戦であった。

2着タガノエリザベスは、長期の骨折休養明けを嫌ったのかもしれないが、調教本数は十分に足りていて時計もしっかり出ていた。
元々は、未勝利を3戦目で突破した馬。
この時は16頭立てであったが1番人気。
前走、前々走は見せ場がなかったが、それでも3、4番人気に推されていたのなら、つまりは元々素質が高かった馬なのだ。
ここを見落としていたのは残念。

うまスピンの推奨馬ディクレアブルームは、ダート短距離でいいところがなかったため、距離延長で新味を求めてここに入れてきたのだが、変わり身期待は全くの希望的観測。
これが吉と出れば「結果オーライ」であったかもしれないが、変わり身があるという根拠は乏しいどころか無かった。

うまスピンが提供したレース

他に推奨されていた馬も、根拠に乏しい馬ばかり。
これくらいの頭数ならじっくり精査すれば、なんてことはなかった馬券だ。
考察が足りないとしかいえない。



2024/04/28

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▲ トクスルの無料予想(2024/04/28)

結果:5-6-14

トクスル無料予想(無料情報)だが、馬券になった馬は、全て阪神大賞典経由の馬であった。
1番人気のテーオーロイヤルを推奨するのは誰にでもできる

ここから紐解いていけば、なんとかなっていい馬券ではなかったか?

トクスルが提供したレース


実際2着ブローザホーンは、勝ち馬テーオーロイヤルに離されていたとはいえ3着。
3着ディープボンドは3年連続で阪神大賞典をステップレースにして本番で2着していた。

これは結果論になってしまうかもしれないが、阪神大賞典組上位とみていれば組み立ても変わってよかったと思える。

では、何故ここまで崩れてしまったかといえば、ドゥレッツァを本命にしたことで組み立ての方向性が崩れたと見受けられる。

確かに前年の菊花賞馬で前走も金鯱賞で59kgを背負い2着。
一見瑕疵はないように見えるが、菊花賞は前を行くドゥレッツァをかわいがり過ぎてルメールマジックが嵌ってのもの。
タスティエーラも前走の大阪杯で、あの弱メンに見せ場なく完敗ならダービー馬の称号も霞み始めていた。
そもそもこの世代のクラシック勝ち馬レベルが低いとは散々言われていた。
実際に馬券になった馬で4歳馬は一頭もいない。

前年の菊花賞組重視は天皇賞(春)攻略においてセオリーではあるが、その菊花賞組は昨年末の有馬記念や年明けの始動戦で悉く古馬勢に敗れていたのであれば、この点に気付けてもよかったのではないか?

この時期世代間比較が出来るというのは、なかなか難しいことであるのは承知しているが、もう少しこの要素を予想に盛り込んでいればという結果であった。